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鳳はじめ

不定期更新になりますが、よろしくお願いします!

2050年


突如出現した謎の生命体「カーディナル」


カーディナルの侵略はとてつもないスピードで進んだ。


当時の人類にはカーディナルに対抗するすべはなく、やられる一方だった。


日に日に人類は領土、戦力を失っていった。


地球上の総人口も約3分の1にまで減っていき、誰もが生きることを諦めようとした。


いや、実際に諦めたものも数多くいた。


そして時は流れ、2055年。


全国各地に、カーディナルを倒すことの出来る力を持った者達を育成する機関が設立された。


そしてここ、東京の機関に属している鳳はじめは東京の中で序列4位のエリートである。






「そんな力でカーディナルと戦えると思うのか?」


「なんだテメェ!序列4位だからって調子のんなよ!」


大柄で筋肉質の男が自分の武器である刀をはじめに向かって振りかざしていた。


はじめはそれを一歩横に移動することでかわす。


「そんな鈍い動きでは、カーディナルと戦っても無駄死にするだけだ。分かったらさっさとこの場から消えろ。」


そんなはじめの言葉にきれた男は思いっきり刀を振り回す。


しかし、当てるどころかカスリもしなかった。


「話の分からないやつだな。」


男の刀を素手で握るとそのままへし折った。


「なっ……!俺の刀が素手で!?」


「力の差は歴然だろ?」


「くそっ……」


男は立ち去っていく。


「はじめ!あそこまでしなくても……」


はじめに駆け寄ってきた金髪の女子が聞いた。


「いや、あーでもしないとまたカーディナルによる無駄な犠牲者が出るだけだ。」


「だからって、はじめが悪者になる必要は無いでしょ?」


彼女の名は神崎アスナ。


序列8位のエリートである。


「これからはもっと違う方法で止めてあげなよ?」


「あぁ……」


序列とは、実力はもちろん、カーディナルの討伐数も関係している。


そのため、さっきの男のようにカーディナルに勝負を仕掛けようとするものは多い。





「緊急!カーディナル3名こちらへ接近。戦えるものは直ちに戦闘態勢に移行してください。」


校内放送がなり、生徒達はみな、一斉に動き出した。






読みに来ていただきありがとうございました。

コメントなど、よろしくお願いします!

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