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狂人ですが何か  作者: 紅葉 咲
コンビニに行こう!!
18/61

祝! 第1国民!!

狂人) 咲!! サブタイトルが若干ネタばれなんだけど!!


咲) うるさいぞ主人公! サブタイトルがこれ以外思いつかなかったんだよ!


 僕:「へいそこの毛布かぶってる彼女!! 一緒にコンビニに行ってお茶しな~い!!」


僕はとりあえず毛布かぶってる女の子 (何で毛布かぶってるのに女の子だって事が分かるんだって? 紳士として当然だろが!) に声をかけてみた


だけど、微動だにしない・・・。寝てるのかな? ベランダで寝たら風邪ひいちゃうぞ


僕:「彼女~。ベランダで寝たら風邪ひ」


彼女:「助けてください!!」


僕:「おおぅ?」


いきなり毛布を捨てて彼女が大声を出した


彼女:「私を1人にしないで!」


何か知らんがせっぱつまってるみたい


僕:「・・・だいじょぶ!! 僕は女の子を1人にしないよ!! さぁ!! 僕の胸に飛び込んできなさい!! 優しく抱きとめてあげよ・・・・え!? マジで!!?」


とりあえずいつも通りに言葉を返してみたら2階から彼女が本当に僕の胸に飛び込もうとジャンプしてきた!!


ウソでしょどういうことだ冗談と言うことが分からなかったのかとりあえず避けた方がいいよないやまてよ僕がこのまま彼女を避けたら彼女はケガしちゃうんじゃないのかな女の子がケガしちゃダメでしょがどうにかしないとやはり僕が受け止めてあげるしかないよなこんちくしょうまてよ僕は女の子を抱き止めるということは合理的に女の子に触れるんだよなやっほい役得じゃんかいえぇぇぇぇええい!!


という思考を一瞬で終えた僕は女の子を抱きとめるため構えた


構えてから直ぐに僕の体に衝撃が来た


何とか僕は衝撃に耐えるため構えていたのでそこまでダメージはなかった


ただ、腰が痛くなった


彼女:「よかった・・・人が・・・まだ私以外に・・・・」


彼女は僕の胸の中で何かつぶやいている


ヤバいぞこのシチュエーション・・・


めっちゃテンション上がるじゃないか!!!


「うううううぅぅぇえええ」


空気の読めないゾンビが現れた


彼女:「ひぃ!! やだ・・・・。こないで・・・! こないでぇ・・・!!」


彼女がすごいおびえている・・・


このゾンビ野郎が!!


僕:「大丈夫だよ。僕が『あれ』から君を守ってあげたりしなかったりしてあげるから」


そう言って僕はゾンビの頭をバットですぐに割った


彼女:「え・・・・?」


彼女は倒れるゾンビを見て唖然としていた


僕:「さぁ、行こうか」


彼女:「え・・・?行くってどこに・・・?」


僕:「コンビニにさ」


そう言って僕は彼女の手を握った







*****







僕と心和ちゃんは (さっき名前を聞いた) コンビニに向かい歩いている


彼女は最初は混乱していたらしかったが、今はだいぶ落ち着いている


話で聞いただけだけど、お母さんが目の前でゾンビ化したっていうのにたった半日ぐらいで落ちつくとかすごいよね・・・


なんでも僕に会った瞬間に落ちついたんだとか


・・・・何故に?


心和:「・・・それで今はその2人のために食料を持っていくため、コンビニに勇敢にも1人で向かっているんですね?」


僕:「まぁ、そんなところだね」


僕は心和ちゃんに対する疑問をとりあえずむしして、心和ちゃんにコンビニに行く理由を説明していた


そうだ、今のうちに僕の国の国民になるか聞いておこう


僕:「ねぇ心和ちゃん?」


心和:「はい。何でしょうか?」


僕:「僕の国の国民にならない?」


心和:「なります」


僕:「早っ!!?」


即答だったよこの子・・・


心和:「何でそんなに驚いているのですか?」


僕:「いや、まさか即答するとは思わなくてね・・・」


心和:「私はもうすでにあなた様についていこうと考えていましたから」


僕:「え? それまたなんでよ?」


心和:「あなた様は私を『孤独』から助け出してくれました。だから私はあなたに忠義を尽くします」


やべぇ、孤独から助け出した覚えがないぞ・・・


僕:「そ、そっか・・・じゃぁ、


第1国民に『大森 心和』を承認


するよ」


まぁこれで僕の国の国民は1人に増えた


もっと増やさないとな


心和:「え? 私が第1国民ですか? 他の2人は?」


僕:「あぁ、あの2人はまだ迷ってるよ」


心和:「・・・そうなんですか」


僕:「そうなんですよ」


心和:「私が国王の1番目・・・」


なんか心和ちゃんがとてもうれしそうです


心和:「・・・・あの、改めまして、私はあなたに一生ついていくことを誓います」


心和ちゃんは僕の目をまっすぐに見て言う


僕:「ハハハっ。重いなぁ」


でもとても嬉しい。この子は大切にしよう


心和:「フフフっ。・・・・・あれ、前から誰か来ています」


僕:「へ?」


??:「あっ!! そこの人!! 助けてくれ!!」














・・・なんか、めんどくさそう・・・

狂人) やっと国民1人目だよ・・・


咲) あれ? 嬉しくないの?


狂人) そりゃ嬉しいけど、17話でやっと1人だよ?


咲) それもそうか・・・・


狂人) あぁ、さっさと国民増やしたいなぁ・・・


咲) それ、叶えてやるよ


狂人) るぇ?

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