表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

夏のホラー2022

ラジオ裏の事件

作者: アーヤ

 次のニュースが聞こえた。


 「先週の月曜日未明、AIの開発に多大なる貢献をした加藤博教授が、何者かに殺害されました。容疑者は今も逃走中です――」


 少し前、奇妙な殺人事件が起こった。

 被害者は、工学系大学の教授。現場は大学の教授室。AIの開発に力を入れていて、ニュースでも特集されていた。


 その中でも、大々的に報じられていたのは「モールス信号で行動をプログラミングできるロボット」というものだ。

 スピーカーなどで音をそのロボットに聞かせると、AIにプログラミングした通りに動く。例えば、走ったり、足踏みしたり。


 そして、何とその教授はそのロボットに殺されてしまったらしい。


 モールス信号を録音したスマホを教授室に持って行って、その生徒はロボットの近くで流したらしい。すると、教授は「イタズラはやめろよ」と笑ったが、すぐにロボットは近くに置いてあった甲冑のモデルが持っていた槍で教授の心臓を一突きしたようだ。


 教授は悲鳴を上げる隙もなかったため、生徒の犯行には気づかれず。犯人が逃げ去った後で発見された。その時にはもぬけの殻で、しかも部屋の中には血まみれの槍を持ったロボットがいる、というセンセーショナルな事件となったってわけだ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

この作者、戻って来たよ。

さて、だ~れだ?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] AIにモールス信号にタイトルの「ラジオ裏」がどう絡むのかと期待したので少しモヤモヤが…。 接点の無さそうなハイテクとローテクの融合で、何を閃いたのかと期待しました。 私はリリィ様の“通好…
[一言] AIの搭載されたロボットがプログラミング通りに動き、殺人を犯す。 今の時代、起こっていてもおかしくない事件ですね。 みこと。さまの割烹で紹介されていた方だ! はじめまして〜(*´꒳`*)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ