表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
狂人ですが何か  作者: 紅葉 咲
ゾンビ街へ
48/61

ぷろろーぐ・4 勇人視点

ゾンビ街編。スタート!

狂人:「水OK! 食糧OK! 武器OK! 天気OK!」


・・・・・朝っぱらからうるせーな


化け物どもが出現してから18日目の朝、俺たちは初めて街に行く


街に行くメンバーは

狂人 (王)

心和 (狂人フェチ)

美里 (見回り役リーダー)

勇人 (俺)

哲也 (誰?)

智子 (だから誰?)


の6人だ。


哲也と智子って奴らは今日の朝いきなり道案内役として一緒に来てもらうと狂人から聞いた


狂人:「縄OK! 買い物かごOK! 健康OK! やる気OK! 人間OK! が」


俺:「さっきからうるせぇんだよ!」


なんだよ人間Okって!


狂人:「おっ、一番先に来たのは勇人か。意外だな~」


狂人は動きやすい黒のジャージを着て、腰に縄を巻いていた


狂人の後ろにはパーカーを着た心和が買い物かごを持っている


買い物かごの中には水と真空パックに入った小さく丸い何か等が入っていた


狂人:「・・・なぁ勇人。男で属性が『アホ毛』はやはり邪道ではないか?」


狂人は脈絡なく俺の頭から生えた妹との唯一の共通点(頭のてっぺんの髪が少しはねてる)に難癖をつけてきた


俺:「うるせーよ。てめーなんか属性『男の娘』じゃねぇか」


狂人:「んだと? お前のアホ毛ってのは可愛いを強調すんだぞ? お前が可愛い強調すんなや」


俺:「あん? お前『男の娘』ってのは物語では主人公にもヒロインにも微妙な態度をとられる可哀そうな立場なんだぜ?」


美里:「朝っぱらから何喧嘩してんのよあんたら・・・」


狂人とメンチ切ってるとポニーテールを揺らしながら美里が来た


こいつはいつもどうり上下が黒の服に大きな鞄を持っている


俺:「おはよう美里。いつも思うが重くないのか?」


美里:「重いわよ」


そういって片手で重い鞄を掲げる


狂人:「そういいながらも片手で持ってるやんかゴリラ」


美里:「なによ、日ごろの筋トレのおかげよ。てかナチュラルに喧嘩売るんじゃないよ」


狂人:「いや、みんな筋トレしてるのに何で美里だけそんな・・・。お? 最後の2人も来たね」


狂人の視線を追うと、昨日少しだけ見た男女が近づいてきた


哲也:「む。俺たちが最後か。遅れてすまん」


・・・・でけぇ。この男何センチあんだ? 明らかに180はあるな・・・


狂人:「いやいやみんなも今集合したところだからね。ちなみに僕が一番さ」


智子:「てかマジで街に行くの?」


この女が智子か


・・・髪赤っ!? 何こいつ!! 炎使いかなんかですか?


狂人:「マジマジ。マジだよマジマジマジカル」


美里:「狂人。うざい」


俺:「お前らが新しい国民か。俺は『早坂 勇人』。これからヨロシクな」


あいさつは大事だ


髪が赤い奴は無視


哲也:「あぁ、『金木 哲也』だ。こちらこそヨロシクお願いする」


狂人:「そこ。ホモホモしてないで最終持ち物検査しなさい」


勇人:「別にホモホモしてねぇだろうが!? あいさつだよあいさつ!」


哲也:「智子、ホモホモって何だ」


智子:「うるさい黙れ」


心和:「美里さん持ち物は・・・・」


美里:「・・・・・うん。これで大丈夫。ただ今日は街まで行くから・・・」


街に行くメンバーが全員そろった。なかなかうるさいな


直子:「お~い」


守:「あそこにぎやかだな」



何故か直子と守がこちらに向かってくる


見送りには少し早いな・・・


直子:「狂人さ~、なんで私と守まで呼ばれたの? 私たちも行くの?」


守:「え!? やだよ俺ゾンビ祭りが開催されてる街なんか行きたくねぇよ!」


狂人:「大丈夫大丈夫。直子と守にはこの国の臨時の『王』になってもらうだけだから」


・・・・ま~た狂人が訳分からんことを言い出した


直子:「はぁ!?」


守:「え、嫌だけど・・・・」


直子は驚き、守は即答した


俺:「狂人。どういうつもりだ?」


狂人:「だって、この散歩で僕は死ぬかも知れないんだぜ? だったら今のうちに次の『王』を明確にしておかないとね」


智子:「なによ散歩って・・・」


美里:「その心意気はいいんだけど・・・。なんで?」


心和:「美里さんの言うとおりです。何故直子と守を王に?」


狂人:「直子は少なからず僕と同じ思想を持っていると感じるんだ」


直子:「これは私けなされてるわね」


直子はけなされているな確かに


狂人:「守は僕と同じ能力を持ってる。これは確信してる」


守:「能力って何だし・・・」


能力? 


・・・・・狂人が俺と初めて会った時に発動していたな


何だっけ? 確か不良どもを・・・


・・・・・・忘れた


狂人:「まぁ、とりあえず僕が無事帰ってくるまで『王』代理は任せたよ?」


直子:「・・・・別に私たちはいいけど」


守:「『たち』って俺よくないんだが」


心和:「だまりなさい」


守:「はい」


上下関係はっきりしてるなあそこ


狂人:「けど?」


直子:「いいけど、条件を出すわ」


哲也:「条件?」


直子:「えぇ、条件。言っとくけどあんたたちも無関係じゃないわよ?」


そういって直子は俺達街に行く組に目を向ける


智子:「え? 明らかにあたしたち蚊帳の外だったじゃん」


直子:「いいのよ。条件は簡単だから。ただ『無事に帰ってくること』。分かった?」


・・・・なんだよ、てっきりゾンビの生け捕り頼まれるかと思ったぞ


俺:「そんなんあたりまえだろ」


狂人:「だね。愚問だよ」


美里:「大丈夫よ」


心和:「わかっております」


哲也:「最初からそのつもりだ」


智子:「えぇ・・・。何この空気・・・」


狂人:「と~も~こ~?」


智子:「分かってるって。無事にね? そりゃ帰ってくるわよ!」


みんながみんな同じ回答をする


守:「よかった・・・」


直子:「OK。じゃ、たくさん楽しんできなさいよ!」


狂人:「うん! 楽しんでくるよ!」


その一言で俺たちは門に行く準備はできた





*****





俺:「幸子ー!!お兄ちゃんは冒険に行くが、心配するなよ!! もし寂しくなっても泣くなよ! お兄ちゃんはいつでもお前のことを思ってるからな! もし俺がいない間に何か酷いことされたらメモっとけよ! お兄ちゃん絶対復讐してやるからな! 幸子愛してるぞー!!」


美里:「うるせぇ」


心和:「黙れシスコン」


幸子との身を切るような別れをしてると2人からダブルラリアットを食らった


俺:「はうっ!」


智子:「うわーどん引きだわ・・」


狂人:「これ出かけるときいつも言ってるんだよ?」


哲也:「そ、そうなのか・・・」








こうして、俺たちはゾンビの街に進出していった

咲) 今年初投稿


狂人) 現在3月初め


咲) ・・・・・・


狂人) ・・・・・・



咲) 次回、「ゾンビ街道中」


狂人) 安直だね


咲) それでは次回を


咲・狂人) お楽しみに~

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ