序章 腐ッタ少女
どうも、ユコピンです(^∀^)ノ
ぶっちゃけ、駄作ですので過度な期待は余りしないほうが良いです
それでも皆様方が楽しまれれば幸いです!
序
皆さんは腐死鳥という存在をご存知だろうか?
不死鳥ではなく腐死鳥←(此処重要!)
不死鳥はその名の通り死なない不死身の鳥
対する腐死鳥は腐って死んだ鳥である
不死鳥が纏うもの炎なら腐死鳥が纏うものは闇
不死鳥が命を与える者ならば、腐死鳥は奪う者
これはそんな腐死鳥の話
遠い昔の話
多くの妖怪がまだ闊歩していた時の時代
女「はぁ!はぁ!だ、誰かぁ!」
辺りが朱に染まる中、一人の女性が大きな蜘蛛の様な妖怪に追われていた
蜘蛛「キシィィィィィ!!」
蜘蛛の妖怪はわざと女に、追いつくギリギリの速さ追っかけて女が逃げるのを楽しんでいた
女「痛っ!」
しかし女は木の根っこに足を引っ掛けてしまい、倒れる
蜘蛛「キシシシシ・・・」
もう、追いかけっこも飽きたと言わんばかりに蜘蛛が口を開けて詰め寄る
女「だ、誰か!助けて!助けてぇぇぇぇっ!!」
?「食事中ごめんね?蜘蛛さん」
すると、場違いな幼い女の子の声が聞こえ
それと同時に女と蜘蛛の回りに黒い羽がヒラヒラと落ちる
その羽が蜘蛛の身体に触れた瞬間
蜘蛛「キシィィィィィィィィィッ!?」
急に蜘蛛が悶え始めた
見ると黒い羽が蜘蛛に触れた場所がみるみる腐っている
蜘蛛「キィ・・・キィィィィ・・・」
そしてやがて事切れた様に蜘蛛は崩れた
女の子「あれ~?もう死んじゃったんだ?見かけによらず弱いんだね?ゴミ虫・・・キャハハハハハッ!」
木の後ろからその小さな体の倍はあろう赤い鎌を片手で持った黒い頭巾の様な服を着た女の子が笑いながら立っていた
すると、今まで唖然としていた人間の女はようやく我に変えって
女「た、助けて頂きありがとうございます!」
女の子「は?」
不思議がる女の子
女の子「あのさぁ?勘違いしないでくれる?」
女の子は人間の女に近づいて鎌を人間の女の首の後ろに回して
女の子「私はただ・・・何かを壊すのが好きなの♪」
それは妖怪だけでなく人間にも当て嵌められる
そして、鎌を思いっきり手前に引いた
宙を舞う頭部
吹き出る紅
崩れる落ちる肉
それに対して女の子は
女の子「あ~ぁ、失敗しちゃったなぁ・・・もうちょっといたぶってから首を撥ねればよかったよ・・・フフ、キャハハハハハハハハハハッ!」
嗤っていた
これは、そんな狂気に満ちた彼女・・・白銀瑠璃の物語
こちらも更新ペースはキマグレンです