敗北者の観光・6
咲) おわったぁぁっぁぁああああ!!!
敗北者) ちょ、マジうるさい・・・?
咲) 結構日にちたっちゃったなぁ・・・・
敗北者) あやまれあやまれ?
咲) 投稿遅れてしまい、心からすみませんでした!!
敗北者) まぁ、これで僕もゆっくりできるかな? 僕の話終わるし・・・?
敗北者:「む~? 僕を殺した奴がここから逃げたんじゃ、僕がここにいる理由もないし旅の続きでもしようかな?」
敗北者さんが出入口の方向を見ながら言いました
私:「そうですね。それではさっさとこんなゾンビであふれかえりそうな場所からおさらばしましょうか」
私もこんな死体と死人がいる場所からおさらばしたいので、敗北者さんの提案に乗ります
男F:「おいちょっと待てよ!!」
そんな私と敗北者さんの会話に男Fさんが割り込みます
敗北者:「なんだい? 僕なんかに助けられた男F君?」
男F:「男Fって何だ!? しかもお前は何もしてないだろうが!!」
女G:「そうよ! 貴方は何もしてないわ!! 大体なんで最初からあの化け物を使わなかったのよ!!?」
酷い言いぐさですね。まぁ確かに敗北者さんは何もしてませんが・・・
敗北者:「酷いな? 命の恩人にそんなこと言うなんて?」
女G:「命の恩人? ハンッ! 全員を助けられたかもしれないのに私たち3人しか助けられなかった奴が何を言うのよ!!」
女H:「ねぇ? 少し言いすぎだよ・・・。全員じゃなくても私たちを助けてくれたんだよ?」
女G:「だって・・・」
敗北者:「だってじゃねぇよ?」
敗北者さんが狐のお面に手を当てて喋り始めます
敗北者:「確かに僕には君たち全員を助けられる力があったかもしれない? だけど僕は君たち全員を助けてなんて言われた覚えも聞いた覚えもない? それに僕だってゾンビがひしめく中に入りたくはないぜ? 君だって嫌だろ? 見ず知らずの人、それも自分が殺されるのをただ笑って見ていただけの人のために自分が死ぬかもしれない渦の中に身を投げるのは? そうだろ? 何か反論してみろよオイ?」
女G「ッ・・・・・!」
敗北者:「ハハッ? 声すら出せないのかい? じゃぁ反論できないんだね? そんな自分を棚に上げてただ力がある人を責めるのはいささかおかしくはないのかな? 自分が何もできない、なんの力もないからって力のある人に全部やってもらおうとしてんじゃねぇよ?」
すごいでしょこの言葉? 何もしてない人が喋ってんですよ?
私:「相変わらずの屑さですね敗北者さんは」
敗北者:「屑じゃないよ? ただの敗北者さ?」
変な会話をしながら私と敗北者さんは歩き出します
女G:「ちょ、ちょっと!! どこに行くのよ!?」
敗北者:「さっきの会話を聞いてなかったのかい? このままここにいても時間のロス? だからさっさとこんな『さっきまで人が平和に暮らしていたような地獄』から出るのさ?」
『さっきまで人が平和に暮らしていたような地獄』を作りだした本人が言います
男F:「出ていくって・・・・。なにかあてがあるのか?」
男Fが私を見ながら言います
私:「ありませんよそんなのは」
女H:「え? じゃぁどうするの?」
私:「どうするもああするも、このゾンビあふれる世界で野宿しながら『敗北者』を探すだけですよ?」
まぁ、あなたたちも少しだけ敗北者としての素質がありますがね
女G:「はぁ!? あんたら死ぬ気なの!?」
私:「私は敗北者さんが死ぬまで死ぬ気はありません」
逆に言うと、敗北者さんが死ぬなら私も死にます
敗北者さんのいない世界なんてみじめなだけですし・・・・・
敗北者:「死ねたら最高なんだけどねぇ・・・?」
女H:「だ、だから訳がわからないのですが?」
男F:「あきらめろ。こいつらは狂っている・・・」
男Fは何気なしに言いました
敗北者:「僕は狂ってはいないぜ。ただ自分に正直なだけだぜ」
それに敗北者さんは口調を変えて返答しました
*****
私:「どうゆうクライマックスの場面ですか? 40文字以内ででお答えください」
出入り口前では智子さんと取っ組み合いをしている男2人がいました
敗北者:「友達をコロコロした奴に復讐をする2人の物語のクライマックス?」
・・・・・・・・・・39文字、くらい?
私:「・・・・・・・・・・よくできました」
敗北者:「もっと褒めて?」
私:「死んでください」
敗北者:「いつかね?」
男F:「おい! あれ奥山じゃないか!?」
見れば分かります
女G:「なっ!? なんでまだここにいるの?!」
明らかに2人に足止めされてますやん・・・
女H:「なんだか、殺しあってるみたい・・・」
他にどう見えるんですか?
敗北者:「あっ、みんな動かないでね? せっかく楽しそうに3人でダンスしてるんだから? もし邪魔なんてしたら、背中にくぎを刺すからね?」
駆けだそうとした3人を敗北者さんが止めます
智子:「死ねぇ奥山ぁぁぁああ!!」
そうこうしてるうちに智子さんが持ってたバールのようなもの(いったいどこにあったんだか・・・)で取っ組みあっている奥山さんの方に振り下ろします
奥山:「うぜぇ!!」
それを奥山さんは男を押し倒しながらかわして、振り下ろした反動で動けなくなった智子さんの腹部を蹴り上げます
男?:「そらぃ!!」
そこに押し倒された男が蹴りを放ちます。が、その動きは奥山さんには読まれていたようですぐに受け止められてしまいます。そして、その受け止めた足をそのまま智子さんの方へ投げます。自然に男の体も智子さんの方に飛んでいきます
智子:「キャッ!!」
智子さんは可愛い声を上げながら飛んでくる男をなんとかかわしますが、男の方は着地の時に受け身を取れなかったためダメージが多いようです
智子:「哲也!!」
智子さんはすぐに男の方を見ます
・・・・男の名前は哲也ですか
まぁそんな事より、その智子さんのすきを見逃してくれるほど奥山さんも善人ではありません。よそを向いた智子さんのすぐ近くに移動し、鋭いパンチを顔面に叩きこみました
敗北者:「はははっ? あれは痛いなぁ?」
敗北者さんは笑いながらそれを見ています
奥山:「くそったれが! なんだってんだよ、いきなり化け物はわくし、いきなり2人に殴りかかられるし、もうさんざんだぜ!!」
そういいながら奥山さんは哲也さんのわき腹を思いっきり蹴り上げます
あたりにあまり気持ちよくない音が鳴り響きました
智子:「哲・・・・也・・・!!」
奥山:「あぁうぜぇ!! うぜすぎませんかぁお前らよぉ!!」
奥山さんは今度は智子さんの顔を蹴ろうとします
「あぁぁぁあぁあぁぃぃぃあぁああう」
そんないい場面でゾンビ出現です
敗北者:「なんだよあのゾンビ? 空気読めし・・・?」
そういいながら敗北者さんは気配を消しながらついてきているはずの『花梨』に合図を出します
奥山:「くそっ! ゴミ屑を相手にしてる場合じゃねぇか・・・」
そう言って奥山さんは走ろうとしましたが、転びました
奥山さんの右足には、智子さんの手がありました
バカですねぇ・・・
死にそうな人間が、生きようとする人間の邪魔をすることくらい考えなくても分かるでしょうに・・・
智子:「お前も・・・・道ズレ・・・、だ!!!」
おうおうカッコいいですねぇ。やってることは道ズレにしようとしてるだけなのに。やっぱりかっこよく見えるのは、智子さん達の事情を知ってるからなんでしょうかね? 私と敗北者さんの後ろにいる3人は何してんだあいつみたいな顔してますしね・・・
奥山:「何が道ズレだこの死にぞこないが!!」
奥山さんは掴まれていない左足で思いっきり智子さんの手を蹴ろうとしました
ですが蹴られる瞬間に智子さんは手を離しました。奥山さんの渾身の一撃はそのまま自分の右足のすねにぶち当たります
奥山:「うぎゃぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁああああ!!」
あたりにはまた気持ちいいほどの気持ち悪い音が響きました
奥山さんざまぁですね
智子:「バーカ・・・・・」
そして智子さんは動かなくなりました。どうやら気絶したみたいですね
奥山:「ああぁあ!! ああぁぁあ! 痛てぇ! 痛てぇぇぇえよぉぉおお!!」
うるさいなぁ・・・・
女C:「奥山!!」
そんなうるさい奥山さんのもとに女Cが現れました
・・・・女C?
敗北者:「あれ? あの女は確か・・・?」
奥山:「おぉおおぅ!? 東海林か!? 助けてくれ!! 足が、右足が動かねぇんだ! 肩貸してくれ!」
そう言う奥山さんに東海林さんはすぐに近づき、
奥山さんの首をナイフで刺しました
男F:「あれ?」
女G:「・・・・・・・へ?」
女H:「ヒッ!!」
敗北者:「おぉ? 思い切りがいいね?」
みんなの反応面白いですね (敗北者さんと私を除く)
奥山「・・・・・・・・・・・・・・・・・?」
でも一番面白い反応をしているのは刺された本人ですね
東海林:「ッん!!」
東海林さんはそのまま奥山さんに刺さっているナイフを横薙ぎにしようとしますが、どうやら骨などにひっかかってうまくいきません。しかたないのでそのままナイフを深く刺して足で奥山さんを蹴り飛ばしました
奥山さんはお人形さんのように無反応で飛んでいき、そのまま重力に引かれて落ちました
東海林:「何が肩貸してよ・・・・・・! 私を車の中に置いてそのまま見捨てたくせに・・・!!」
東海林さんがこうした理由を大きな独り言で説明します
・・・・・ていうかそんな理由で殺したのですか?
女H:「きゃぁやぁぁぁああああああゃぁっぁあ!!!」
東海林:「えッッ!!?」
女Hが叫び、そのせいで東海林が私たちに気付きました
東海林:「嘘・・・・・・・?」
女G:「あんた・・・・、何してんの・・・?」
男F:「おまえ・・、奥山の彼女じゃなかったのか?」
女H:「きゃぁぁぁぁぁあぁああ!!」
敗北者:「うるさい黙れ?」
女H:「ッッ!!?」
敗北者さんはシリアスムードをぶち壊しそうな女Hを黙らせました
東海林:「え・・・? あの、そ、違うの!! これは私じゃないの」
男F:「いや俺らバッチリ見てたぞ・・・・?」
とっさに嘘をつこうとしてますが、男Fさんがそれを止めます
女G:「あんた、なんてことを・・・・」
東海林:「イヤッ!! やめてよ、私をそんな目で見ないで!!」
東海林さんが叫びます
・・・・にしてもゾンビさん達何してるんでしょう? 全く出てきませんね
東海林:「奥山が私を見捨てるから悪いのよ!! 私はすぐ助けに来るって言葉を信じてたのにこいつは車から出たら一目散に出口に走って行ったのが悪いのよ! あいつはゾンビに囲まれる私を見ながら走ってったのよ!! 彼女なのに! 処女を渡した私を置いて逃げたのよ!? もう殺すしかないじゃないの!! だから! だから私は!!
私 は 悪 く な い !!!!」
あれ? なんかデジャブ?
敗北者:「はい合格ぅぅうぅぅうぅうう!!」
敗北者さんが横でいきなり叫びました!
敗北者さんが横でいきなり叫びました!
大変なことなので2回言いました!!
東海林:「へ?」
いきなりシリアスムードを壊した敗北者さんに東海林さんをはじめ私を含めた4人は動けませんでした
敗北者:「君、気に入ったよ!? 確かに君は悪くない!? 悪いのはこの赤い花を首元から咲かしている奴だよ? 君はこいつを信じた、だけどこいつはすぐに君を裏切り逃げ出した? 彼氏なのにね? そんな君はきっと絶望しながらも何とかゾンビ群がる車から這いだし、命からがら逃げて来たんだよね? そしたら自分を見捨てた彼氏が当然のように肩を貸せと言ってくるじゃないか!? そりゃ頭にきてナイフで刺しちゃうのも仕方ない!? だから君は悪くない? 全く悪くない!!? 悪いのはぜーんぶ、君の彼氏さ!!」
すごい勢いで敗北者さんが東海林さんの肩を持ちます
東海林:「え? ホントに私は悪くないの?」
敗北者:「全っ然!? それよかちゃんと自分の気持ちにけりをつけた君はとてもかっこいいよ!?」
東海林:「そうよね、私は悪くない・・・」
敗北者:「もし全世界の人間が君を悪く言おうとも僕は一生君の味方だよ?」
東海林:「え?」
敗北者:「僕は被疑者の味方だからね? 君みたいな可哀そうな被害者を僕は永遠に守っていくよ?」
東海林:「え、あ、その・・・」
敗北者:「うん?」
東海林:「ありがとうございます・・・」
敗北者:「いいっていいって? 僕は当然のことを言ってるだけなのだから?」
女G:「おい、それはおか」
「あぁぁぁぁぁあぁうあうううう」
「ああああああああ」
「ああぁいあいあぅあぁうあやぉあああ」
見計らったかのようにゾンビさん達来襲
やはり敗北者さんは『花梨』に合図を出していたようです
敗北者:「さぁ皆!? こんな所にいると食べられちゃうからさっさと逃げよう?」
敗北者さんは東海林さんのてを引いて出口に走ります
東海林さんの頬が少し赤かったのは見間違いでありますように・・・・
*****
私たちはゾンビ達から逃げのび、見通しの良い広い所で休憩をしていましたが、いきなり敗北者さんがじゃぁ君たちとはここまでだねと言いました
敗北者:「あと、ここから真っすぐ行くと僕の友達が納めている国があるからね? 気をつけていくんだよ? 隣町だけどね?」
男F:「なにが気をつけてだよ。こっから隣町まで何キロあると思ってやがる」
敗北者:「1日歩けば付くくらいだろ?」
女G:「そこらじゅうに化け物がいなかったらな!」
敗北者:「うるさいなぁ?」
女H:「あの、本当についてきてくれないのですか?」
敗北者:「僕は暇じゃないからね?」
私:「どの口が言うんですか?」
しかもこの人たちはその友達の国に行くなんて1言とも言っていませんよ
哲也:「その友達ってのは大丈夫なんだろうな?」
絶賛気絶中智子さんを背負った哲也さんがいいます
なかなか死にませんねこの人達も
敗北者:「なにが?」
哲也:「生きてるのかどうかだよ」
敗北者:「生きてるに決まってるだろつまらねぇこと言ってるとブッころだぞ屑が」
哲也:「お、おぉう・・・」
やだ敗北者さんテライケメソ
私:「で、貴方は付いてくるんですね?」
東海林:「当たり前でしょ? 敗北者様からのご指名なんだから!!」
敗北者様っておかしくないですか? 日本語的に・・・
どうやらあの赤かった頬は見間違いではなかったようです
敗北者:「うん? 確かにご指名したね? 君たち5人もなかなか素質はあるけど、さすがに東海林ほどの敗北者はここにはいないからね?」
女G:「まぁべつにあんたの仲間にはなりたくはないけど、本当にその『狂人』は国を作っているの?」
敗北者:「作ってるよ~?」
女H:「よくこんな世界で国なんかを作ろうと考えましたね・・・」
敗北者:「さすがだろ?」
男F:「さすがだな。そこにしびれないし憧れもしないがな」
敗北者:「そぅ? あぁ、あと『道化師』にもし会ったらよろしく言っといて? 変な帽子かぶってるからすぐわかるよ?」
哲也:「お前の友人には変な名前しかいないのか・・・・?」
私:「仕方ないですよ。本人の名前が『敗北者』なんだから・・・」
敗北者:「ほっといてよ?」
哲也:「全く・・・。・・・・それじゃぁ俺らは行くよ、その『狂人の国』とやらに」
東海林:「もういくの?」
哲也:「あぁ。暗くなったら俺らは死ぬしな・・・」
敗北者:「そうかい? ではなるべく時間をかけて死ねよ?」
男F:「お前は時間をかけないで死ね」
敗北者:「死ねたらね?」
女G:「そういえば、あんたは何で死ななかったの?」
敗北者:「さぁね?」
女G:「??」
私:「この人、ゾンビに噛まれてもピンピンしてるんですよ」
女H:「え!? ゾンビにならないの!?」
敗北者:「うん? しかもこの前指なくしたんだけど3日くらいで元どうりになったよ?」
男F:「何サラっと爆弾発言してんだよ!!」
女G:「あんたが化け物じゃないの!?」
東海林:「それ以上敗北者様を愚弄するな~!!」
東海林さん落ちついて
哲也:「おいお前ら落ちつけ! あまり大声出すと奴らが寄ってくるぞ!!」
男F:「あっ、それはすまねぇ」
そんな皆を哲也さんがたしなめます
哲也:「あぁ。 それに別にいいだろ、敗北者が訳分かんねくても。元からだろ?」
私:「元からですね」
敗北者:「酷いな?」
女G:「酷いなって・・・。私たちの場所をたった半日で全壊させた奴が言うなよ・・・」
敗北者:「まぁそれはそれとしてね? それじゃバイバイね?」
敗北者さんは、また歩き出しました
自分に似ている敗北者を探すために・・・・
私:「あっ、敗北者さん待ってくださいよ!!」
私はあの集落で生き残った5人に見向きもせずに敗北者さんに付いていきます
東海林:「敗北者様、一生ついていきま~す!!」
新しい敗北者も変なことを言いながら付いてきました
かさかさかさkさkさkさかあsかkさぁぁああ・・・・・・
どうやら『花梨』は新しい仲間が増えて心なしか嬉しそうです
敗北者:「それにしても、そろそろだとは思っていたがもうあんな大規模な集落ができてるとわな・・・。こりゃ狂人意外にも国を形作ってる人間たちが湧いてくるかもしれない。いちおう奥山の国をつぶしておいたが、狂人には他の邪魔な国を潰すことができるかな? ・・・・・・できるな。それも当たり前のように潰すだろうな」
そして敗北者さんは、沈む夕日を見ながら何かをつぶやき続けていました・・・
咲) こうやってみると、お前何してんだよ
敗北者) なにが?
咲) 半日で立ち寄った集落全壊させ、ゾンビにそこいた人食わせ、あげくの果てには生き残った人を狂人にマル投げ・・・おかしいだろ?
敗北者) まぁまぁ、仲間も増えたんだからいいじゃんか?
咲) お前って奴は・・・・
*
咲) 次回、狂人・・・・・と見せかけて!!
敗北者) 第3の主人公誕生!!
咲) 道化師ではない!!
敗北者) それでは次回『その男、ヒーローにして・・・』?
咲・敗北者) お楽しみに―!!