27.二章プロローグ
ずっとププローグだと思っていたプロローグだったもの
ここは元ユーラシア大陸だ。
標高が高かった場所のみしか残っていないため島国となっているのだが。
というか一個しか国がない。しかも大陸は存在しない。
陸地と言える陸地はこの国とそこに繋がっている国と、謎の機械のあったあたりの土地だ。
そして唯一残っている国、ユーラシア王国だ。
人口は3万人ほどだ。
外部には少数民族が細々といるが、ほとんどいないと言ってもいいほどいない。
この世界には魔物と呼ばれているものがいる。
銃火器や対空砲が効くかはわからない。
この魔物が出てくるまでは平和ボケもいい所な国だったのだ。
急に魔物が出て来てとった行動は、冒険者組合の設立や対魔物用施設の設立だ。
冒険者組合では魔物の動きを観測したりして、効率的に対処するための機関だ。
まあ軍隊みたいなものだ。
対魔物用の施設では鉄の棒としか言えなかった剣の改良などを行なったりしている。
またこれ以外にも色々な対策を取った。
魔物への対抗手段は剣だけではなかった。
魔物が生まれると同時に魔法の発現が可能になった。
その魔法が使える様になった人の育成も行う機関がある。
対魔学校、通称学園だ。
普通の学校とは違った特殊な制度がある。
実力さえあれば15歳以上なら卒業できる様な制度だ。
詳しく言うと、試験がいつでも受けられて、それに受かれば次の学年に行ける様な制度だ。
元から才能があれば才能にあったクラスに配置されるなど、実力さえあれば一年で卒業するのも夢じゃないのだ。
まあ15歳以上という制限があるので大体の人はすぐには卒業できないのだが。
理由はこの国では15歳からが成年だとされていて、未成年に戦わせるのはよくないと言われているからだ。
そして一年ごとに行われる入学試験が始まろうとしていた。




