どこかおかしい主人公 (2人)
咲) さぁ始まるぜぇぇぇぇぇええええ!!
狂人) おぉぉぉぉぉおお!!
敗北者) 少し落ちつけよバカども?
ビルとビルの間ひっそりと人が倒れていた・・・
敗北者:「あの人死んでるね~?」
僕の親友、敗北者がにこやかにきついことを言う・・・
僕:「なんでさ?まさか滑って転んで頭打ってご臨終とか?」
僕は絶対ヤダなその死にかた
死ぬとしたら友達100人に囲まれて死にたいな
・・・僕の理想の死にかたはどういう状況何だ?
敗北者:「いや~、そんな平和な死にかたじゃないね~?」
そういって親友はクスクスと笑う
・・・死に方に平和とかあるのかな?
僕:「ていうか、あの人ほんとに死んでるのかな?泥酔してるだけかもよ?」
ただ倒れて動かないだけなんだから死んでるとは限らないでしょ
敗北者:「へ~?狂人の中の人間は首が3分の1ぐらいないのに血があまり出てない人が生きてるんだぁ~?さすが狂ってる人だね?」
敗北者が僕をあざ笑いながら言う・・・
僕はまた倒れてる人の方を見てみた。が、僕が首元を見る前に生きてるか、死んでるかの答えが分かった
なぜなら、その人は動いたからだ
僕:「普通に動いてるやんあの人。眼科行けよ敗北者。それとも精神科行くか?いい医者知ってるぜ?少しうざいけど・・・」
僕は笑いながら敗北者をバカにする
さっき僕を嘲笑った罰だ
敗北者:「あれ~?絶対死んでるとおもぅたのになぁ?」
敗北者は僕の言葉をスルーして首を傾ける
その人は(サラリーマン風の男)這いずりながら歩道に出てきた
それに道を歩いてたはげ男が気づき声をかける
僕:「なんか喋ってるね。何いってるのか聞こえないけど」
敗北者:「想像するか?」
僕:「オーライ。じゃぁ僕は頭皮砂漠化が進んでいる男の人の言葉を想像するね」
敗北者:「じゃぁ僕はナメクジのように這っている男の言葉を想像するね?」
はげ男(僕):「何をしているんですかあなたは!?」
はげ男は這いずる男に近寄る・・・
這いずる男(敗北者):「え?私ですか?」
這いずる男は動きを止める
はげ男:「そうですあなたです!!何で這いずりまわってるんですか!?」
はげ男は這いずる男の隣にきて男を見下ろしてる
這いずる男:「ちょっと生JK(女子高生)のパンティーを見ようと思いまして?」
這いずる男ははげ男を無視してまた動き出す
はげ男:「何を言っているんですかあなた!?そんなんじゃすぐにばれますよ!!」
はげ男は這いずる男の背中に手を置く
這いずる男:「離してくれ!?俺は自分に正直に生きていきたいのだ!?」
這いずる男はそれでも前に行こうとする。心なしかJKがいる所に向かってるように見える
はげ男:「落ちついてください!まだ手鏡で見るなどの選択肢があるじゃないですか!」
はげ男は立ち上がる
はげ男:「同士が捕まるのは心苦しい!力ずくでも落ちつかせてあげます!!」
そして這いずる男の前に立った
這いずる男:「もう!?お前も素直になれよ!?男だったら小細工なしで見やがれ!?」
這いずる男ははげ男のズボンをつかむ
はげ男:「やめろ!!そもそも私は女の下着で興奮しない!!女の体で興奮するんだ!!」
はげ男は必死に足を振る
這いずる男:「なんだと・・・?どうやら貴様とは分かりあえないようだな?」
這いずる男はそれでもズボンを離さず、
這いずる男:「このわからずやがぁぁぁあああ!?」
はげ男の足にかみついた
はげ男:「な、なんだとぉぉぉおおおお!!?」
はげ男は足の痛さのせいかその場で転ぶ
這いずる男:「フフフフ、実は俺は男もいける口なんだよ・・・・!!」
這いずる男ははげ男の足の皮膚を噛みちぎり、返り血を浴びながらはげ男の筋肉をむさぼる
はげ男:「や、やめてくれ!!わたしには中学生になる娘がいるんだ!お父さんが路上で男とこんなことをしてると知ったら娘は・・・・!!」
???:「きゃぁぁぁぁあああ!!!」
うるさっ!!?
女の人の悲鳴により、僕たちの想像大会は終わった
敗北者:「ここまで聞こえる声とは?あの女、できる・・・・!?」
僕:「あぁ、ここからあそこまでは結構距離がある。なのにこうもはっきり聞こえるとは、奴は化け物か?」
僕と敗北者は異変が目の前で始まっているのにふざけていた・・・。
咲) 1日で3作品だぜ? まいったか!!
狂人) やばいぞ!咲が調子乗り出したぞ!!
敗北者) ほっとこうか?こういう奴は調子に乗りすぎて自滅するから見てると面白いよ?
咲) すみませんっ!!