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第六話 腐ッタ少女ノ帰還

今更ながら・・・

あけましておめでとうございます!

いろいろと忙しく遅れました!すいません!

あれからどれだけ経ったのだろう・・・

普段ならもう相手は死んでるか腐肉になってるかのどちらかなのに、瑠璃の目の前には瑠璃と遊んでいてなお生きてる者がいた


瑠璃「キャハハハハハハハハハッ!!

やっぱり私の思った通り!

あなた達で遊ぶのが一番楽しい!

キャハハハハハハハハハッ!!」


風鈴「ワイらを玩具扱いかいな?

じゃあ、遊びすぎて怪我するやないで!」


石燕「・・・」


二人の仲間の鬼は月の民を避難させていた

ブチ殺し確定☆


石燕「取り合えず、皆が避難するまで時間を稼がないとね!」


風鈴「そんならワイに任せときな!」


瑠璃(お?一体どんな技がくるのかな~?)


風撃「風神の双爪」風鈴の両手から生み出された竜巻が瑠璃目掛けて襲い掛かる


瑠璃(何だ・・・ただの風か・・・)


風鈴「ワイの風は天下一ぃぃぃぃぃぃぃっ!」


瑠璃「あっそ」


瑠璃は鎌で竜巻を物理的に消した


風鈴「(´・ω・`)」


豪太「月の民の避難終わったよ~!」


鬼が走って石燕達と合流した


瑠璃「ちっ、月の民全員ぶっ殺してやるつもりだったけど・・・あなた達に八つ当たりしても良いよね?」


石燕「だが断る」


瑠璃「じゃあ殺すよ?」


瑠璃の楽しみを奪った者は問答無用で死刑☆


石燕「仕方ないなぁ・・・」


すると石燕は袖をまくり包帯を取った


そして夥しい数の目玉がこちらを向く


風鈴「な・・・!せっちゃん!?」


豪太「その腕・・・!」


二人も石燕の腕の目玉の事は知らなかったらしい


それも、そうか・・・気味悪がられて瑠璃と同じく道を渡る事になったかも知れない


瑠璃「・・・良い」


瑠璃の口元が動く


石燕「へ?」


瑠璃「それスッゴく良い!

目玉潰しとか目玉くり抜いたり、あとまぶたを針で縫って開かなくさせる事とかやり放題じゃんっ!

もちろん、両腕をガッチリ固定するね☆

キャハハハハハハハハハッ!」


石燕は二、三歩後ろに下がっていた

そして石燕は本能的に悟たであろう、この子と関わるとヤバい

ヤバいなんてレベルじゃない、生き地獄を味わう事になる、と


風鈴「そんな事絶対させへんで!」


豪太「石燕は僕達が絶対に守る!」


そんな石燕の前に風鈴と豪太が立つ


瑠璃「う~ん・・・

新しい玩具が手に入る前に二つ壊れちゃうかも?

ま、別に良いや☆

キャハッ♪」


濁雨凱亜「腐ジハラボルケイノ」


腐死鳥が何羽も石燕達に向かって飛んでいく


風鈴「これはヤバいで!」


石燕は腕から何かを放とうとした瞬間


腐死鳥「ピィィィィィィッ!?」


炎が飛んできて次々と黒い鳥を撃ち落としていく


?「穢れた妖怪のでも中々賢い者がいるようね」


すると、日本刀を携えたポニーテールの女性が歩いてきた


風鈴「あんさんはどちら様で?」


依姫「私は綿月依姫、貴方達を退治しに来たわ」


瑠璃「退治?良いよ。逆にあんたをぶち殺せば問題無いもん」


瑠璃が鎌に力を込めた瞬間


紫「瑠璃止めなさい!」


紫が現れた


豪太「紫さん!?」

瑠璃「あんたも、私の邪魔をするの?」


瑠璃は紫を睨みつける


紫「違うわよ!今すぐにスキマに入らないと地上に帰れなくなるわ!」


石燕「・・・!」


依姫「そうはさせないわ!」


依姫が走りだす


風鈴「アカンアカン!おっかないのが来たで!」


石燕「ちょ!皆早i・・・へぶっ!」


あろう事か皆がスキマに入った瞬間石燕は転んでしまった


石燕「ま、待って!」


依姫「捕まえた」


見ると依姫は石燕に刀を突き付けていた


風鈴「せっちゃん!」


風鈴がスキマから飛び出そうとする


紫「駄目よ!閉じr」


紫が言い終わる前にスキマが閉じた



地上


風鈴「今すぐに、せっちゃんの所に連れて行き!」


地上に帰って来て早々、風鈴が月に連れてけと喚き始めた


紫「月への道へは閉ざされてしまったわ・・・

それに、貴女も見たでしょう?

彼女が敵に捕まる所を・・・」


風鈴「嘘や、嘘や嘘や!

せっちゃんなら、のらりくらりとまた帰ってくるに違いあらへん!

もしかしたらもう帰ってきて、ここら辺の物陰に隠れてワイ達の事を見ているかも知れないで!」


風鈴は辺りの草を掻き分ける

瑠璃からしてみれば五月蝿いだけだった


豪太「風鈴・・・」


豪太はそっと風鈴に近寄り手を肩に置く


瑠璃は泣き崩れていく風鈴を黙って見た後


瑠璃「チッ・・・つまんないなぁ・・・

次は何処行こっかな~?」


愛用の鎌を引きずりながら何処かへ消えて行った


その時、月から何か打ち出されたような気がした

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