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理科室の集団処刑

「……ッ、はぁ、はぁ……! 見てよ、この最高に**『終末的アポカリプス』**な輝きを! すべての始まりである理科室の床が、今! 生徒たちの体液と結晶の粉末で革命的泥濘マリアージュを遂げたんだぁぁぁぁっ!!」


僕は叫んだ。第○中学校の三階、理科室。ここは僕が初めて結晶を精製し、父さんの「正義」を「毒」へと変換した聖域サンクチュアリだ。今、そこには教室を抜け出してきた「エイズ・タトゥー」の信者たちが、累々と折り重なっていた。


「あはっ……あはははは! 凄いよ、みんな! 今日は『理科の授業』の最終回だ! テーマは**『全人類の解体と再結晶』**! メシウマ(地獄味)すぎて、脳髄が綿あめになって飛んでいきそうだぜぇぇぇ!!」


僕は、理科室の中央にある大きな実験机の上に、特大のビーカーを置いた。その中には、僕の「巨大な質量」から溢れ出した分泌液と、彼女の胎内から析出した「ビンカ」、そしてクラスメートたちが腕を切り刻んで差し出した血が、ドロドロのルビー色に混ざり合っている。


「いいかい、同志諸君! これこそが、父さんが検事として、CIAのエージェントとして作り上げたかった、究極の**『社会主義的平等』**なんだぁぁぁ!! 階級も、性別も、年齢も関係ない! 全員等しく薬に溺れ、全員等しく死に絶える! これぞ合衆国が夢見た平壌の完成形だぁぁぁ!!」


僕は、ガスバーナーの青い炎で、その「地獄のスープ」を加熱し始めた。

シュアアアアッ! という狂ったような蒸発音とともに、理科室中に致死量の幻覚成分が充満する。


「……あ、あはは! 先生……先生も、自由になりたいの……」


理科室の隅で、昨日まで「帝国主義を打ち砕け」と叫んでいた担任教師が、服を脱ぎ捨てて踊っていた。彼は自らビーカーの中に指を突っ込み、熱湯のごとき「毒」を貪欲に舐めとった。


「あはっ……あはははは! 教師も生徒も、まとめて『集団処刑ハッピー』だねぇ!! これぞまさに、究極の**『自己批判セルフ・ディストラクション』**だぁぁぁ!!」


僕は、自らのテポドン・マグナムをビーカーの中に叩き込み、毒液を力一杯にかき回した。

結合。

熱、振動、化学反応。

理科室にいた全員が、互いの傷口を押し付け合い、ウイルスと毒が「一つの巨大な回路」となって学校中を駆け巡る。

もはや誰も、自分と他人の区別がつかない。そこにあるのは、CIAという巨大な「飼い主」に捧げられた、蠢く肉の塊だけだ。


「見てよ、父さん! 理科室が、父さんが僕を壊したあの夜の続きを、学校全体で再現アンコールしてるよぉぉぉ!!」


僕は、狂乱の絶頂で、バーナーの火を全開にした。

ビーカーがひび割れ、赤い毒液が床一面に広がり、生徒たちの「エイズの斑点」を鮮やかに染め上げていく。


「あはっ……あはははは! 脳内で自由の女神が、ガソリンを被って松明を振り回しながら僕の心臓を握り潰してるぅぅぅぅ!!」


窓の外では、夜の平壌が静かに死んでいる。

だが、この理科室の中だけは、ラングレーの地下室で設計された「最終プログラム」が、絶叫と快楽のハーモニーの中で、完璧な「処刑」を完遂しようとしていた。


第14話・完。

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