魔人国統一編IV
戦争から一日が経った、今の戦況はやや人間国側が不利だ、単純な兵士一人一人の質問負けてるいし数でも負けている…幾ら空のスーツを使った所で勝てない、だが決して正気がない訳では無い
「やや押されているな…なら咲良を呼んでくれ」
「どうしたのかしら空?」
「咲良か…作戦通り明日からはお前のスキルを使う」
咲良のオリジナルスキルはネクロマンサーだ、今の咲良が使役しているのは元々居た150対に加えエドの使っていたモンスターを加えて300対程だ、1体1はオリオンの兵士を覆いに超える程の力を持っている、充分に戦況を覆せる力を持っている
「えぇ問題ないわ、ただ私の今の魔力じゃ半日が限界だわ、麗の力を借りても一日は厳しいわ…」
そう、最初から麗を使わなかったのはこの為だ、幾ら強いモンスターを使役しているからといって一日も持たないのでは使え方を考えないといけない
「タイアスの元まで行こうと思っても2日は掛かる…最初から分かっていたが厳しい戦いだな」
「そうね…でも明日からは貴方も動くのでしょ?期待してますわよ」
幸い特訓を重ねたお陰で時間を掛かるが自分の魔力二回分程なら魔力を最大まで回復出来る
「ハァァァ!!」
空は先陣を切りタイアスの元へと向かった、空はスキルを駆使し止まることなく走り続けた
「行かせねぇよ!!」
「…お前がタイアスの腹心か」
「?なんだ知ってんのか、俺の名はアンドレ・ヴァロワだ」
アンドレ・ヴァロワ、オリオン国最強と言われる魔法使いだ、だがこいつは普通の魔法使いとは少し違う
「エナジーバースト!!」
そう、こいつは俺と同じ無属性魔法を使う
この世界の属性は火・水・風・雷・土の五大属性と光・闇の陰陽属性、それに俺の使う無属性魔法だ、火属性を強化版の炎属性や水属性の派生の氷属性
雷と火属性を混ぜた混沌属性などが主な物だ
火魔法などは火の魔術回路を持たないと使えないのに対して無属性魔法は魔術回路さえあれば使える物だ、サーヤの時代では無属性魔法は最強と称えられていたのに対して、五大属性が発展した事や無属性魔法を使いこなせる者が減った事もあり衰退していき無属性魔法使い等は馬鹿にされる存在だ
「ほらほら王様よぉ!どうした!!」
だがアンドレは馬鹿にされる無属性魔法を使い体術と無属性魔法だけでタイアスの腹心まで登り詰めた強者だ
「ちっ!アクセル!」
アクセルを使い瞬間的にアンドレに近づき短刀で首を狙った
「いいなぁ!!アクセル!」
アンドレもアクセルを使い瞬間的に移動し空に攻撃を仕掛けた、アクセルは身体強化のスキルとは違いアクセルは瞬間的なスピードを強化する物だ、瞬間的な速さなら身体強化よりも速い
「嬉しぃぜ!俺以外にも無属性スキルをここまで使いこなすなんてよぉ!」
「こんなものか」
「は?なんだと…」
空ならばアンドレなど一撃で倒せるのに対して、これ程時間を掛けたのはアンドレから空の知らない無属性スキルを得られると思ったからだ
「終わりだ」
「くそが…」
スキル<質量操作>を使いアンドレを地面にひれ伏させた、アンドレはどうやら質量操作の事を知っている様子だった
「そろそろ俺も本気で行くか」
<エネルギーバースト>
エネルギーバーストは空のオリジナルスキルで大気中と自身の魔力量を放出し放つ単純だが威力は絶大な強力なスキルだ、
周りに居た敵国の兵士はエネルギーバーストにより跡形もなく消え失せた
「ファイヤースラッシュ!!」
どこからか炎の斬撃が飛んでできた、空はそれを魔力眼を使い念力で止めた
「炎の剣士か…だがお前の相手は俺じゃなくこいつだ」
「なっ!?」
「エアーブラスト!!」
「空!先に行ってこいつは私が倒す」
「あぁ頼んだ」
この場は麗に任せて俺は先に急ぐ事にした
「私の名前はメアリー・ホワイト、貴方の名前は?」
「麗よ、貴方相当な炎スキルの使い手みたいね?」
「君こそ中々の者だよ!」
麗はメアリーの放つ炎スキル、ファイヤーブラストを水魔法、ウォーターブラストで相殺した
魔法のレベルは互角か麗の方が少し上だ、実力差はあまりない、だがメアリーはオーガだ、近接戦闘も当然できる
「これならどう!!」
「うっ…!!」
炎を纏ったメアリーの拳は麗の体を殴り麗は一瞬意識を失った
「これで終わりだよ!」
メアリーがトドメの一撃を放った瞬間、麗はメアリーを吹っ飛ばした
「なっ!!」
「こんな所で本気を使うなんて…でもここでやられる訳にはいかない!!!」
「麗さん…相談とはオリジナルスキルが5大元素使いなのに対して自分が三元素しか使えない事ですか?」
「はい…」
私のオリジナルスキルは<五大元素使い>だ、だが私はまだ三大元素しか使えない、使えないのになぜ私はこんなスキルを…
「五大元素全ての魔術回路はあるので鍛錬次第だとは思います、鍛錬の一つとして貴方に教えたい事が一つあります」
「教えたい事?」
「はい、貴方には私の使う近接戦闘を受け継いで貰います」
サーヤさんは昔アリスさんに学んだ近接戦闘を元にオリジナルの戦い方を学んだという
「今度はこっちの番よ」
麗は体内にある魔術回路を活性化させた、体には魔術回路の紋章が浮かび上がってきた
バン!!
麗は地面を蹴りメアリーに近づいた、メアリーは魔法を体に纏い近づいた
サーヤの近接戦闘は至って単純だ、やっている事は普通の近接戦闘と一緒だ、唯一違うのは魔法の使い方だ
「ウォーターアーマー!!」
ドスゥゥン!!
「かはっ!!なんて力なの…」
そう、サーヤの近接戦闘は属性魔法全てを体内に循環させ攻撃をするためにその全てが放たれるという物だ、一発一発の威力は地形を変えるほどの威力を持つ
面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!
ブックマークもいただけるとうれしいです。
何卒よろしくお願いいたします。




