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48.違和感を追いかけて
この場所のどこが自分と関係があるのかはわからない。
ただこの場所が自分にとって大切であり、いろいろなことを感じた場所だと言うことは分かる。
このまま考え続けても仕方がないから歩き始める。
…今までは色々考えながら歩いてきていたのに、何も考えずに歩くことができる。
まるで何かに引っ張られるように。
入り組んだ裏路地。
─迷うことなく進める。
本来衛兵がいるため抜けられない門。
─タイミングを見計らったかのように通り抜けられる。
本来は入ってすぐに魔物などに殺される森。
─抜け道を多用して切り抜ける。
着いた場所は高い崖の上だった。




