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田舎な雨雲(仮)  作者: 玉蒼南天
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出発

初投稿なので分からないことだらけです……まったりと進めればいいかなぁと思います


ペコリ((・ω・)_ _))

自分の名前は「バッツ・ベラルナ」ごく普通の商家の次男坊だ


まぁ、この世界では魔物やギルドで生計をするのが一般的な生き方なんだが、商家の次男坊にはこの家を継ぐよりは外の世界を肌で感じ、見聞を広める事の方が興味がある


「それでは行ってまいります」


「成人してすぐ出て行かなくてもいいのに……」


「母上、立派な兄上が居るからこそ迷いなく外の世界を見られるし、それに様々な経験を積んでみたいのですよ」


一言二言ぎこちない会話を交わして、逃げるように外に出てしまった


「ふー…両親は悪い人ではないんだけどやっぱり苦手だなぁ…」


ーさて、どこに行こうか…冒険者ギルドの登録しに街まで行こうかな……


そそくさと旅支度を済ませ、村での挨拶を簡素に自分は街までの街道に歩を進めた





街までの道中、ふと目線を遠くやると荷馬車が街道の真ん中で止まっている



ーん?何かあったのかな?



そう思った瞬間、街道脇の森の中からバキバキと薮を掻き分ける音が耳に飛び込み視線を向ける


「お助け下さい!魔物に父が襲われて怪我を!」


少女が薮から出てきたと思ったら自分を見つけたらしくそう叫ぶ


ー!!


その場で剣を抜き、ざわついてる街道脇へと駆け寄るとゴブリンが男性目掛けて棍棒を叩きつけていた


「おい!俺が相手だ!」


「ギギッ!?」


ゴブリンはピクリと反応し、振り上げていた棍棒を止めて振り返り自分の方へ身体を向ける


ーあ〜……さてどうするかな……棍棒…か……


にじり寄ってくるゴブリンに対して、木と木の間まで下がりそこで迎撃の構えをとった


「ギギギッッッ!!」と叫びながらゴブリンは棍棒を振りかぶった瞬間、懐に飛び込み喉元に剣先を突き刺した


ドサリとゴブリンは倒れ、起き上がらない事を確認し男性の元へ駆け寄った


「大丈夫ですか?ポーションです」


持っていたポーションを男性に振りかけて、怪我の状態を確認し安全な街道まで移動させた




……


…………



「ありがとうございました、馬に青草を食べさせようと森に入ったら不意に後ろから殴られてこの体たらくでして……」


「いや、何事も無くて良かったです」


「出来ればお礼をしたいのですが、急ぎ街まで行かなければならないので御一緒にどうでしょうか?」


「自分も街まで行きたかったので助かります」


「おぉ、それでは共に参りましょう、私は行商のナサームと言いましてこれは娘のファリと申します」


「父を助けて頂き、本当にありがとうございました!」


「自分はバッツと申します、街まで乗せていただけるという事であれば自分も助かります」



色んな事が起こるもんだと思いながら、街まで荷馬車に揺られて街に向かう事になった……



「バッツさんはお強いんですね!」


ファリという少女は興奮冷めやらぬ様子でゴブリンとの戦闘を身振り手振りで再現しているのかワサワサしている


「いえ、状況が良かったからああいう結果になっただけですかね」


「状況?」


「棍棒という武器は「薙ぎ払う」か「振りかぶる」か「投げつける」かの三択かなぁと思ったので、木の間に布陣すれば薙ぎ払う事も出来ませんし投げ付けてくれば木の陰で避ければ容易かなぁと……」



「瞬時に対応したんですか!?凄いです!」



「運が良かったですねぇ」



「流石冒険者ですね、対応力が違いますぅ」



「狩猟はしてましたが初めての戦闘にしては上手く行きました」



「え?初戦闘?」



「え?えぇ…村から出てきたばかりなので……」



「凄すぎますぅ!!!!」



ーうーん……冒険者になろうと思えば普通じゃないかな?




しばらく荷馬車の中でファリと村の雑談をしながら街までのんびり向かうのであった



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