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僕が生まれた日父が死んだ  作者: 高校生
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儚く切ない母子の物語

みなさんは生まれた時の記憶を覚えているだろうか、、

僕は覚えている、あの日はすごく土砂降りの雨だった、僕がお腹にいる時目は見えなくても音は鮮明に聞こえてきた、突然車の衝突音のような音が母のお腹にまで響いてきてその時僕が生まれたのだ、生まれて初めて見た景色は男の人から赤く切ない血が流れているのが見えた、

僕が生まれたその日、父が死んだ。

だか、それ以外の記憶は今も完全には思い出せない

母は何とか一命を取り留めて、

僕も2日間意識が戻らなかったらしいが奇跡的に生きていたらしい、

僕の記憶があるのは小学生1年生になったくらいからだった、僕は人見知りはするが、すごく元気のいい子供だったらしい、母は父が亡くなってから僕に悲しい顔をみせないためなのかいつも笑っていた、僕が寝ると毎日泣いていた、母が泣いているのを気づいたのは僕が中学生になってからだった。

母には『パパは少し遠いところにお仕事に行ってるの』って映画やドラマで聞くようなバレバレの嘘を僕についた。

僕はある日母になんでいつも泣いているのか聞いてみた、理由は知っていたが少しでも楽になってもらいたかったのかもしれない。少し驚いた顔をして母は笑顔で『なんでもないよ』と言った。



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