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幻騒のカルネヴァーレ  作者: 武石まいたけ
chapter.8 If time changes, mind will also change
121/123

16

救いはないといったな? あ れ は 嘘 だ

「……やれやれ、また暫くトマトスープが飲めなくなるな」


13番街のとある路地。連絡を受けて向かったスコットは目の前に広がる惨状を見て頭を抱えた。


「……これを、あの女性がやったんですね」

「いや、()()()()になってる奴らは多分このデカブツの仕業だな。いくら掃除屋でも、人間相手にここまでえぐい殺し方はしない」


路地に散らばる肉片、中身の混じった血飛沫、そして潰された肉塊。色々とショッキングな光景に慣れているスコット達でも目頭を押さえる程の光景だ。


「先輩……このデカブツも、元は人間だったんですかね」

「だろうな……考えたくもねえが」


スコットに同行したロイドは血だるまになった大男を見て目を細める。両眼を抉られ、耳と鼻を潰され、全身に抉り取られたかのような裂傷が見られる。既に大男は息絶えているが、何をどうすればこの化物がこんな無残な姿になってしまうのか……ロイドには想像もできなかった。


「さっきの……ええと、掃除屋(クリーナー)の人は人間なんですか」

「本人はそう言ってるよ」

「はぁ……」

「まぁ、ここで何があったのかはこいつに聞くとするか」


スコットは道の隅っこで震え上がるチンピラに目をやる。この惨状の中、ただ一人奇跡的に生き残ったようだが顔面蒼白でとてもまともな会話が出来そうにない。彼は目の前で仲間が化物に変化し、そしてその仲間の手で仲間達が殺される光景をまざまざと見せつけられていたのだ……彼の負った心的外傷の深さは計り知れない。


「勘弁してください、勘弁してください、勘弁してください、勘弁してください、勘弁してください、勘弁してください、もうしません、もうしません、もうしませんから……」

「……ろくな話が聞けそうにないですけど」

「少々荒っぽい処置になるが、無理矢理にでも聞き出さないとな。こいつには気の毒だが……」


スコットは暗い表情で言う。普段は見せない彼の一面を見て、ロイドは息を呑んだ。


魔導協会。リンボ・シティの治安や世界の安定を維持すべく活動する一大組織。彼等はこの街や、世界を維持する為ならば何でもする。そう、異界の脅威から『人間』を守護し、人間達の世界を守るには()()()()()()()()()()()()のだ。数世紀も昔から、彼等はその為に存在しているのだから……。



「……まさかあそこまでタフだとは思わなかったわ」


小夜子は小走りでビッグバードに向かっていた。彼女の服装は返り血で台無しになっており、鼻を突く血の匂いに顔をしかめながら絢香の元へ急ぐ。


「武器があればすぐに終わったけど……ああ、もうついてないわね。今日は」


ビッグバードまであと数メートルという所で、店から飛び出す謎の男性の姿があった。彼は脇目も振らずに走り抜け、小夜子とすれ違ったが絢香の事で頭が一杯だった彼女は走り去る大男に目もくれなかった。


その男が、自分の憧れる大先輩(スカル・マスク)であったと彼女が知るのは……まだまだ先の話である。


「絢香、大丈夫……」


店に足を踏み入れた彼女が目にしたのは、血塗れで息絶える男性に泣きつく女性と、静かに涙を流す妹の姿だった。小夜子は困惑しながら絢香に近寄り、静かに声をかける。


「うっ……ううっ、うっ……!!」

「……絢香、大丈夫?」

「……あ」

「……絢香?」

「小夜子……どうしよう……私……」

「何があったの?」

「私……ッ!!」


姉の姿を見て緊張の糸が切れたのか、絢香は小夜子に抱き着いて泣き出す。血と肉の焼け焦げた匂いが充満する店内に、身を裂くような悲しい泣き声が暫く響き渡った……。


それは、12月の初め頃。冷え込む冬の遅がけ。とある小さな喫茶店で起きた出来事であった。





「……以上が、今回の事件の報告になります」

「……ありがとう、サチコ」


翌日、賢者室でサチコは大賢者に昨日の事件について報告していた。事件の犯人であるマーク・カルナータカは死亡。彼の協力者である違法薬物の売人達も一人を除いて全滅した。生き残りから()()()()()情報により、白い花の買い手や秘匿場所等も割り出す事が出来た。


尚、二桁番街(ダブル・ナンバー)で暮らす普通の青年だった彼等に白い花を流したのはマークではなく、白い花の買い手だった裏組織の幹部だ。その男が何を考えて青年達に白い花を手渡したのかは定かではないが、碌な考えを持っていなかったのは容易に想像できる。


「マークという男にまだ良心があったのか、それはわかりません。ただ、彼の知る限りではマークはチンピラにだけは白い花を決して渡さなかったようです」

「……サチコ、貴女は15年前にあった『ブラックフラワー(黒い花)の祝福』という事件を知っているかしら?」

「……情報だけは」

「少し前の話だし、記憶処置も徹底したから覚えている人の方が少ないでしょうね……」


大賢者はマークという男の正体に薄々感づいていた。15年前に二桁番街で流行したブラックフラワーの出荷元として掃除屋に処分された筈のヴェーダ・リヴハウマーという男は処理場から脱走し、近年になって漸く処理された。しかし、多くの犠牲や負傷者を出して尚も確保できなかった男が、警察の手で呆気なく捕らえられたという点が気になっていた。


「あったのよ……今回とよく似た、悲しい事件がね」


逃亡生活に疲れ、何もかも諦めたという尤もらしい理由も考えられた。しかし、処理された男は偽物で、本物のヴェーダはまだ何処かで生きているのではないか? 大賢者を始めとする一部の職員はそう踏んでいた。だから表面上は解決したという事で終わらせ、ほとぼりが冷めた頃に彼が再び活動するのを密かに待っていたのだ。


結果としてヴェーダは再び姿を現した。だがそれは協会には考えもつかないような理由であった。


「本当に、嫌な考えほど狙い通りになるものね……」

「……大賢者様?」

「何でもないわ、サチコ。今日はもう休みなさい」

「はい、それでは……お先に失礼します。大賢者様」


大賢者はサチコが部屋を出た後、暗い表情で窓の外を見た。15年前、ブラックフラワーで生計を立てていたリヴハウマー夫妻の処理を命じたのは彼女を含めた数人の賢者達だ。彼女達は彼等が金目当てに危険薬物の材料をばら撒いているただの碌でなしだと考えていた。だが、実際はどうだろうか。


リヴハウマー夫妻に悪意はなかった。少なくとも、彼等は黒い花が街に齎した被害について何も知らずに黒い花を売っていたのだ。


彼等にとってその花は、間違いなく幸せを呼ぶ花だったのだから。


この街に来てしまったこと、その花が街に潜む畜生共にとって有用過ぎた事、何よりも魔導協会と掃除屋という組織に危険因子として見なされてしまった事が彼等の不幸だった……。


リンボ・シティ(辺獄都市)……ね。彼にとってこの街は、本物の地獄に見えたでしょう……」


大賢者は空を見上げながら呟いた。魔導協会の行いが全て正しいと断言出来るほど、彼女は強い女性ではない。だからこそ、彼女はこの街に住んでいるのだ。協会を率いる大賢者という『悪魔』に相応しい場所が、この街以外に有るだろうか?


()()()と同じように、彼女もまたこの(リンボ)に縛られ続ける。いつか身体が朽ち果て、本当の地獄に堕ちるその時まで……。





数日後、リンボ・シティ13番街。喫茶店『ビッグバード』にて


「……二桁番街で流行していた危険薬物『ソーマ』の原料である白い花の一斉摘発が先日行われました。魔導協会によると、既に」

「ソーマ……確か、どっかの神話に出てくる不老不死の薬の名前だっけ?」

「いや、知らねぇ。興味もねぇ」

「馬鹿の癖して妙な知識だけは豊富だなジャックは」


ソフトドリンクをちびちびと飲みながら、ジャック達は店に備え付けられた大型テレビでニュースを見ていた。


「誰が馬鹿だテメー、コノヤロー!」

「おまたせしました、らいぎょーふのふらいです」


ビッグバードのエプロンを着た絢香がジャック達が座る席に料理を持ってくる。


「ありがとー、絢香ちゃん! 今日も可愛いよ!!」

「ありがとー、バカリーダー。少し嬉しい」

「バカリーダーはやめてくんない?」

「駄目ですよー、絢香ちゃん。お客様にバカなんて言っちゃ!」


あの事件から少し経ってからビッグバードは営業を再開した。深い悲しみに暮れていたシャーリーだったが、この店を愛する人々の温かい声や とある眼鏡 の援助もあって何とか立ち直れたようだ。


「すみませーん、注文いいですかー?」

「はいはーい」

「私が聞く。ご注文は?」

「あ、じゃあこれとこれ……ケチャップ多めにつけといてね」


そして彼女が営業を再開してから、絢香はこの店にアルバイトとして通うようになった。せめてもの罪滅ぼしのつもりか、人付き合いが苦手な彼女は接客に四苦八苦しながらも何とか頑張っている。あの騒ぎの元凶でもあるせいか、最初は非難轟々であったがシャーリーが彼女を庇った事で馴染みの客達も落ち着いた。


「……しかし、本当に優しいなシャーリーさんは」

「そうね、私ならあの子を許さないと思う……でも」

「きっと、店長も……あの子を許しただろうな」


マークがこの店で暴れてから数日が経過したが、カズヒコは未だに帰って来ない。愛する妻や常連達を置いて彼が何処に居るのか……それはシャーリーにもわからない。


「あの、シャーリー……さん」

「なぁに?」

「その……おじさんのことは」

「もう、いいのよそのことは。ほら、お客様の前では笑顔……それが一番大切なことよ?」


絢香が申し訳なさそうに言った言葉を、シャーリーは笑顔で流す。


「それにね、あの人……寂しがり屋だから」

「……」

「ふふふ、すぐにでも帰ってきますよ」


シャーリーは絢香の頬に触れながら優しい声で言う。絢香は思わず涙ぐむが、両頬を思い切り叩いて堪えた。


「……その時に、ちゃんと謝る」

「ふふふふ、それじゃあ少しお客様の相手をお願いね。私は厨房で料理を作ってくるから……」


彼女達の会話に聞き耳を立てていた常連達は思わず目を抑えて啜り泣く。


「……ごめん、ちょっと目にゴミが」

「俺もだわ、ちょっと目にモルツビネガーが入って……」

「やめてくれよ、本当に。俺、この店でかっこ悪い姿見せたくねえんだよ……」


殺伐とした13番街、悪魔が住むと揶揄されるこの13番街で交わされた温かい会話。彼等はこれからもこの店に通い、彼女達を見守っていくことを硬く心に誓った……。



「上手くやってくれてるみたいだね、あの新人ちゃん。心配して損したよ」

「……」

「で、どうするんだい? カズヒコ君」


ビッグバードの外から店内の様子を伺う二人の男性。ウォルターは隣に立つ『顔に包帯を巻いた大男』を嫌味ったらしく問いだした。


「……どうもしねぇよ」

「帰らないつもりかい?」

「どんな顔して、帰ればいいんだよ……」

「笑えばいいと思うよ。にっこりと笑いながら、ただいまと一声かければいいのさ」


心底腹の立つような爽やかな笑顔を浮かべてほざく畜生眼鏡の顔を見て、カズヒコは歯ぎしりを立てる。だが、今の彼の発言に悪意は微塵もない。


「こんなバケモンみたいな顔になった俺を……迎えてくれる奴がいるかよ」

「ああ、その顔を見ても笑顔で迎え入れてくれるような人はそうそういないだろうね。僕でも顔が引き攣るよ」


カズヒコはウォルターの襟袖を掴み、剥き出しになった青い目を血走らせる。泣く子どころか大の大人が見ても絶叫する歩くスプラッターホラー状態な彼に睨まれても、ウォルターは鼻で笑った。


「あのね、カズヒコ。彼女が君を顔で選んだと思うか?」

「……!?」

「君がその顔についてどう考えているのかはよーくわかる。当然、自分の過去についてどれだけ悩んでいるのかも、どれだけ苦しんでいたのかもね」

「知ったような口を……!!」

「そして、君が彼女をどれだけ愛しているのかも知っている。結婚前夜に酔っ払った君の惚気話を延々と聞かされたのは僕だからね」


彼の言葉を聞いて、カズヒコは動きを止める。


「……もし今日になっても彼女に会えないなら、もう全て忘れろ。彼女との思い出も、彼女が君に与えた愛情も全て。それが君のためだ」

「……俺は」

「言っておくぞ? ()()。僕はもう何百回と友人の死と別れを見てきた。そして、()()()()()そうなるだろう……だからよく聞いておけ」


襟袖を掴む腕を振り払い、ウォルターはカズヒコの目を見ながら言った。


「目の前の幸せに背を向けるな。君たちはあっという間に死ぬ、だからこそ……死ぬ瞬間までその幸せを手放すな。後悔なんか、死んだ後でいくらでも出来る……どうせ死ねば地獄に堕ちるんだからな」


激励とも皮肉とも取れる言葉を残し、ウォルターは歩き去る。残されたカズヒコは少しの間、立ち尽くしていたが……


「あ、いらっしゃいませー、お好きな席……」

「はーい、ボルドーの丸焼きお待たせしましたー……」


シャーリーと絢香は店を訪れた客を見て硬直した。ボロボロの服装に、包帯に覆い隠された顔。そして、隙間から覗く剥き出しの双眸……その異様な姿を目にした常連達も一斉に沈黙する。


「……やっぱり、駄目か。はは……いや、すま」

お皿が割れる音が店内に響き渡った。不意に聞こえた大きな音にカズヒコが気を取られた時、誰かが自分に抱き着いてきた。


「……ッ!!!」

「シャーロット……?」

「……馬鹿ッ! 今まで……、今まで何処に……っ!!」


カズヒコに抱きつき、シャーリーは声を殺して啜り泣く。この数日間、彼女がどんな気持ちで自分の帰りを待っていたか。その事について考えてしまったカズヒコは、震える妻にかける言葉も見つからなかった。


「……すまん、その……この顔だし。それに俺……人を……」


シャーリーは顔を上げ、包帯だらけの彼の両頬にそっと触れて静かにキスをした。


「シャ、シャーロット……!?」

「……おかえり、なさい……」

「……は?」

「おかえりなさい……あなた……!!」


シャーリーは宝石のような涙を流しながら、夫の帰還を心の底から喜んだ。最愛の妻の笑顔を息のかかる距離で目にしたことで、ようやくカズヒコも肩の重荷を降ろす事が出来た。


「……ただいま」

「……はい」

「……ただいま……ッ、シャーリー……!!」

「……はい、あなた!」

「……ただいま……!!!」

「おかえりなさい、カズヒコさん……!!」


剥き出しの両眼から大粒の涙を流し、カズヒコはシャーリーを抱き締める。夫婦の再開を祝福するかのように、店内からは黄色い歓声が響き大きな拍手が沸き起こる。


「おかえり、店長!!」

「畜生、かえって早々イチャつきやがって……祝ってやる! 爆発しろ!!」

「馬鹿野郎、店長……お前……馬鹿野郎!! 早く帰ってこいよ!!!」

「マスターが居ないト、何か盛り上がらないダヨ!! 畜生め!!!」

「ああ、おかえりカズヒコくん。君が帰ってきてくれて本当に良かった……本当に……」

「うわぁ! 先生の目って其処にあんの!? コワイ!!」


絢香は恐る恐るカズヒコに近づき、彼の腕を引く。その瞳に見られると未だに怖気づいてしまうが、彼女は勇気を振り絞り……


「お、おじさん……あの……!」

「あぁ、お嬢ちゃん。その……俺は」

「ごめんなさい!!」


大声で絢香はカズヒコに謝罪する。彼女は殴られる事も覚悟していた。自分の傍迷惑な行動が原因であんな事件に発展したのだから……。


「……気にしてねえよ」

「……え?」


カズヒコは絢香の頭をぽんと叩く。そしてにっこりと笑った。今の彼の笑顔はそれはそれは恐ろしいものだったが、不思議と絢香はもう彼の顔を怖いとは微塵も思わなかった。


「ありがとうな……お嬢ちゃん。この店を、守ってくれてよ」

「ふふふ……本当に、この子には助けられたんですよ。絢香ちゃんって言うの……後でゆっくり話してあげますね」

「あ……あの、私……」

「ああ、ありがとうな絢香。お礼……としてはちょっと足りないかもしれないが少し待っててくれ」


シャーリーと離れ、常連達に暖かく見守られながらカズヒコは歩き出す。そして、深呼吸して気持ちを落ち着かせて言った。


「今から美味いオムレツ焼いてやるから、食っていきな。前に焼いたやつよりもずっっと美味いぜ?」


カズヒコの言葉を聞いて、絢香は思わず涙ぐんだ。シャーリーの目からは再び涙が溢れ、常連達も一斉に啜り泣く。


「お前らも、今日は特別だ……盛大に食っていけ!! 料金は全額タダにしてやる!!!」


店長の口から出た太っ腹な一言に、常連達の涙は吹き飛んだ。そしてカズヒコが戻ってきたビッグバードは、再び賑やかな笑い声に包まれた。



「はっはっ、ここまで聞こえてくるとはね」

「いいの? 今日は行かなくて……シャーリーさんがあなたを待っているかも」

「いいんだよ、今日はね」


少し離れた場所でウォルターはルナと様子を見守っていた。何だかんだ言いながらもカズヒコが心配で戻ってきた眼鏡だったが、その心配が杞憂だった事に安堵の笑みを浮かべた。


「僕が行けば、台無しになるだろう?」

「そんなことないわよ」

「いいや、台無しになるさ……」


寂しげな笑みを浮かべて歩き出すウォルターに、ルナは静かに寄り添う。そして何も言わずにウォルターの手を握りしめ、照れ臭そうに目を逸らす彼の顔を見てルナは幸せそうに笑った。


「大丈夫、街のみんなも いつかは貴方のことが好きになるから……」


ルナが静かに呟いた言葉を、ウォルターは笑ってかき消した。






このラストは一番最初に決めました。かれら夫婦に死ぬまで末永く爆発していただきます。

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