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聖女じゃなかったので、翻訳チートで商人通訳として生きていきます!  作者: 角まがり


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2/14

じゃない方と歪な歓迎

同日投稿です。まだの人は最初のエピソードからお読みください。

「聖女様には大変申し訳ございません。こちらは教会でして、あまり華美なものは用意できなかったのですが」


修道女のような人について部屋の外に出ると、先ほどと同じような石でできた廊下が続いていた。その人について歩いていき、案内された部屋は、未亜の一人暮らしの部屋が3個は入りそうな部屋だった。きちんと整頓されたベッドが置かれ、品の良い机やソファーまでもある。奥にはシャワー室も完備されているらしい。聞けば、来客があった時にゲストルームとして使われているお部屋だそうだ。


「申し訳ございません。本来であれば聖女様用にご用意したお部屋に入って頂く予定だったのですが、何分二人も聖女様が来てくださるとは予想しておらず・・・こちらの不手際で大変申し訳ありませんが、しばらくこちらのお部屋でお過ごしいただけますでしょうか。」


先ほどの修道女は、これでもないくらい頭を下げた。


「あ、あの、頭をあげてください。本当にお気になさらないでください。こちらのお部屋はとても素敵だと思います。」


明らかに彼女の不手際ではないため、未亜は余計恐縮してしまう。


「なんとお優しいお言葉。本当に聖女様は聖女様なのですね。」


うるうるした瞳で見つめられる。


「本日のお世話は、私、カリナが務めさせていただきます。今、聖女様お二人の側仕えを剪定しておりますので、もうしばらくお待ちください。ご不便をおかけして申し訳ございません。」


そう言って、カリナさんはお茶の準備をしてくるから、と一度部屋から出て行った。未亜はほっと一息をつきながら、ソファーにそっと腰掛けた。張ってある布も触り心地がよく高級そうな印象を抱く。


何がなんだか分からないけれど・・・、と思いながら、未亜はひとまず現状を整理しようと思った。

ひとまず、未亜は、聖女として召喚されてここに来たらしい。

ここまでの人の会話や行動から、どうやらここの人達は一人の聖女が来ると思っていた。

なのに二人も召喚されてしまった、と。だから、部屋も側仕えも足りないということなのだろう。


タイミング的にあのトラックに飛び出した瞬間、召喚されたのだろう。それが偶然だったのか、必然だったのかは分からない。ただ、最初、子猫を救おうと飛び込んだあの少女、そこに突発的に出てきた猫と未亜。


(なんだかおかしなことになったな・・・召喚ということはもしかしてここは異世界とかそういう!?)


はっと気づき窓から外を見るとヨーロッパ風の街並みが見えた。日本ではないのは分かるが、これが同じ世界の別の国なのかどうかは海外旅行の経験が少ない未亜には判断がつかない。


(あの、女の子も今、どこかにいるんだよね?きっと、私と一緒で混乱しているだろうし、会って、これからの話をしたいなぁ。後でカリナさんに頼んでみよう。)


そんなことを考えていたところにカリナさんがお茶のポットが乗ったカートを押して帰ってきた。


(あのトラックの運転手さんには悪いことをしてしまったな・・・・あの猫たちは無事に自分の家に帰れているといいのだけれど・・・)


そんなことを思いながら、いい香りがする紅茶を口に含んだ。


短くてすみません。また後で投稿予定です。

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