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狂人ですが何か  作者: 紅葉 咲
その男はヒーローか?
37/61

その男、ヒーローにして・・・ ・2

咲) やった! やっと投稿できた!


??) やったな。年が明けたが


咲) そういうこというなよぉぉぉぉぉお!!


??) まず、俺と神様(読者)にあやまれ


咲) 遅れてすみませんでした! 見捨てないで!!

俺:「・・・・・・・・?」


化け物どもを片づけて一息ついたとき、ふと2つある扉のうちの1つから気配を感じた


まだ化け物が残っていたのか?


俺はすぐに扉に近づき、ゆっくりと手をかけノブを捻る


・・・・・・結論から言うと、部屋の中にいた奴は化け物ではなかった


男:「あぁん? 生きてるだと?」


さっき相手した化け物たちとは違い、そいつは目に光があった


化け物どもはもれなく目が死んでいて、ただただ俺に襲いかかってきた


緑女:「・・・・・・・・・・・・え?」


俺:「え?」


そいつは少女だった。肌が緑色だが


白いワンピースみたいな服を着ていて、髪は少し青みがかかっている黒色をしている。肌が緑色だが


体系はまぁまぁ。特筆するのは身長にしては胸が大きいことぐらいだろう。肌が緑色だが


年は・・・・・・・中学生か? さすがに高校生っていうことは無いだろう。肌が緑色だが


俺が扉を開けた時に油断なくこちらを見据え、走りだす構えをとっていたことから知能もそれなりにあるのだろう。肌が緑色だが


俺:「いったいどういう経緯でここにいるのかは分からないが、敵ではなさそうだ。肌がみど」


緑女:「しつこいよ!? 何回『肌が緑色だが』を連呼する気なの!?」


俺:「・・・・・うん? もしかしてお前、心が読めるのか?」


緑女:「声だよ! あんた声に出してたよ! 『そいつは~』からただ漏れだったよ!」


俺:「マジか。笑えるな」


緑女:「笑えないよ!? なに冷静に状況説明しながら的確に人のコンプレックスを連呼してんの!?」


俺:「大丈夫大丈夫」


緑女:「何が!?」


俺:「俺が笑えるから」


緑女:「私は笑えないよ!」


ふむ、話が出来るということは使えるかもしれないな


このハイテンション緑女はたぶんこの建物の事を知っているはずだ


俺:「なぁハイテンション緑女よ」


緑女:「誰よそれ!?」


俺:「ここはどこだ? 目を覚ましたらいきなり隣の部屋でベットインしてたんだが・・・」


緑女:「え!? もしかしてさっきの部屋で寝かされていた人?」


俺:「あぁ、たぶんそれだろう」


緑女:「そうなんだ・・・・・。というか、どうして生きてるの!?」


俺:「? いやいきなりそんなこと言われてもな?」


緑女:「だって、さっきの部屋にはもう化け物たちが来ていたのよ!? それなのに何で貴方は平気でいるの!?」


化け物? ・・・・・・あぁ、さっき押し寄せて来た白衣を着た奴らか


俺:「たぶんお前のいう化け物は俺が全部片づけた」


緑女:「!? あの数を殺したの!?」


あの数って・・・・


たった3体だったぞ?


俺:「・・・まぁいいか。とにかく俺はこの建物から出たいんだ。お前、ここにいるということはここのことを多少知っているのだろう? 出口を教えてくれないか?」


ここは臭いし壁や天井、果ては床まで全部が白くて目が痛くなる・・・


緑女:「そんなの知らないよ!」


俺:「・・・・・今、何ていった?」


緑女:「わたしだって部屋の外にはあまり出なかったんだから、出口なんてわからないって言ったのよ!」


あきらかにさっき言ったことより文字数が増えているが意味はわかった


俺:「つまりお前は自宅警備員なんだな」


緑女:「意味は分からないけどバカにされたということは分かった!」


じゃぁこいつと話しててもあまり意味はないか・・・


なんせ出口がどこかという一番欲しい情報を持ってないんだからな


俺:「じゃぁな、達者で暮らせよ」


緑女:「どこ行こうとするかぁ!?」


俺が踵を返して部屋を出ると、緑女が後ろから俺を抱きしめて来た


俺:「おお。熱烈だな」


緑女:「なにが!?」


俺:「そしてやはり胸が大きい」


緑女:「~~~~~~~~ッ!!」


あっ、離れたか。少しは恥じらいを持ってるんだな


緑女:「と、とにかく! あんたはか弱い女の子をほっといてどこ行こうとしてんのよ!」


なにがとにかく何だろうか・・・・?


俺:「どこって、出口を探しに行くんだよ」


緑女:「はぁ!? あなたバカなの? この建物には化け物がいるのよ?」


俺:「知ってる。というかそこに散らばってる奴らが化け物だろ? さっき片づけたと言っただろ?」


俺は化け物だった物に指を向けて言う


緑女:「そういえば片づけたとか・・・いって・・・・・」


緑女は俺の指の示す方向に目をやり、静かになった


緑女:「・・・・・あんたが、これを?」


俺:「俺とお前以外、ここに誰がいる?」


おかしな事を聞くなこの女は


緑女:「だって・・・・あきらかに・・・・『何かに食べられてるよ』?」


俺:「そりゃそうだ。『俺が食べたんだからな』」


俺の指さす方向には、食べきれなかった量の食べ残しがあった

咲) どうだ!


??) どうだじゃねぇよ


咲) え!? なんで!? あと殴らんといて!!


??) 俺の名前がでてねぇぞ


咲) ・・・・・・・・


??) ・・・・・・・


咲) 次回!『その男、ヒーローにして・・・ ・3』!!


??) 逃げやがった!?


咲) それでは次回を


咲&??) お楽しみに~!!

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