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地球とは違う世界の物語  作者: 週刊M氏
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プロローグ

筆者は小説初挑戦のため意味のわからない言葉、変な文章、パクったと思われるような表現があると思いますが暖かい目でご覧ください。



               








 この世界には余裕がない。いつもどこかで戦争による破壊がある。いつもどこかで騙され搾取されるものがいる。人々は皆諦めた。明日のことを考えなくなる農民。いかに貴族に取り入り利益をあげるか、いかにライバルを蹴落とすかを考えるだけの商人。影響力をいかに広げ、敵対した家を屈服させ、幸福感に浸るかを考える多数の貴族。指導者たちも、自国のことだけ考え他国がどうなっても、自分に都合の良い国を創造するかを考える。この世界の住民は皆自身のことで手一杯。そして自分が劣っていることを認めない、自分より結果を出す者が入れば、妬み、邪魔する。時折現れる名君も才人も、自国を良くしようとし、それを妬む他国に、変化を恐れる愚図な臣下に、理解しようともしない臣民に革命の牙を折られた。世界を一歩進ませる脚を潰された。もう一度言おう、世界は余裕がない。発展は武器、戦術くらいなもの。時折、夢をみて衝動のままに動く者がいる。しかし、いつか現実を見せられる。夢は夢と割り切ってしまう。つまり世界は停滞している。だがそれは過去のことである。人はよくも悪くも諦めが悪い。何度愚行を繰り返しその悲劇を知っても、やはり愚行を繰り返す。戦争による死があっても、上層部の意味のないプライドが戦争を引き起こす。飢餓による苦しみを知っても、今は気にしなくて良いという楽観的な考えで今を謳歌する。だがそれこそが、その愚行を繰り返すことこそが発展を促す。百の愚行のおかげで一の発展がある。誰かが言った。「人間とは間違うものである。人間とは飽くなき欲望のために行動する獣である。」と。そしてこうとも言った、「欲望こそが人を進化させた」と「食事に、栄養だけでは満足できず、味も追い求めた。生活に、ただ生きることだげでは満足せず、娯楽が生まれた。」と。この欲望のままに、動き続ける人間がこの停滞している世界に満足できるだろうか、いや、できない。変化を恐れる者たちは変化が自分に与える悪影響を恐れているだけだ。世界は激動の時代を待っている。次なる世界を人々は渇望する。新世界の旗手を望んでいる。






――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 



 (万の人間がぶつかっている。いつもどこかで叫び声が聞こえる。その戦場の中において、剣の一振で味方に戦意を取り戻させた一人の人間がいる。剣の一振で敵に絶望を振り撒く一人の人間がいる。戦場のなかの一人の人間が戦場の中心で敵を斬り、阿鼻叫喚の地獄をつくっている。男の周りにはいつも血飛沫が舞う。)



 「~よー」


(男はただただ強かった。)


(子どもは思った。自分にも)


 「ライカル、起きなさい。」


そういって平手と一緒に父であるサルメスがライカルを夢から起こす。


「三週間後から入試でしょ、ただでさえ貴族様の子供たちが多く通う軍学校に商家の子供のお前が行くだけでも色々言われるのにはじめから遅れるなんてなにされるか考えただけで恐ろしいわ。」


母であるシャルが顔を青くしてライカルに注意を促す。


「そこまで心配しなくてもいいよ。もう十歳になったし、軍学校まで一週間程度だし、遅れたりなんかしないよ。」 


ライカルはヒリヒリする頬を擦りながら母を安心させる。


「そうは言っても、護衛はいるけど森や山で山賊だったりに襲われたりしたりで馬車が遅れるかも知れないじゃない。」


「母さん縁起でもないこと言うんじゃない。」


「だってー」


「だってもなにもない。ここ半年ずっと話し合って決めたことじゃないか。」


だが理性は理解していても親心は別だ


「ライカルやっぱり、軍学校は辞めない?軍学校には、正式に入学してないし、お得意様のハゼル子爵に頼めば入学試験受験届の取り消しくらい」


「いやいや、せっかく十歳になって軍学校に行けるようになったのにここまで来て諦めるなんて嫌だよ。」


「そうだぞ、それにお得意様のハゼル子爵は言いづらいが貴族の中ではそこまで力があるわけじゃない。せめて推薦状をかいてもらうことが限界だよ。もしそんなことしたらうちは子爵からの信用はなくすし、貴族の不興をかって商売が上手く行かなくなってしまうぞ。一応うちは公国との戦で補給の手伝いをしたりしてるんだ。悪いようにはならないさ。」


ライカルは公国という言葉に反応していた。


(公国かぁ。公国にはあの剣聖ローエスがいる。僕も軍学校で学んでああなりたいな。)


ライカルが親に薦められた訳でもないのに子供ながら軍学校を目指すのには理由がある。それが公国が誇る最強の将軍、剣聖ローエスである。ライカルが六歳の時、ライカルの生まれた国であるラルトラス=サルーテン=レストラス=タルヌール帝国連合(通称四帝連合)とサスロベート公国との間で起こったラールサール平原での決戦である

すいません、筆者も何を書きたいのか、わかりませんでした。

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