交わる世界の特異点 〜モンスターやスキルが出現しましたが、元々の存在自体がチートでした〜

ある日、地球と異界が混じり、地球はモンスターが蔓延る新たな世界に成り代わってしまった。しかし地球にも元から怪物と謳われる最強の存在が存在していた。

彼の名前は東雲 雲竜。身長が2m20㎝あり、引き締まった体に搭載される限界まで圧縮された筋肉。ゴリラ並みの運動能力。脳筋かと思いきやハイスペックな知能。なかなか優良物件なフェイス。今日も周りに誤解され、老若男女全員から逃げられるピッチピチの18歳♪♪

しかし周りの人達は知らない。彼は避けられるたびに心に致命的なダメージを受けていることを。
彼は実は優しいということを。今日も落ち込みながら人を助けるため、自分の欲求を満たすため狩に出かける。

これは元々の運動能力がチート級なバケモノや怪物と揶揄される高校生が、本物のバケモノ達と拳で語り合うパワフルステゴロファンタジーである。ーーーーーー

「おい、ラリアット1発で首が飛んだんだけど。脆くない？パンチ1発で顔面吹き飛んだんだけど。もっと頑丈なやついないの？」