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人間国統一編Ⅱ

「俺は戦争に参加するつもりだ、皆はどうするんだ?」


文哉は皆を呼び出しそう切り出した


「私はこのまま易々とここが壊されていくのを見届けるなんてしたくない!!そうするぐらいなら戦いたい!」


「柚…」


咲良は迷っていた、妹は戦う力はないのにこんなにも頑張ろうとしているのに戦う力のある自分が何もしなくていいのか?


「私だって!!あのまま情けなく死んでいくのは耐えられない!!」


麗は目頭に涙を貯めながらそう答えた


「私達はこの国が好き!!たった3ヶ月でも今は自分の大切な物だから自分の力で守りたい!!」


桐野江達や皆もきっとあれを見て恐怖しているはずだ、つい最近まで高校生をしていた俺たちがあんなのを見てしまったら恐怖するのも無理は無い、だけど皆空の戦う姿を見て心打たれ憧れてしまったのだ


「俺もだ!!何もせずただ死ぬのを待つなんて事したくない!!」


どうやら皆の考えは一緒だったようだ


「来たか…答えを聞かせてくれ」


空は心のどこかで皆が参加するのを諦めていた、あんな物を見て自分が生まれて生きてきた場所でもないここを守りその為に命を捧げようなんて到底無理な話だ


「俺たち全員戦争に参加する!!」


「なっ!?」


空は驚いていた、一体何がこいつらをつき動かしたのか


「このまま黙って何もせず惨めに殺られるなんて嫌なの!!」


柚が力一杯の声で空に言った


「わかったそれなら俺が言う事は何もない、一緒に戦ってくれ」


「あぁ!」「うん!」


これで問題は解決したが後もう1つ問題が残っている

こいつらの能力値の低さだ


「戦争まで1ヶ月皆には鬼頭達よりも強くなってもらう」


「鬼頭達達よりも私達が強くなるなんて無理じゃない?」


桐野江が不安そうに聞いてきた


「今までの修行では無理だったかもしれないが俺の部下のサーヤとアリスに鍛えてもらったなら可能な話だ」


別にこれは無理な話でもない、サーヤとアリスの戦闘技術をこいつらに詰め込めば鬼頭なんて軽く越えられるはずだ


「わ、分かった…!頑張ってみる!!」


「それにしても王女を殺したのに俺たちに何の罰もないのはなぜなんだ?」


「それは俺が王にここに来る前に話をつけてきたからだ」


俺達3人は女王(王女)の居るウェルブンドに行く途中で王女アリサにめんどくさい仕事を押し付けられ貧困地に訪問している王に会いに行った


「貴方がウェルブンドの王、ベルだな?」


空がそう聞くとベルは不思議そうな顔をしていた


「は、はい…僕はウェルブンドの王、ベルですけど…一体何の用ですか?」


「単刀直入に言う、王女アリサの力の秘密を教えてくれ」


「!?な、なんでそれを…」


ベルは驚いていた、王女の力の秘密など自分以外知らないはずなのに、なんでこの男が…


「細かい事はどうでもいいだろ?俺は転移者だあの女によってダンジョンに飛ばされ殺す為にここに帰ってきた」


「なるほど…転移者の方ですか…貴方の魔力量にも納得がいきます…ですがだからと言って貴方に秘密を教え殺すなど許せません」


「なぜだ?お前はあいつに奴隷のように扱われてるはずだ、恨みもあるだろ?」


スキル<殺気>を使い少しこの男を脅してみる事にしてみた


「確かに恨みはあります、だけどあの方の力がなくなればウェルブンドは終わりです。そうなるぐらいなら私が我慢をすればいいだけの話です」


ベルは怯えながらも力強く答えた


「俺はある目的の為にあいつを殺した後ウェルブンドの王になるつもりだ」


「え?今なんて…」


ベルは驚いていたこの男が言ってることに嘘は感じない、だがそうする理由がないのだ


「理由はただ1つだ、これは説明するより実際に見せた方が早いな」


<譲渡>


空はベルに触れおっさんから貰った昔の情報をそのままベルにも見せた


「な、なんですかこれ…」


ベルは空からの記憶を見て立っていられなくなった


「これは過去の記憶だ、そして後数年すればこれがまた起きる、俺はそれを阻止する為に王になる」


ベルは考えた、いくらあの女が強かろうと他の王達と共に戦ってもあれには勝てない、それにあの女には国を守ろうと言う意志を感じない


「なるほど…分かりました今の僕達にはこれは防げません、貴方なら出来ると信じましょう」


ベルはあんなものを見てしまったら空を頼るしかないのだ


「助かるよ、今後ともウェルブンドの政治関係は君に任せようと思う」


「分かりました僕は貴方を信じます、必ず貴方があのもの達から民を救ってください」


「とこんな感じで話つけてきた」


「えぇ…」


「魔法スキルを使う物はサーヤの元へ、武器を使って戦う物はアリスの元へ行ってくれ!」


これでこいつらの修行は問題なさそだな


「あのー…一ノ瀬君?私はどうしたら…」


柚は困った表情で俺に聞いてきた


柚は戦闘員ではなく回復者だから確かにどうしたらいいか分からないのも無理はない


「今のステータスはどんな感じなんだ?」


「えーとねぇ…」


========================

===== 

香月々柚16歳 女

オリジナルスキル:<回復者>

筋力:2000

体力:2000

耐性:3000

敏捷:2500

魔力:4000

スキル:<治癒術>

=======================

「能力値は高いけどスキルが1個だけか…」


柚は全体的に能力値は高いが、スキルがこれだけじゃ宝の持ち腐れになってしまう


「こんなじゃ戦いになんて無理だよね…」


今の柚を見てると前の自分を思い出してしまう


「数百年前の回復者は前線に立って戦っていたからきっと方法はあるはずだ」


「でもどーしたら…」


「そうだな…」


恐らく柚は俺と同じで属性スキルは使えない


どうすれば…


そんな事を考えてるとある事を思いついた


「柚少し目を瞑ってくれ」


「え?急になによー…」


<譲渡>


一体何をしたかと言うと過去の回復者を見せそれを真似すると言うことだ


「どうだ?少しは何か掴めそうか?」


「まだ分からないけど可能性はあるかも!」


こっちは解決したがあっちの修行は一体どうなってるんだろう


面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちで大丈夫です!


ブックマークもいただけるとうれしいです。


何卒よろしくお願いいたします。


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