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線の交わる場所で。  作者: 白空
第1章
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2.北川俊介 小2

彼の名前は北川俊介日本生まれ日本育ち、2034年現在8歳。

小学2年生。

今は理科の授業を受けているところ。

教科書をめくって適当に読んでいると、

”地球は約一年、約380日かけて一周します。これを公転と言います。

そして一日の間に地球が一回転する現象、これを自転と言います。

自転と公転があることにより時間という概念ができます。“

とは言っても絶賛サボり中。

暇を持て余した彼は自分の中に分かったことをまとめて暇を潰している。

(ちなみに、1ヶ月あたり20日、計19ヶ月。1日あたり30時間なんだ。

最近は授業内容が薄くて、あまり面白くない。

20歳になるまでに覚えなければならないことは全て覚えてしまったため、このようなコラムをもっと深掘りしていくことで、暇を潰しているんだ。

ということで今日は今まで解明されてこなかった、どうして太陽の周りを地球が回っているのかを解明しようと思う。

まず…。)



放課後、家に帰った。

彼の両親はどこにいるかわからない。

よくある話だ。

なのでこの家は元祖父母の家だ。

ただその祖父母はもうこの世にはいない。

今日も帰ってきて仏間に「ただいま」と言ってから、宿題を終わらせる。


6年後そんな僕に転機が訪れた。

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