人間国統一編完結
「おい!!誰かあいつを止めろ!!」
「無理です!!止まりません!」
敵国の戦士が誰かを止めようとしていた、だがその男の力は絶大で、1人で戦争を終わらせてしまうほどの力だ
そこは正に地獄だ、ありとあらゆるところに死体が転がっていて生臭い匂いがする、ある男は空から隕石を振り落とし辺り一帯を更地にしていた
そしてどこからか武器を取り出し一振すると炎が撒き散らされ戦士達の声にならない悲鳴が聞こえてくる
武器を空間から取りだしそれを使う、一見見れば俺と同じだかそいつの使う武器もスキルの使い方も俺とはレベルが違う、そのとんでもない男の正体は見ればすぐに誰かわかった
「我が王よ私達も行ってまいります」
王の元へ2人の戦士が戻ってきた、片方は魔法使いでもう1人は剣士の姉妹だった、それは紛れもなくアリストサーヤだった
「消え去れ」
アリスが剣を鞘から素早く抜くと剣圧で敵軍の戦士は無惨な姿になっていた、サーヤの方も複数の属性魔法を同時に使い敵軍を圧倒していた、これが恐らく2人の全盛期なのだろう、今の2人も確かに強いがこの時代の2人には劣る
「王よ、私も参ります」
一見見るとサーヤ達よりも劣りそうな男がそこにはいた、俺は戦いを見た瞬間言葉を失った
その男は魔法も剣の技術も、そして錬金術全てを使いこなしていた
夢はそこで終わった、俺は見知らぬ部屋で目が覚めた
「ここは…?」
「空様気が付きましたか」
起きると周りには仲間達が俺を囲むように並んでいた
「心配したぞ、2日も目を覚まさないなんて」
「2日?俺そんなに寝てたのか?」
「えぇ、空様はオルヴァルとの戦い後2日も寝ていました」
「そっか…」
どうやら2日間も俺は寝ていたようだ
「入るぞ、どうやら目が覚めたみたいだな」
「オルヴァルか、?悪いなベット借りちまって」
「構わん、今は人間国全てがお前の物だ」
「そう言えばそうだな、よし国の皆を集めてくれ、今から王の座をベルから貰ってくる」
「空様、既に準備は済ませ民主(民衆)は王都へ集まっています」
とりあえず服を着替え転移を使い俺達はウェルブンドへ帰った、ベルは慌てた様子でこちらに走ってきた
「空さんー!やっとですか!!早くしてください!!」
どうやらだいぶ時間をオーバーしてる様子のようだ
「人間国の民よ!!今日から俺がこの国の王の空だ!!よろしく頼むぞ!!」
馴れない事をしたので儀式の時間は10分程のはずなのに俺の体感では半日ほどやっていた感覚だった
「空様少しいいか?」
儀式を終え久しぶりに部屋でくつろいでるとアリスとサーヤが部屋に訪れた
「どうした?なんか用か?」
「あの戦いで空様は体を酷使し過ぎた、魔力回路に問題があるのではと思ってな」
「別になんの問題もないと思うぞ?現にさっきスキル
を使ってみたが問題なく使えたし、まあ確かにスーツの方はボロボロで作り直さないとだが…」
「……それならいいのです…空様あのような戦い方は控えるべきです、今回は運が良かったものの…次もあのような戦い方だと魔力回路が完全に破壊され二度とスキルを使えない体になります」
サーヤの最初の間は気になったが、気にしないでおこう、2人の真剣な顔を見るにほんとに気をつけた方がいいみたいだ
「わかったよ、気をつける」
「お願いします、では私達は戻りますね」
2人は伝える事だけ伝えると部屋に戻って行った
「やっとこれで四分の一か……後三国も統一か…今の俺じゃ不可能だ、やっぱり俺にはもっと力がいる」
最弱な国だと言われている人間国ですら俺はギリギリ勝てたのだ、今の俺じゃ後の三カ国を統一するなんて夢のまた夢だ
「そう言えばステータス確認してなかったな」
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一ノ瀬空17歳 男
ユニークスキル:<選ばれし者 ><錬金術>
筋力:25000
体力:23000
耐性:21000
敏捷:23000
魔力:25000
魔耐:20000
スキル:<伸びる> <硬くなる> <錬金> <身体強化> <毒耐性>
<捕食> <縮地> <自己再生> <武器作成> <念力> <殺気> <異空間> <透視> <属性耐性> <スキル使用短縮> <譲渡> <複製> <???> <???> <???> <???><魔力拳> <ブースト> <身体強化> <カウンター> < 魔王拳> <隠密>> <魔力感知> <攻撃妨害> <アクセル> <テレポート> <マネキネシス(質量操作)> <解明>
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「魔耐上がり過ぎじゃないか…?」
他のステータスも一度の戦闘にしては上がった方だ、それを差し引いても魔耐の上がり幅が尋常じゃない
恐らくスーツで限界を超えたせいだろう、そのせいもあって魔力の数値も上がっているのだろう
「確かに強くはなったけどこれじゃまだ足りない」
確かに強くはなったがまだ足りない、そう思った俺はグリニッジの王都へ行くことにした、なぜならあそこはずっと人間国の首都だったなら何か強くなるヒントがあるはずだ
「試しにコースの王都の武器庫に来たけどなんだこれ…」
そこにはウェルブンドとは比べ物にならない程の質の高い武器と数本の魔剣があった
「炎の魔剣に水の魔剣に後はよく分からない魔剣か…」
試しに魔剣に触れ<複製>してみた、すると体から尋常じゃない程の魔力消費を感じた
「うっ…なんだこれ…!?」
2本の魔剣は確かに複製出来たが、たった2本の武器を複製するだけで魔力が半分以上も吸い取られてしまった
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