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#48:楽しい

「ブックマーク・リアクション増加感謝です!昨日から、日間ランキングにも載りました!(すえ)(ほう)ではありますが、筆者は興奮中です!読者の皆様のおかげです!!引き続き、応援・お付き合い頂ければ、幸いです!!」


「今日中に修正できるかわからないですが、#45と#46の文章が読みにくく、あまりに稚拙なので、クロムの回想形式に修文できればと思っております!内容は変わりませんが、もしよろしければ、覗いてくださると、そしてリアクションなどくれると、筆者はニヤニヤします!一応、明日の朝の6時までには、修文し終えて、更新予定です!」

「次話投稿:18時~20時の間に投稿予定です!」


【前話のあらすじ:ムルゼフが反乱を起こしたことで、クロムたちの計画は崩れていった。もはや、クロムたちには、レイを殺すしか選択肢が残されていなかった。ゼファールに配下の二人を斬られながらも、ヘルヴァンたちが護るレイのもとへとたどり着いたクロム。そこでは……】

蝋燭の火が、ひときわ大きく揺れた。

石室の天井。わずかな空気の乱れ。

どうやら、隠す気はないらしい。いや、隠しきれていると思っているのかもしれない。


「面倒だ。降りてきた方が身のためだぞ」

クロムがそう言うと、影が二つ、滑るように現れた。

黒装束。呼吸を殺し、視線だけで互いの間合いを測っている。

「クラウン」の刺客と「ヴィルヌ」の刺客。

どちらも、腕は確かなようで、その構えに隙はなかった。

「やはり、俺か……」

思わず、喉の奥で笑いが漏れた。


自分が生きていれば、余計な真実が残る。

ならば消す。そうすれば、依頼報酬だけ受け取り、あとは証拠ごと闇へ沈めることができる。

実に、バーツらしい手口だった。

ヘルヴァンたちは剣を抜いていたが、クロムにとっては、ちょうどいい機会だった。

「悪いが、急いでいるのでな」

言葉と同時に、床を蹴った。

視界が狭まる。

相手の刃の軌道、足の角度、重心の癖。そのすべてが自分の糧となった。


一閃。

次の瞬間、二人は崩れ落ちていた。

長引かせる意味はなかった。

音も、悲鳴も、なく、静寂が場に戻っていく。


ヘルヴァン、ベント、ゴラン、ゼファール、キール。

全員が、クロムを見ていた。

疑い。警戒。覚悟。

「計画に、正式に乗る」 短く告げた。

「今さらか?」ベントの目が細くなる。

「ああ、今だからだ」クロムの答えにゴランは、不快そうに鼻を鳴らした。

「信用できん!奴は暗殺者だぞ!信用できる理由はあるのか?」

「ない。だが、俺を排除する力もないはずだ。試してみるか?」

事実を並べただけだ。 挑発するつもりも威嚇するつもりもなかった。


ヘルヴァンが息を吐いた。

「……あ奴の言う通りだ。我らに選択肢は、もとよりない」

その一言で、自分の運命は変わったのだと思う。


「ならば急ぐべきだ」

ゴランが地図を広げる。

「最短距離で国境を越えるなら、エルメリア王国」

王都から南東。

距離は短い。ただ、エルメリア王国に行くにも、すでにムルゼフの反乱軍が王都中の至る所で検問を行っているはずだった。


「皆で逃げるのか?」

純粋な疑問だった。

ヘルヴァンは即座に答えなかった。


「そうか……」クロムは呟いた。

家族。 それが沈黙の答えだった。

ゴランとベントは独り身だった。

けれど、ヘルヴァンとゼファールには護るべき者がいた。

なにより、刺客が国外に逃亡するのと、将軍が国外に逃亡するのでは、その重みが違った。

なにより、反乱軍が至る所にいる状況で、ヘルヴァンたちの家族を連れて、国外に逃げるのは無謀だった。


「我らは残る」

ヘルヴァンの決断は当然のことだった。

「残るなら、俺もだ」ゴランが言う。

「そもそも、ヘルヴァン様と我らは、同じ軍の将軍と副将だ。誰か一人でも消えれば、残された将の罪が重くなる」ベントもゴランに続いた。


結局、逃げるのは二人。

クロムとキール。

「……一人の方が楽で確実なんだが?」

思わず本音が漏れる。

キールが睨む。

「レイ様のお世話を、あなた一人で?無理でしょう。レイ様をあなたはちゃんと育てられるのですか?」

返す言葉はなかった。はっきり言って、不可能だった。

「裏稼業」しか知らない自分には、礼節もなく、教養と言っても、「裏稼業」に関することだけ。

「まあ、無理だな」

「では、私も参ります」キールは淡々と言った。

幼子を抱え、ひ弱な女子と国境を越える。

それは、今までクロムが受けた依頼の中では、最も難度が高い依頼のように思えた。。

「ああ、連れていく」 

罪滅ぼしのつもりはなかった。

ただ、「裏稼業」しか知らず、「裏稼業」しかしてこなかった自分に、別の人生があるとしたら、それはどんな人生なのだろうか?

そのことを考えると、どこかこの依頼が楽しい依頼のように思えてくる。

「楽しい」。 それは、クロムにとって、その時、初めて湧いた感情であった。


問題は脱出経路だった。

王都の門は封鎖されていた。城門も閉じられ、検問は厳重に行われていた。


「地下道はダメか?」クロムがそう言うと、ゴランが顔をしかめた。

「臭いぞ。レイ様にそんなとこを通らせるのか?」

「だから安全だ。地下道にさえつければ、見つかることはないだろう?」

鼠が走り、湿気がまとわりつく。

けれど、そこは、反乱軍が探さない場所だった。

誇り高い兵ほど、ああいう場所を嫌う。

それをクロムはわかっていた。


そんな時だった。ヘルヴァンが「先のことでそなたに頼みがある」、そう言って、俺に、この日、二つ目の依頼を持ちかけたのは。

それは奇妙な約束だった。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

cf.)F:1~20 E:21~50 D:51~90 C:91~150 B:151~220 A:221~260 S:261~300

【今話の極小情報:】引き続き、読者の皆様が忘れていらっしゃると思い、お節介を少し。

今回、ご紹介するのは、セドリック・グラヴェルとベル―・ドンギヌスのステータス。

一応、二人の初登場は#38の「入学試験でレイにボコられた、自称”天才”、セドリック・グラヴェル」と#39の「入学試験でレイにボコられた、シア大好きman、ベルー・ドンギヌス」として登場しております。

現在、セドリックは、レイのことを調べまわっております。ベル―は、シアのことを調べまわっております。なんでもアストラル商会にまで、突撃しにいったとか……


セドリック:【名:セドリック 年齢:15】【MP:1200】【ステータス】武力:170.B(200.B) 知力:70.D(160.B) 統率:100.C(120.C) 政治:50.E(70.D)【サブステータス】兵法:30.E(50.E) 馬術:50.E(60.D) 陸戦:120.C(140.C) 海戦:40.E(60.D) 工作:30.E(50.E) 諜報:40.E(70.D) 農耕:50.E(100.C) 商業:40.E(90.D) 建築:60.D(120.C) 成長:160.B(200.B) 忠誠:80【固有スキル】--【スキル] 火魔法(B) 土魔法(B) 槍術(C) 体術(C) 探索(D)


ベル―:【名:ベル― 年齢:15】【MP:800】【ステータス】武力:190.B(210.B) 知力:120.C(160.B) 統率:130.C(160.B) 政治:100.C(130.C)【サブステータス】兵法:130.C(130.C) 馬術:100.C(120.C) 陸戦:120.C(150.C) 海戦:120.C(160.B) 工作:170.B(190.B) 諜報:140.C(160.B) 農耕:40.E(40.E) 商業:100.C(140.C) 建築:100.C(100.C) 成長:120.C(160.B) 忠誠:5【固有スキル】--【スキル] 剣術(B) 体術(B) 雷魔法(C) 探索(C)

【お読みいただきありがとうございます!】

次話は、約束の完全公開&奴が登場です!

~高評価やブックマーク、感想・リアクション等いただけるとありがたいです!~ 


そっと一言:「まえがきにも、書かせていただいたんですが、【日間ランキング】にも載りました!ランキングの中では、遥か後方ではありますが、昨日から筆者は興奮しております!読者の皆様のおかげです!ありがとうございます!筆者は今、モチベが爆増しております!もう一つの作品も含めて、バシバシ投稿していきたい!そんな思いであります!これからも、応援・お付き合い頂ければ、幸いです!」 


――――――――【他作品も全力執筆中!】

更新をお待ちいただく間に、こちらの作品もご一読いただけると幸いです!


・『生存のアップデートー神々の審判に選ばれた最強の「駒」は、四度目の人生で神を屠るー』

「審判は受けてやる。だが、従うとは言っていない。」

理不尽な運命を、最強に成りあがって、破壊する!

【戦×無双×成り上がり×圧倒】—―密かに成りあがった俺の、神々への叛逆が今始まる。


・『生涯、病室だった俺、異世界で自由な体を手に入れたので、天下を獲ることにした~11歳で村長になった追放貴族、現代知識と圧倒的な力で、最弱国家の最弱領地の底辺村から最強国家に魔改造する~』

「窓の外を眺めるだけの日々は終わった。今度は俺が、世界に眺められる番だ。」

不自由を極めた過去を、最強の自由で塗り潰す!

【戦×無双×成り上がり×領地経営】 ――病室を抜け出した俺の、天下取りが今始まる。

⇧※本作です。これからもお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!

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