表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂人ですが何か  作者: 紅葉 咲
世界がガラッと変わった日
8/61

どこかおかしい主人公 (2人)

咲) さぁ始まるぜぇぇぇぇぇええええ!!


狂人) おぉぉぉぉぉおお!!


敗北者) 少し落ちつけよバカども?


 ビルとビルの間ひっそりと人が倒れていた・・・


敗北者:「あの人死んでるね~?」


僕の親友、敗北者がにこやかにきついことを言う・・・


僕:「なんでさ?まさか滑って転んで頭打ってご臨終とか?」


僕は絶対ヤダなその死にかた


死ぬとしたら友達100人に囲まれて死にたいな


・・・僕の理想の死にかたはどういう状況何だ?


敗北者:「いや~、そんな平和な死にかたじゃないね~?」


そういって親友はクスクスと笑う


・・・死に方に平和とかあるのかな?


僕:「ていうか、あの人ほんとに死んでるのかな?泥酔してるだけかもよ?」


ただ倒れて動かないだけなんだから死んでるとは限らないでしょ


敗北者:「へ~?狂人の中の人間は首が3分の1ぐらいないのに血があまり出てない人が生きてるんだぁ~?さすが狂ってる人だね?」


敗北者が僕をあざ笑いながら言う・・・


僕はまた倒れてる人の方を見てみた。が、僕が首元を見る前に生きてるか、死んでるかの答えが分かった


なぜなら、その人は動いたからだ


僕:「普通に動いてるやんあの人。眼科行けよ敗北者。それとも精神科行くか?いい医者知ってるぜ?少しうざいけど・・・」


僕は笑いながら敗北者をバカにする


さっき僕を嘲笑った罰だ


敗北者:「あれ~?絶対死んでるとおもぅたのになぁ?」


敗北者は僕の言葉をスルーして首を傾ける


その人は(サラリーマン風の男)這いずりながら歩道に出てきた


それに道を歩いてたはげ男が気づき声をかける


僕:「なんか喋ってるね。何いってるのか聞こえないけど」


敗北者:「想像するか?」


僕:「オーライ。じゃぁ僕は頭皮砂漠化が進んでいる男の人の言葉を想像するね」


敗北者:「じゃぁ僕はナメクジのように這っている男の言葉を想像するね?」


はげ男(僕):「何をしているんですかあなたは!?」


はげ男は這いずる男に近寄る・・・


這いずる男(敗北者):「え?私ですか?」


這いずる男は動きを止める


はげ男:「そうですあなたです!!何で這いずりまわってるんですか!?」


はげ男は這いずる男の隣にきて男を見下ろしてる


這いずる男:「ちょっと生JK(女子高生)のパンティーを見ようと思いまして?」


這いずる男ははげ男を無視してまた動き出す


はげ男:「何を言っているんですかあなた!?そんなんじゃすぐにばれますよ!!」


はげ男は這いずる男の背中に手を置く


這いずる男:「離してくれ!?俺は自分に正直に生きていきたいのだ!?」


這いずる男はそれでも前に行こうとする。心なしかJKがいる所に向かってるように見える


はげ男:「落ちついてください!まだ手鏡で見るなどの選択肢があるじゃないですか!」


はげ男は立ち上がる


はげ男:「同士が捕まるのは心苦しい!力ずくでも落ちつかせてあげます!!」


そして這いずる男の前に立った


這いずる男:「もう!?お前も素直になれよ!?男だったら小細工なしで見やがれ!?」


這いずる男ははげ男のズボンをつかむ


はげ男:「やめろ!!そもそも私は女の下着で興奮しない!!女の体で興奮するんだ!!」


はげ男は必死に足を振る


這いずる男:「なんだと・・・?どうやら貴様とは分かりあえないようだな?」


這いずる男はそれでもズボンを離さず、


這いずる男:「このわからずやがぁぁぁあああ!?」


はげ男の足にかみついた


はげ男:「な、なんだとぉぉぉおおおお!!?」


はげ男は足の痛さのせいかその場で転ぶ


這いずる男:「フフフフ、実は俺は男もいける口なんだよ・・・・!!」


這いずる男ははげ男の足の皮膚を噛みちぎり、返り血を浴びながらはげ男の筋肉をむさぼる


はげ男:「や、やめてくれ!!わたしには中学生になる娘がいるんだ!お父さんが路上で男とこんなことをしてると知ったら娘は・・・・!!」




???:「きゃぁぁぁぁあああ!!!」



うるさっ!!?




女の人の悲鳴により、僕たちの想像(アフレコ)大会は終わった


敗北者:「ここまで聞こえる声とは?あの女、できる・・・・!?」


僕:「あぁ、ここからあそこまでは結構距離がある。なのにこうもはっきり聞こえるとは、奴は化け物か?」





僕と敗北者は異変が目の前で始まっているのにふざけていた・・・。


咲) 1日で3作品だぜ? まいったか!!


狂人) やばいぞ!咲が調子乗り出したぞ!!


敗北者) ほっとこうか?こういう奴は調子に乗りすぎて自滅するから見てると面白いよ?


咲) すみませんっ!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ