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冽空の刹那  作者: 蒼原悠
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【幕間 或る病院の一室で】

「……先ほど、処置終わったそうだ。ああ、結果だけ言うからちゃんとメモしておけよ。

まず意識についてだが、今もまだ回復していない。頭を強く打ちすぎていて、脳震盪どころの事態ではないそうだ。もしかしたら、今後二度と回復しないかもしれん。ああ、事故後僅かな間だけなら意識はあったのかもしれないがな。そこに関しては何とも分からん。あの二人の記憶だけが知っているだろう。

次に、怪我の状況な。現状確認できる限り、内蔵破裂と全身複雑骨折であることはほぼ間違いないそうだ。意識は戻っても、二度と立ち上がれなくなるかもしれないってことだ。ただな、それとは別に二人とも後頭部に怪我をしているらしい。なにか固いものに強打して出来た傷らしいが、因果関係については分からないそうだ。

お前のほうはどうだ、何か進展はあったのか?


ほお、パルモ調布店の防犯カメラに。

…………ん、ああ。じゃあそれは後で聞くとするか。

とにかく、そういうことらしい。まぁ……良かったよ。最悪の事態だけ(・・)は、防げたってことだからな」





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