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僕らの死神

作者: 生神頭骨

~プロローグ~

猫が鳴いた。怖い。どうしよう。あんな事しちゃいけなかったんだ。

「お前の罪は許されない」

そうだ。許されないんだ。僕は死ぬしかない。でも、死にたくない。

「アナタノ罪を許ス方法が一ツだけアルかモよ?」

なに?教えてくれ・・・。

「イイノ。眠ってればイイノ。オやすミ。」

瞼が閉じてく。眠い・・・。

僕は死んだ。


~第一章「名無しの死神」~

思わず欠伸が出る。

「あぁ、眠い。何故学校などという忌まわしいものが存在するんだ。俺が総理だったら学校全部潰す。」

俺は絶賛高校生中だ。(ウゼェ)友達や(つまらない)日常に囲まれて暮らしている。

「トラさ~。現実的になろうよ。トラが総理とかありえないと思うけどね~。」

横から俺の思考を邪魔してくる奴は、華折 鍵。そして俺は敵殺 登良。

華折はその名のとおり外見は可愛いくせに、敵の骨を折ることに関しては残酷だ。あいつが人の骨を折っているのを見ると背すじが寒くなり、吐き気がする。華折は男だが女に間違われて、ナンパされた事があるが、ナンパしたほうは・・・複雑骨折で病院行きだったとだけ言っておこう。それぐらい危ない奴だ。

「総理は頭が良くなくちゃダメジャン。万年赤点野郎がさ~。」

そう俺はテストが万年赤点の、喧嘩に強い男だ。売られた喧嘩は買ったり潰したり・・・。要するに不良。

「馬鹿でも思考さえ正しけりゃいんだよ。」

「でもさ~。トラの思考って、喧嘩に埋まってるんじゃない?総理より犯罪者向きだよ~。にゃはは!」

これだよ。俺は華折には敵わない。でも、たった一人の親友だ。こいつと悪ふざけする日常は当たり前。

「俺が犯罪者ねぇ。って、何だとぉ!」

「にゃははは!気にしな~い、気にしな~い。赤点喧嘩犯罪者~。」

つまらない日常だけど、楽しかった。それなりに。だけど、ある日俺の当たり前は終わった。

その日はいつも通りで、華折と一緒に学校へ行こうとした。

「トラ~!おっはよ~!」

「朝からハイテンションかよ。俺、低血圧なんだが・・・。」

「高血圧よりは良いんじゃな~いの?」

俺は考える。まぁ、良いかも。低血圧は良いが、高血圧はいずれ死ぬからな。

「そうだな。」

「でしょ?にゃはは・・・は・・・は・・・。トラァァァァァァァァア!!!!!!」

え?

「だめぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!」

俺は振り向く。トラックが迫ってきた。俺より前を歩いていた華折が走って来るけど、やけに遅い。走馬灯みたいなもんか。

「キキィィィィィィィッ」

俺は死んだ。


目が覚めると俺は、俺の体を見下ろしていた。俺死んだなって一目で分かった。俺の顔には白い布が掛かっていて華折と親父たちが泣いていたから。

「トラァ。ごめんね、ごめんね。僕がトラの前を歩いて優越感を感じていたりしなければ・・・。」

あ、そんな気持ちで歩いてたんだ。うざっ!

『お前は悪くないよ。あ、でも俺に謝れ。その発言うぜぇ。』

「登良・・・。どうしてよぉ・・・。」

「登良ぁぁぁあ!」

『お袋、親父。俺、かっこいい死に方だと思うぜ』

俺の声は届かない。俺は幽霊だから。

【そこの幽霊さん。どうやって成仏しようかとお困りではないですか?】

黒いローブを着ていて金髪の外国人で10歳ぐらいの子供が居た。

【何も成仏しなくてもいいんですよ。】

『ガキ。お前は何なんだ?いきなり出てきやがって。心臓止まっちまっただろ。』

【ぷふっ。面白いジョークですね。僕は死神。あなたに今後どうするかを聞きに来たのです。】

今後どうするか・・・。俺は死んだらの事なんて決めていない。しかし、死んでハイ成仏ってのも癪に障る。死神にどんな道があるか聞いてみよう。

『どんな道があるんだ。』

【成仏、悪霊になる、そして・・・死神になる。】

それも良さそうだ。どんな事をするのかは分からないが、やってみる価値は(成仏よりは)ある。

『死神になってみようと思う。ところでお前の名前は?死神じゃ、呼びにくい。』

【僕はただの死神。名前などありません。】


今はともかくそのうち話が崩れてきます。武器ルーレットとか。文章力の無さが悲しい・・・。構成の仕方も・・・。

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