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再会そして

次の日も到着せず村長は焦りだし、

「すまない若いの、馬を貸すから馬車を迎えにいってくれんかのう、依頼としてお願いしたいのじゃが」

そう言われたので了承すると老馬を引き出してきた。

私は子供の頃数回しか乗ったことはなかったが老馬なので大人しくゆっくりと進み始める。

しばらく進むが息切れをし始めてしまい老馬はいななき始め止まってしまった。

私はしばらく馬上で考えると一つ名案かはわからないが試してみることにして、馬の首筋に手を置くとゆっくりと気を流し始める。


しばらくすると馬は暖かくなったような気がして前に進ませると軽快に進みすごいと思いながら自分が疲れない程度に流し込んでいく。

先ほどと違いかなり軽快に走り続けると教われたのか死体が転がっており地面を調べると馬車の車輪が道をそれて近くの林へと続いている。

私は馬を茂みに隠すと馬車の後をたどりながらはやしへとはいっていき、小さな広場になっておりそこには乗り合い馬車が止まっており中は誰もいない。

私は足跡を探しているとさらに森の方へと入っており私は追跡を始める。


森を通り小川をわたり茨のトンネルを抜けると岩場が広がり、そこには岩と岩の間に木造の家がたっており岩の上には見張りらしき人の影があり監視しているようで、昼間はここは丸見えで左右にいきたいが茨があり見えない位置から横にはいけないようになっており、監視には丁度よさそうだ。


私は夜にでもと思っていると呼ばれたのか顔が消え、私は急いで立ち上がると気を流して異常な速度でアジトの下まで到着した。

ゆっくりと岩の回りを一周していると裏口から男が出てきてはしごを上へ登っていく、多分交代の見張りかと思いながら近づき裏口を開けて入る。


中へ入ると女性の悲鳴と男達の笑い声が聞こえ刀を抜くと手前から部屋を確認していくが誰もおらず地下と2階があり地下から悲鳴が聞こえる。

私は2階へまず上がり部屋をのぞいていくと負傷したのか足に包帯を巻きうめきながら男が寝ており私は刀でとどめをさしていき他の部屋は誰もいないのを確認すると地下へ下る。


地下では丸い部屋とそのまわりに牢があり商人と思われる男、騎士なのか負傷している男、そして侍女かなと言う女性と丸い部屋には金髪でカールした髪の毛の上流階級の女性がおり、男達は面白がりながら若い盗賊に女性を襲わせているが服を少しずつ破っているのかそれとも若いのが間抜けなのかそう思いながらゆっくりと静かに中へ入る。


手前から酒を飲んでいる男達の首めがけカネミツと言う名前を教えてもらった刀で気を飛ばしながら切るのではなく破壊していく。盗賊は10人いたが声も出せず今は動きを止めている。

私はすり抜け若者がようやく女性の服を引き裂き悲鳴が上がるのを興奮した様子でいたのを後ろからけつに向けて蹴りを入れて牢屋の木枠に衝突させる。

そばに落ちていた毛布を女性の頭の上からかぶせると起き上がった若者は仲間が動かずフードを目深にかぶった刀をもった私に驚き悲鳴をあげたのでうるさいと思いながら蹴りを腹部にいれ気絶させるとロープで縛った。

牢屋を開けていくと侍女と騎士が出てきて毛布をかけた女性にかけよりお嬢様と声をかけており、商人二人は牢屋を開けるとあわてて階段をかけ登りどうやら外へと逃げ出した。


「止まらねば射つぞ」

と言う声が外から聞こえ見張りのことを思い出した私は表で悲鳴が上がるのを無視して裏口へと向かった。

「酒を飲んで何してやがる」

と見張りの男が降りてきたので刀の峰で殴り付け縛り付けると玄関まで引っ張っていく。


そうしてまた地下に降りると騎士の男はようやく崩れ倒れた男達の武器を奪い取ったのか私に剣をむけ、

「どなたが知らないが助けてもらったことには感謝する。私はマーフィー皇国騎士リヤルド・パーマンと申す。すまないが休める場所をお願いしたい」

そう言うと気が抜けたのか倒れてしまい、女性二人から悲鳴と「リヤルド」と言う声が上がり私は確認して

「気絶しただけだ。手当てをするからついてこい」

と騎士を担ぎ上げると1階への階段を上がり、男達が使っていたベッドに横たえると傷口を水で洗いアルコールで消毒して包帯で縛った。


私がフードをかぶって顔を隠しているのを警戒した顔で侍女は見ていたが疲れなのかそのままずるずると崩れ落ちていき、お嬢様と呼ばれる女性が悲鳴をあげるのを少しイラつきながらも脈をとり生きてることを確認すると部屋のもう一つのベットに寝かせる。

お嬢様は毛布をかぶった状態なのでどこかに戦利品で服ぐらいあるだろうと思い部屋探しをしていると2階の一番奥に大きなチェストがある部屋がありどうやらここが盗賊の頭の部屋かなと思いながらチェストを調べると鍵と罠が仕掛けられているようで、私には解除は無理と思いながらカネミツを抜くと降り下ろしながら気を鍵穴に狙いをつけて流し込み爆発させた。

小さな爆発の後ゆっくりと開けると騎士のものなのか立派な長剣があり他にも金目のものはあったが洋服はなく、部屋を見回すと家具があり開けると明るい緑のドレスとピンクのドレスがありこれだろうと思い2つ取り出し剣を持つと1階へと下る。


下った所にいた男が抜け出そうともがいていたので持っていた長剣で殴り付けてもう一度気絶させた。

部屋に戻り心配そうな女性にドレスを渡して長剣を騎士のベットの横に立て掛けるとおなかがすいたのを思い出し台所に向かう。

中には野菜が結構あり肉も干肉と塩漬けの肉があり、塩漬けをカメの水で洗い流しかまどに火をおこすと鍋をのせて肉を一口大に切って脂身と共に大量にいれると炒める。焼けたいい匂いがしてきて水を鍋半分ほどいれると野菜を簡単にざく切りしながら鍋へと放り込んでいく。

後はにコムだけとかまどに薪を放り込むと2階へ上がった。


先ほど見つけたチェストをかなり重いが肩にのせると階段をきしませながら1階へとおりて玄関におき、地下に降りるとまだ目が覚めない若者を1階に抱えあげてあげて男の隣に放り出す。

チェストの中を出してみると袋に入った騎士の鎧など一式がありそれを持ち部屋に行くと緑色のドレスに着替えた女性も侍女のベットに顔をふせて寝ており私は鎧を騎士の横に置くと玄関へと戻る。


チェストの中には硬貨が入った袋や商人の品物だったであろう色々な物が入っており後でゆっくりと思いながら地下へ降りると倒した10人の品物を探り硬貨と鍵が2つ、多分一つはわたしが破壊したので後もう一つはと思いながら探っていると綺麗な紙に書かれた手紙が見つかった。


それには上で寝ている一行を拉致して引き渡す様に書いており通過の予定日時が書いてありどこかの貴族の紋章が押してある。

私は後で見せればいいかと思い腰袋に入れるといい匂いがしてきた台所にあがり塩気の利いたスープを大きなお皿に三杯食べると玄関へと戻った。


まず若者を起こして威勢の良いのでナイフを目の前でちらつかせると大人しく色々喋ってくれ、また気絶させると見張りの男を起こす。

腹が座っているのかわたしを見て黙っており、私は頭から布をかぶせると指先に気を集め男の体のあちらこちらにさわりながら鋭い痛みを与えていると

「止めてくれ」

と袋の中で騒いでいたが気にせず続けると泣き出し始める。


私は袋越しに同じように説明を求めると若者と同じような事を話したので袋を外して大人しくしておけと言うと3人が寝ている部屋をのぞくと寝ており、風邪をひくとおもいお嬢様をゆすったが疲れて安心もあったのか目が覚めないので抱き上げると隣の部屋のベットに寝かせた。


私は椅子を玄関へと持ち込み監視をしながら情報を考え、この3人は狙われており捕まえたのを一人の盗賊が知らせに行っている様で5日程で戻るだろう言うこと、盗賊は15人でここにいる12人以外は1人は呼びに2人は買い出しに行っており明日には戻るだろうと言うことであった。


私は罠を家の中の素材を使い作り茨のトンネルへ仕掛けにいく。

見つけやすい罠と見つけにくい罠をいくつか設置すると戻って座ったまま睡眠を取ることにした。

疲れており結構寝ていたようで誰かが起きる気配があり目を開くと男が縄をとこうともがいていたので私は気絶させた。


部屋をのぞくと騎士がうめいており、私は水差しからコップに注ぐと与える。三杯ほど飲ませるとようやく落ち着いてはっきりしてきなのかベットから起きようとしながら、

「お嬢様は無事かと聞かれ」

私は頷くと大人しくベットに寝る。

私は食事を食べれるかと聞くと頷き、私は台所でスープを暖め直し騎士の分をお皿にいれると持っていく、よほどおなかがすいていたのか三杯食べると落ち着いたようで顔を赤くして

「すまない」

そう言いながらお皿を返してきた。

私はしばらく寝るように言うと自分の朝食を済ませ、水と干肉を持って玄関に行き縄をとくと食事をとらせトイレを済まさせると昨日殺された商人を埋めるため男達を連れて行くと荒れ地に穴を掘らせ商人達を埋葬するとまた家に戻し縛った。


日課の型の練習と座禅での気のコントロールを行っていると外で悲鳴が上がった。

私は罠にかかったなと思いながら外に飛び出して茨のトンネルへ向かう。

中へ入ると入り口でロープで吊り下げられた男女がおり一見人の良さそうな顔をしているが盗賊なのかと思い鞘で頭を殴り気絶させるとロープで縛って担ぎ上げると家へ戻り玄関に転がした。


そんなことをしているとお嬢様が起きてきたので暖め直したスープを出すと黙って食べ始め、食べ終わると小さな声で

「ありがとう」

そう言うと侍女と騎士が寝ている部屋に入ってしまう。


私は玄関に戻ると女性の盗賊が気がついてうめいている。私は喋れるようにするとヒステリックに仲間のことや私について聞いてくるが黙って聞いてるままでさらに叫び多分ボスの名前なのか聞かれたので黙っていると

「殺ったなおまえやったんだな、必ずお前を殺してやる。」

そう叫び始めうるさいのでまた気絶させた。


お嬢様が騎士が起きて食事をと言われ私は暖めたスープをお皿にいれ手渡す。

大分スープも少なくなってきたので作り直そうと思い残りは小さな鍋にうつし残りの具材で作り始め出来るまで睡眠を取ることにしてまた玄関で寝た。


そんな事をしていると数日後茨のトンネルに設置した鳴子が鳴り誰かが来たことを知らせる。

私は刀を腰に下げると荒れ地へと出る。

茨のトンネルから外に出てくる騎士3人と偉そうな貴族そして魔法使いなのかローブの女、そして従卒と思われる6人が次々とトンネルから出てくる。


私は彼らがこちらに向かうのを静かに見守り私の前まで来ると貴族の男が、

「ガッスはどうした物が手に入ったと聞いてここまで来たのだが」

そう偉そうに言うのを黙って見つめる。

「使いもできないバカなのかそれとも何かがあったと言うことか」

そう言われ左手の刀をさやから押し出す。


気をお腹から振り絞り刀に注ぎ込みながら居合い抜きで空中を切る。

貴族たちは驚きそして空振りをした私を見て笑ったが体が動かないことに気がつく。

「貴様何をした。怪しい技を使う者め」

そう言われ中枢神経を気で麻痺させてしまった。

私は隠れ家に戻り金髪の女性を呼ぶと男たちの前に連れていくと、

「カーヴィ卿貴方がこの件の黒幕なのですね、父の右腕といわれた男が」

そう問いかけると、

「何の事でしょうか、皇女様が行方不明と聞き自ら探しに参ったのです。」

そうぬけぬけと貴族は言い同時にあの学校の同級生であった名前さえ知らない皇女であると確信すると共に私はこのフードを脱ぐと言うことは絶対しないと誓いながら相手の装備を武装解除しながらロープで縛っていく。


その間も言い合いが続いていたが、私は気にすることなくすべてを運び玄関はよくしゃべる芋虫であふれかえり倉庫として使っていた部屋に装備品があふれた。

しかし今更ながらに思うのだが戦利品を馬車にのせトラウマになっている女性を載せ村長に荷物を引き渡せば依頼完了なのに未だにここにいる。

その理由はと思うに、トラウマなのかお人好しなだけなのかはたまた答えは自分の中だが結論は出ずじまいなので移動を開始するために戦利品を広場にある馬車へ移動しようと思い外に出ようとするときに扉に何かが刺さる音と焼けた臭いがする。


私は扉の隙間から向こうを見ると騎士と兵が一列に並んでおり火矢を次々と撃ち込んでくる。

私は

「敵襲、火矢で攻撃されている。このまま焼死するか敵を倒すしかない。」

と言いながら男達のロープを切りながら気を流し込んで起こしていく。

皇女は私の行動を見ながら何か言いたそうだったが私は無視をして貴族に装備の場所を教え盗賊に上にある見張り台への中からのを聞くと、貴族に弓を持てるものを盗賊と共に上から攻撃させるように言い、私は扉を開けて外に出ると防火のためと偽装のために火矢から燃え移っていないのを再度確認すると刀を抜きながら弓兵に向かって走り出す。


騎士が何か指示すると弓兵は別の矢を取りだし私に射ってくる。

地面に刺さった矢を抜きながら先端を見ると何かの液体が塗られているのか光っており、私は用心のため刃の逆のみねの部分で自分に飛んでくる矢を落としながら近づく。


その列のさらに後方に魔法使いがいるようで詠唱が聞こえてきており私は刀に気を流し込み

「鳳凰爆砕刀」

そう呟きながら地面に気を叩きつけると相手と私の中程でそこが爆発してめくらましを行うとそこで爆炎が上がり魔法を遮断してくれる。

そのまま落ちてくる土砂はフードで受け止め視界が開けた時に横凪ぎで気を放つ。


先程の貴族等に使った気で疲れていたので少し疲労感があるので気を押さえるため最小限で放ち弓の弦を切断する。

私は足に気を流し込み動揺している弓兵の間をすり抜けると魔法使いに駆け寄りながら先程拾った矢を手のひらにのせて気を流し込みながら投げる。


昔猟師の親方に教えてもらった児戯とも思える技を使って矢を相手の顔に当てる。

突き刺さりはしなかったが魔法使いは悲鳴と

「解毒剤を」

と叫びながら倒れ女性だとわかる。

振り返ると隠れ家から騎士と従者が、そして見張り台から弓で攻撃をしており矢が刺さって悲鳴が上がる。相手は30人ほどなので我々の三倍はいるが奇襲が失敗した時点で弓を捨て剣で斬り込めば多分隠れ家の人々は準備できずに切り殺され、私も逃げ出すしか無かったがそうなっておらず指揮をする騎士の経験不足と無能がこのような結果になったと思いながら騎士へと向かう。


貴族の配下である騎士3人と従者4人とパーマンと名乗る皇女の護衛騎士が喚声をあげながら荒れ地の斜面をかけおりてくる。

その間にも矢が上からふってきて弓兵は剣を構えているが、すぐ後ろにいる私かかけおりてくる多数の敵か迷っているようでその場にとどまっている。


私は私に怒りを向けている騎士に近づきその重い鎧を向けてきた。

緩慢に振り上げられた長剣が私に向かって降り下ろされたが全然手前で地面に食い込み、私はその横を走りながら体当たりをする。

悲鳴が上がり騎士は倒れるとじたばた始め、私は喉元に刃先を突き付けると弓兵に武装解除を伝えると次々と剣を捨てていく。

せっかく雄叫びをあげて突撃してきた者は声が小さくなりかけおりていく足が徐々に速度を落とし止まって降伏していく敵を唖然とした顔で見つめ私を見る。


後始末を頼み刀をおさめると隠れ家へ戻り、もうようはないと思い依頼書を皇女に提示してサインを求めた。

私がなぜ助け世話を焼いたかようやくわかったようで困惑しながらサインをする。

私は戦利品の硬貨を入れた腰袋をさげるとフードをまぶかにかぶり直す。

皇女は私に何か言いたそうだが私の雰囲気でそれを拒み裏口から出る。遠周りに後始末をしている人々に見つからないように茨のトンネルを抜けて広場へ来る。


私の馬そして皇女の馬車と馬そして馬が何頭かおり、先程転がした騎士の紋章が鞍に書いてある大きく立派な軍馬を引き出し乗り村から借りた馬を引きながら出発する。

私は鞍についた袋を開けながら金貨が詰まっているのを見て不味いかなと思いながら馬を進めて村へと向かった。

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