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魔国統一編IV

「我が主様、人間国の王に伝えてきましたわ」


「助かるわ、トリネ、で?そいつはこのウチが奪う程の勝ちがあるやつやったんけ??」


「価値はあると思います、せやけど、あのガキじゃ天地がひっくり返っても主様には勝てませんよ」


トリネは少しだが空と戦ったが到底主様には及ばないと考えていた、エストリアの王だったオリオンを倒したとはとても思えなかった、オリオンはわたしが本気で戦ってやっと勝てるレベルの相手だ、そんな相手に空が1人で勝ったとは到底トリネには思えなかった


「お待ちください王様!!」


「あ?なんだよ急に来たと思えばなんの用だ?」


見るからに高そうな服に身を包み後ろには護衛をつけているこいつは恐らく貴族だろう


「魔人国と魔国は訳が違うのですぞ!!幾ら貴方様方が強いとはいえ、このオリーブ許可出来ませぬ!」


「なんだと?」


「ひぃぃ…!!」


オリーブは空に睨まれ体を震わせ地面に尻もちを着ついた


「そ、空さん…少し落ち着いて…」


ベルは俺に少しビビりながらも俺を制した、その後オリーブに説明し納得させ帰らせた


「空さん大丈夫ですか…?最近寝ずに作業を行っているようですが…それも魔国の者達が来た日からずっと…」


「あぁ…問題ない」


ベルにこう言ってはいるが俺はマーラ国の奴らが来て以来5日間寝ずに作業していた、自己再生のお陰で体の疲れは無くなっているはずだがやはり寝てないと言う事実のせいで正直言って体は限界だ


「それよりあの二人は目を覚ましたらしいが大丈夫なのか?」


「はい、文哉さんとオルヴァルさん達は無事目を覚ましました、体の方も問題がないようです」


二人はあれから4日程眠り続けていた事もあって少し心配していたが起きたようで良かった


「そうか、俺は行くところがあるから後のことは任せるぞ」


俺はあれを受け取りに2人の元へ向かった


「お迎えに上がりに来ました、エルです、私は貴方をマーラ国に連れて行きます」


手紙にはその日になれば迎えが来ると書いてあったので待っていたら幼女の女の子が迎えに来た、てっきり文哉達を眠らせたあの女が来ると思っていたので驚かされた、それにこの幼女からはこの小さな体からは考えられない程の魔力が感じられる


「では行きましょう」


エルの手に触れると俺はすぐにマーラ国へと移動した


「ここがマーラ国か…」


マーラ国は俺達の人間国と変わらないぐらい発展していた、だが人間国と違うのはマーラ国の街並みは昔の日本を見ているかのようだった


「では闘技場にご案内します」


俺は闘技場へと連れて行かれた、入るとマーラ国の民からの冷やかな視線を感じた、少し気にはなるがどの道俺が勝てば魔人国の時と同様すぐに俺を王と認めるはずだ


「へぇ…人間国の王がまさかこんな可愛い顔の子供やったとは驚きやわ、オリオンはホンマにこんな奴に負けたんか?」


このオーラと観客の反応を見るに恐らくこいつがマーラ国の王、マリア・ギネスだろう、マリアは敵だと分かっていても見惚れてしまう程の美貌を持っていた


「そう言うあんたは俺と違い随分歳がいってるように見えるけどな?」


「あ?あんま調子に乗んなよクソガキが、もういいわ、はよ準備せぇ、ぶっ殺したる」


「いいぜ、俺もお前をぶっ倒したくて仕方ないんだよ、さぁ始めようぜ?」


「あんま調子乗んなよクソガキ!!焼炙しょうしゃ!!」


マリアの出した妖術はやはり魔法とは少し違うように見えた、マリアの巨大な炎は俺に向かって飛んでき俺を炎に包み込もうとしてきた


「ウォーターサークル!!」


空は巨大な炎を水魔法、ウォーターサークルで蒸発させ打ち消した、マリアはまだまだと言わんばかりに他属性の妖術を放ってきた


「質量操作!!」


空は魔力眼を使いマリアの妖術を質量操作で全て撃ち落とした、マリアは少し驚きながらもすかさず妖術を打ち込んできた


「もう飽きたんだよ!!」


空は妖術を全て剣で捌きマリアに近ずき剣を振った、空の剣が後数センチでマリアの体を切り裂きそうになったその瞬間


「アホか、誘ったんやわ」


ドスゥゥン!!


「ちっ…!」


マリアは妖術で武器を召喚し、空に一撃を与えた、空は対応出来ずに吹っ飛ばされた


「へぇ?今の耐えるんか、思ってたよりやるな、ウチももう少し楽しめそうやわ」


(くっそ、油断した…まさか近接戦闘もいけなんて考えていなかった、というかあの細い体でどうやってあんな馬鹿でかい薙刀を扱ってるんだ?)


マリアは身長は少し高いが着物から見えている体から考えるに幾ら魔力で体を強化したとしてもあの巨大な薙刀を扱うのは不可能なはずだ、しかしマリアは薙刀を軽々と振っている、あれもなにかの妖術だと考えた方がいいだろう


「ほら!!さっきまでの勢いはどこに行ったんや!!」


カァァン!カァァン!


「くっ…!重い…」


マリアは薙刀を上手く使い魔法を弾きながら俺の間合いに入り込んだ、空はギリギリで全ての攻撃を防いだ


「これで終わりや!!」


マリアが空高く薙刀を振り上げた、マリアはこれで終わらせる気だろう、あれを喰らえば俺でもひとたまりもない


「遊びは終わりだ、能力完全解放」


「なっ!?」


そう、俺はマーラ国の奴らが攻めてきた時もマリアと戦っている時も一切本気を出していないのだ


「勝負はここからだぜ、クソギツネ」

面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!


ブックマークもいただけるとうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。

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