武神祭編完結
「空様今結果を解除しますね」
「な、なに!?結界が解除されただと…そ、そんなはずは…!!」
「助かったサーヤ、エド観念したらどうだ?」
オルヴァル達も来た事で戦況はこちらに傾いた、エドもそれに気づいているようだ、呼吸を荒らげながら何かを待っている様子だ
「く、クソ…!あいつはまだなのか……!!」
「あいつ?誰の事だ?」
やはりエドは何かを待っているようだ、一体誰の事かはあいつを倒して聞き出せばいい、その為にも一刻も早くあいつらを倒す必要がある
バァァン!!
「エド様、連れてきました」
壁を突き破り現れたそいつは獣族にある特徴的な耳が付いていた、恐らく獣人だろう。
「お前…!!それは…!」
そう、獣人の肩にはなんとアリアが乗せられていた、俺たちがこうやって戦っている間を拭ってさらってきたのだろう
「目的は済みました、帰りましょう」
エドは結界を開いた、どうやら自分の国に帰るようだ、ここでアリアを取り返さないとアリアが何をされるかわからない
「まて…!!」
俺達が阻止するために走り出すと横たわっていたクレイの体が浮き仮面の女に連れていかれた、俺達は阻止に失敗した
「くそ…!!」
「まさか魔人国の王が紛れ込んで居たなんて…」
「オルヴァル!ここから魔人国の距離は!!」
「お前の足で一日って所だろう…」
一日も経てば2人がどうなるかわからない、急がないといけないのに…一体どうすれば…
「…!!スーツを完全解放すれば半日で行けるぞ…!!」
オルヴァルとの戦いの後改良を重ねた今のスーツで完全解放を使えばもしかしたら、
「それはだめだ空様!!そんな事をすれば魔力回路が…」
「飛ぶ程度なら今の俺でも半日は暴走出来ずになんとか済みそうだ」
「出来ればサーヤか柚にも着いてきて欲しいが…厳しいな…」
アリアとクレイは恐らくエドの呪いに掛けられるはずだ、2人が暴走する前に止めるということは死ぬギリギリまで弱らせることになる、呪いが解けたあとすぐに回復を施せるように2人を連れていきたいが…2人はこの後民衆の回復で忙しいだろう…俺がなんとかしないと
「んー…私とサーヤさんは最低でも3時間は掛かるから後から頑張って追いつく形になるかな…??なるべく速く空に追いつくね!」
「わかった、じゃあ行ってくる」
<完全解放>
「確かに私と戦った時よりも安定しているな…」
俺はグリニッジを飛び出し、クレイ達のいるエストリアへと向かった、なんとしてでも速くつかないと取り返しがつかなくなる
「待ってろよ…クソ野郎」
「うっ…ここは…?」
目を覚ますと僕は見知らぬ部屋のベットで寝ていた、確か僕はタイロンと試合をしていたはず…それなのになんで僕はこんな所で…部屋の雰囲気を見る限り保健室ではなさそうだ
「アリア!?」
ベットの横を見ると保健室で寝ていたはずのアリアが横で寝ていた、訳が分からず混乱しているとアリアが目を覚ました
「あれ…?クレイ?私なんでこんな所に…」
「僕もわかんないよ…一体ここは…!」
必死に思い出し、ここがどこかを考えていると部屋の扉がノックされた音がした
「どうやら起きたみたいだね」
「あなたは…??」
「僕かい?僕はエド・モラレス、魔人国の王さ」
「魔人国の王…!?」
(魔人国の王だって…?つまり僕達は魔人国にいるはず、だとしたらなんでこんな所に…)
今の僕が考えられる答えは一つだ、恐らく僕達はこいつに攫われたんだ、ならここから逃げないと…そう思い体に力を入れようとするが力が入らない
「悪いね、君たちは薬で力が入らないようにしてもらっている」
「くっ…!!私達をここから解放して!!一体何が望み!?」
「望みか…そうだね君たちも起きた事だし始めよう」
「始めるってなにを…うっ…!?」
急に体全身が強く強ばり意識を失いそうになった、まるで脳を直接いじられるているような不快感も感じる
「私の望みはね、君たち2人を強制的に私の部下にする事だよ」
その言葉を最後に僕達の記憶はそこで終わった
「エド様どうやら成功なされたようですね、お疲れ様です」
「ルドルですか、えぇこれで完了です、後は速く軍を集めて人間国を乗っ取りましょう」
帰ってきてから半日が経った、エドの目的は武神祭などを壊す事ではなく優秀な人材を自分の手駒にするためだ、もちろん人間国を混沌の渦に落とす目的もあったがそれは二の次だ
「エド様に言われた通り既に軍の準備は終わっています、後は攻め込むだけです」
普通に歩いたら何日も掛かる程の距離だが我が家に伝わる秘伝のマジックアイテム<ワープリング>があれば一度行ったことある場所にならどんなけ距離が離れていても大勢をそこに移動させることが出来る、だがそれを使うには1回につき魔法使い100人ほどの魔力を使う事になる
「くく…!!では行きましょう」
この時のエドはもうすぐで人間国を自分の物にし、転移者のあのもの達もまとめて全員自分の部下に置くことができると思っていた、自分の計画に穴などないと本気で思っていたのだ
「たっく…エド様もわざわざこんな夜中から攻めに行かなくたっていいじゃねぇか…なぁ姐さんよ?」
「誰が姐さんだマックス…ルドル様も言っていたでは無いか、敵は夜に奇襲をされるなど考えていない、なら夜が絶好のチャンスだと言っていたでは無いか…」
「あー…そう言えば言ってた気が…まぁいいや、どうせ勝てる戦いだ、楽しんで…なんだ!?」
「どうしたマックス?なにか…あの身の毛もよだつような魔力一体何者だ!?」
俺と姐さんはとてつもない程の魔力を感じ取った、こんな魔力量、あのオリオンの王にも匹敵する
「お前達聞けぇ!!ここにとてつもない程の力を秘めた敵が近ずいている!用心するな…は?」
上空になにやら光るなにかを感じ取り上空もみると、上空いっぱいに武器が浮いてるのがみえた、一瞬幻かとも思ったがその瞬間、武器達が放たれたのに気がついた
ズドォォン!!
辺り一面元々の地形が分からない程に地形が崩れた、辺りを見渡すと兵士のおよそ4分の1が殺されたのがわかった
「待ってろよ、今すぐに助けてやる」
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