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我は魔王ダーマなり:前編

やっとこさできました。

ブックマークしてくださっている40人の方々、大変長らくお待たせいたしました。


グロテスクあるので注意、なのです!!


「ファア……あ〜〜今日も暇だぜ、のどか過ぎるぜここはよぉ」


すこし暗くなって来たので俺は松明を適当に作り火をつける、

俺の名前はダーマ、正式な名前はブラウ・ダーマ。

基本的にはダーマと呼ばれる。

ちなみに俺は元魔王だったりする。前治めていた土地は面倒になったので捨ててきた。

なぜか名前はいろいろな奴から恐怖されている……。

土地を捨てた理由は勇者とかなのる雑魚どもが俺の土地に攻め込んできやがったからだ。

俺だけ狙わねぇで土地を襲い、略奪してくくそやろうどもだった。我にはたまにちょっかい出す程度で何人犠牲になったことか……ある程度は我慢してやってたんだがある日俺のお気に入りの食い物屋の店を破壊された時にはさすがにムカついた。

もちろん他の家が破壊されたのも許せねぇが……破壊された建物の家主は勇者に心酔していて俺が悪者扱いされた。

……勇者とか名乗るやつらが破壊したのにだぞ?

食い物屋の店主は俺も勇者も笑顔で向かい入れていたいいやつだったのにあいつら店主を殺して店を破壊しやがった!!

あいつら自分が勇者だって自覚あんのかね?

あまりにムカついたのでその雑魚どもに

「土地を襲わねぇなら一体一を正々堂々小細工なしでやってやるぜ」

っていって指定された場所に行ったら徒党を組んで攻撃してきやがった……人数は50人くらいだったか?

俺の夜なべした美しい魔王らしい会話が無駄になった……悔やまれる。

さらにぼこぼこにして化けの皮剥がしたら勇者は自称だったしよ……情けないよな。

そしてなぜか世間には勇者殺しダーマの名前だけが広がったと言うわけだ。

俺は手のひら返しされたので放浪している……と言うわけだ。

「しっかし周りは木、木、木……いやぁ本当にのどかだねぇ、ここいらは他の奴等には手出しされていないのか?」

俺は刺々している樹から生えた紫色の木の実を摘まみながら歩き続ける。

「まぁ……自然がのどかなだけで……別のもんが物騒だな」

さっきから俺の後ろを5人組がついてきている、1人街に投入したら次の日には生命体がそいつ以外いなくなるんじゃないか?

「……俺もなめられたもんだなぁ、ククク。出てこいよ、そこの臆病者ども俺が正面から堂々と受けてやるよ、それとも最初の一発受けてやった方がいいか?」

俺は自分の胸を叩き首を指指す。

「ほら、よ〜〜く狙え?首を狙えば大体は一発だぜ?」

そして……俺は暗闇から黒い服装の五人が俺に向かってくるのが見える。

ゆっくり過ぎてあくびがでる、5人組がナイフを取り出して突っ込んでくる、二人は上に飛んで、一人は後ろに回り込み、残りはまっすぐこっちにむかってくる、

俺の首、心臓、両腕に当たる、そしてナイフは全て根本から折れた。

「ククク……それで終わりか?」

雑魚どもは逃げようとしているが、逃がすと思ってるのかね?

「逃げられるかっつの……どうせ雇われた奴等だろ?」

俺は襲撃者の1人の頭に指を指す。

「ふむふむ、あのときの雑魚のトップに俺を殺したらいくらでも金をやると言われたのか?ほうぼうさらにお前、かなり無抵抗な人殺してんなぁ……?」


俺はそいつの体を縦に引き裂き、空中に放り投げ爆破した。辺りにそいつの血と臓物が散らばり木と他の襲撃者の衣服に新しい模様を作り出した。こちらにくるまでになにか食べたのだろう、錆びた鉄の匂い、腐った食い物のにおいが新たに美しかった森を汚す。

他の襲撃者の顔や口からは液体が流れ、下半身も哀れになっている。


「おいおい、お前らの殺しのしかたよりよっぽどましだろ?無抵抗な人間縛り付けて体を汚すだけ汚してじっくり苦しめてころしてたんだからよぉ……俺は楽に殺してやるから安心しろよ」


俺は残りの四人を始末して土に埋めてやった。

森には失礼だが……あいつらも一個の生命の1つだったのだ、来世ではまともなやつになることを祈る。

荷物ももったいないが一緒に埋めてきた。

俺は追い剥ぎはしない、別になくても死ぬわけではないしな。

俺はもうのんびり生きていたいのだ、構わないでほしいものだ……。

そうこうしていると小さな村が見える丘にたどり着いた。


「ふぅ……休んでくとすっか、服も体もきれいしたけどすっかり日がくれちまった。夜に構われても面倒だし数週間は追ってもねぇだろ」


俺は村に入った。

村はもう時間もあってか閑散としていて静かだった。

「宿はどこかなっと……お、あった」

宿屋の看板がある建物を発見した。

俺は店の中に入っていく、中は綺麗に整頓されていて使い込まれてはいるがそれを感じさせないくらいしっかりしていた。

店主は髭が生えたすこし太いおっさんだった、ちなみに頭頂部は薄い


外観はすこしぼろかったが……内装はきれいなもんだな、素晴らしいじゃないか。今日はここに決定だな。

「いらっしゃいませ、泊まりですかな?それともお食事で?」

「泊まりだ、そして飯つきはいくらだ店主」「明日の朝までなら350インフィ、飯つきなら550インフィです」

「……もう少し安くならないか?手持ちが少なくてな……」

実はそれくらいならあるにはあるが……明日の村巡りで金が少ないのとでは多い方がよい。

「こまりましたな……ふむ、それならば1つ条件があります」

店主は顔を近づけて耳打ちしてきた。

「なんだ?」

俺も顔を近づける。

「私が、これで潰れるまで話に付き合っていただく……それが条件です」

と言って酒を見せてくる店主。

「……良いだろう!俺からもとっておきを振る舞おうではないか」

「おお!では階段を登って奥の右の扉でございます!……あ、そうそう奥の扉はけっして開けないでくださいね」

一瞬店主は顔を曇らせ俺に言う

「……?わかった、荷物を置いてこよう」


階段を登って俺は自分の部屋の前に到着した。

……奥の扉が気になる。

ドアを引いてみる……鍵がしまっていた。

俺は下に酒を持って降りていく。


またマイルドかな?[すっとぼけ]

次回中編で――す

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