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魔人国統一編V

「久しぶりだな」


「ほう…思ったより早かったな空よ」


タイアスは崖の上から空を見下すように立っていた、今のタイアスからはあの時のような覇気も殺意感じられずに居た


「随分余裕な表情じゃねぇか?さぁやろうぜ!完全解放!」


空はスーツを完全解放しタイアスの居る崖まで飛び剣を放出した、タイアスは自分へ向かってくる武器達を一振で落とした


「どうした?こんなモノ幾ら打とうが私には勝てないぞ?」


「うっせぇ!!」


カァァン!!


空はアクセルを使いタイアスに斬りかかった、タイアスはつまらなさそうに自身の剣で弾いた、空は炎魔法を連発して放つがタイアスの放つ炎魔法に掻き消された


「1ヶ月特訓してもこの程度…少々買いかぶりすぎたか」


今のタイアスは1ヶ月前会った時よりも確実に強い、恐らくあの時俺は手加減されていたのだと今気づいた


「お前との勝負、終わらせてもらうぞ」


タイアスは巨大化した、だが人間国で見たあの時よりもでかい、あの時よりも1.5倍程は大きい


タイアスが大剣を空に向かって放った一振を念力を使いなんとか止め、質量操作を自身の体に付与し巨大化したタイアスの足目掛けて蹴り上げた


ドォォン!!


タイアスは予想もして居なかった攻撃に反応が遅れてしまい空に蹴りを入れられてしまった、空はそのチャンスを見逃す事はなくすかさず攻撃を繰り返した


「でかくなったらその分足への負担はでかくなるんだよぉ!!」


数発の攻撃に耐えきれず膝を着きそうになったその瞬間、空はその時を待っていたと言わんばかりに異空間から炎・水・雷の3本の魔剣を同時に切りつけた


「くっ…!!」


「まだまだ!!」


この1ヶ月空は自身のステータス強化に加え、質のいい魔石を探し魔剣を複数作成していた、今の空が持つ魔剣の数は炎の魔剣が10本、水の魔剣が8本、雷の魔剣が5本だもう既に半分を使っているので残りは少ない、ここで決めないともう魔剣がなくなってしまう


「これで終わりだァァァ!!」


空は残りの魔剣をタイアスに向けて一気に放った、水の魔剣は水が物体化した斬撃を放つ、雷の魔剣はタイアスの体を強烈な電気で痺れさせた、この際先程の水の魔剣の力も加わり雷の威力は増大していた、トドメの炎の魔剣はタイアスの体を燃やし尽くした


巨大化したタイアスすら見えなくなるほどの業火に包まれた、タイアスから滲み出る巨大な魔力はどんどん弱まりこれでタイアスは死んだと空が思ったその瞬間、先程まで激しく燃えていた炎は1箇所へと集まり、炎は数秒で無くなった


「やはり勘違いなどではなかった、ならば私も本気でいかせてもらう」


なんと炎が集まっていく元はタイアスだった、タイアスは巨大化を解除していた、タイアスは自身の回復期膨大な魔力を消費したせいで魔力量はどんどん減っていっている、今から本気を出すなど虚言にしか思えない程だ…だが空にはそれが虚言には思えなかった


「我が前に立ち塞がりし障壁を打ち破り、魔力の渦巻きより生じし力を解き放ち」


タイアスが詠唱し始めた瞬間、大気中の魔力はタイアスへと集まっていった、危険を感じタイアスに接近した空はありったけの魔力を込め一撃を放った


「我に力を」


詠唱を終えたタイアスの体からは魔力が完全に消滅していた


「もう少し速ければ私を止められていたのだがな」


ドスゥゥン!!


「かはっ!」


タイタスは空の最大の一撃を片手で止め、空に一撃を放った、空はたった一撃で上半身周りの骨や臓器が破壊されたのを感じた


「私のオリジナルスキルは<破壊する者>だ、その名の通り私は全てを破壊する」


恐らく1か月前や先程使った体の内部に直接攻撃するのはタイアスのスキルだろう、だとしたら一つ問題が出てくる、それは魔力なしで一体どうやってスキルを使ったんだ


「お前は今私が魔力もなしにどうやってスキルを使ったのかと気になっているようだな」


「冥土ノ土産に教えてやろう、私は何十年もこのスキルを使い続けた、それによりこの魔力眼を持ってすれば魔力なしでもこのスキルを使えるのだ」


「魔力なしでスキルを使うだと…!?」


(確かにタイアスは今魔力なしにスキルを使ったと言った、そんな事が可能なのか?)


「話は終わりだ、ここからは本気でお前を殺す」


「なっ…!」


空は何が起こったのかも分からずにタイアスに首を掴まれ身動きが取れないようになっていた、先程空はタイアスが動いた事すら気づくことが出来なかった


「クソがぁ!!!」


空は異空間から銃を取り出しタイアスの体に向けて銃を連発していた、だが煙の中から出てきたタイアスの体は無傷だった


「私に本気を出させたのだ!もっと楽しませて貰いたいな!!」


空はなんとかタイアスの腕から離れ魔法を連発し剣をなん振り振った


「ほう…この状態の私に傷を負わせるとは…」


「こんなけやって傷一つかよ…しかたないあれをするか」


空は大気中の魔力を自身の体へと流し込んでいった、空は修行の末1回なら魔術回路が傷つく事もなく魔力を回復させる事ができる


「喰らえ!ウォーターブラスト!サンダーバースト!!」


空はタイアスの心臓に目掛けて水魔法と雷魔法を放った、水と雷で感電しタイアスは一瞬だが心臓を抑えた


「いける!!」


一瞬止まっている今ならタイアスが攻撃してくる前に決着をつけれると空は思いタイアスの体が触れられる程近くまで近づいた


「これで終わりだぁぁ!!エネルギーバースト!!」


先程使ったエネルギーバーストとは違い今回は空自身の魔力全てと大気中の魔力(約空の魔力量の半分程)を使いありったけをぶつけた


激しい音が鳴り響き、遠く向こうで戦っている兵士たちですら気づく程の爆音が鳴り響いた


「この私に血を出させるとは…」


あれ程強大な魔法を放ってもなお、タイアスは血を吐く程度にしか喰らったいなかった


「やばい…!」


空はタイアスの斬撃が一瞬だが見え、なんとか体を反らせて攻撃を避けた


「ほう…私の攻撃を避けたか」


タイアスの攻撃が見えたとしても体が追いつかない事にはどうにもならない、空は片腕を失いなんとか避ける事に成功した、いつものように自己再生で治そうとした


「治らねぇ…」


いつもみたいに腕が再生しない、まるで体がなくなった腕を治すのを拒むかのようだった


「私の持つ最強のスキルの一つだ、お前に呪いを掛けた、それは回復スキルを持つ者にしか治す事の出来ない傷だ」


つまり柚とサーヤにしかこの傷は治せないようだ、2人のいる場所は後方支援をしている事もあってここからとても離れている、つまり今この場で腕を治すのは不可能という訳だ


「アクセル」


グサッ


タイアスはアクセルを使い一瞬で距離を詰め空の心臓を刺した、アクセルを使ったタイアスの動きに空は目で追うことすら出来なかった


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!


ブックマークもいただけるとうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。

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