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戦えない万魔使い
極々希少な全属性を扱える事が出来る万魔使いであることが判明し、将来を期待された主人公。しかし、魔力を増やす訓練をすれども一向に増えない瞬間最大放出魔力。詳しく検査すると判明したのは、極端に低い魔力適性と体外に魔力を放出する点穴が極小サイズな為、最下級の魔法しか使えないということ。知らず知らずの内に潜在魔力を高めすぎて、いつしか１日24時間魔力を垂れ流しにしても尽きることの無い程の魔力を得ていたのに、使い道が無かった。周りから見放され路頭に迷いそうに成ったときある路地裏の寂れた店の看板に目が止まった。「魔導具店 付与魔法も承ります」
