絶望タワーの中には今も人はいるのか?前編
これ以降過激な描写が出てきますが、この作品は犯罪行為や自殺を推奨するものでは全くありません。このことを覚えてからこの続きをお楽しみ下さい。
アサヒとの会話から10分ほどが経った。
いちおうもう一度自己紹介と他者紹介をしておく。
ボクの名前は萌田ユウヒ、零裁学園中等部法律学科2年生の14歳。身長は低身長で女になってから140センチ代になった。8歳ぐらいのときにこの学校に転入してきたのは覚えているけどそれ以前のことは覚えていない。まぁ"モノゴコロ"つく前の話と言っても過言でもないから別にいいけど。ちなみに零裁学園は小中高大一貫の学校でエスカレーター式の教育だ。そこそこ居心地もいい。
次に綿志話渡子、ボクを腐女子にした張本人だ。いや、腐男子か?ま、それはどうでもいいけど。身長は161センチぐらい。彼女はボクと同い年でグイグイ来るタイプの人だ。彼女がナマモノ派だったらボクは今日でこの一生を終えるかもしれないが、ナマモノ派でないことを祈ろう。
その次に鯛洋我喜笑太、ボクの親友だ。身長は182センチ。でかいね!最初は仲がいいわけではなかったけど知らないうちに仲良くなっていた。ちなみに彼の双子の妹である楽々花によると渡子は"ユウキエ"のカップリングを作っているという噂がある。.....よし遺書を書くことにしよう!
さっきも少し出ていた鯛洋我楽々花、
ボクが男の頃から「萌田ユウヒの自称彼女」とか言ってたそこそこヤバい人。まぁこのメンツでヤバい人なんかいないんだけどね。身長は155センチらしい。
ていうかなぜここで自己紹介したって?はて、これはメタ発言になるから嫌な人は飛ばせばいいけど、これは小説だよ♡初めて読む人のためにも書いてるんだからね!わかった?おk。わかったね!
この話はここでやめておいてまずは一人作戦会議だな。
まずはどのようにしてアサヒを殺すか...あれ、アサヒの紹介忘れてた!ままええわ。飛ばしていこ。そもそもアサヒをおびき出すにはどのようにすればいいか。そんなことを考えていたら2時間経っていた。やばい。まず誰かに今の状況を報告するか。渡子は絶対アカンだし、喜笑太に伝えると渡子を召喚される可能性大。じゃあ楽々花しかいないじゃねーか。そうと決まれば楽々花の部屋へレッツゴー!
「おーい、楽々花ーいるか?」
「キミ誰?」
ごもっともな回答が来た。そしてボクは予定通り今の状況を説明した。コレで15分間かかったよ。そして楽々花が
「入って、どうぞ」
といったあとに
「悔い改めて」
といった。多分確信犯だってはっきりわかんだね。まあセミ先輩が迫真の声でミーンミーンと言ってないだけセーフか。
ミルクティー「サー!(迫真)」
あっ...(察し)
「楽々花ちゃん!まずいですよ!」
「えっ...ユウヒくんにちゃん付けで呼ばれちゃった!」
計画通り。本当ならこのまま爆発オチに繋げたいが、この世界はよくいる〇〇営業している脳内酔っぱらいの実況者ではないのでそんなことは起きないヨ!
そんなクソみたいなことをしていたので監督(笑)からカットされたので1時間後くらいに飛ばされた。
その後カクカクシカジカありショッピングモールでかわいい洋服とブラジャーを買ってしまった。楽々花から
「これユウヒくん似合うから!」
って押し売りぐらい押されたから買った品物だ。
ショッピングモールから出たときのことだった。突然わら袋みたいなので包まれたあとに車に入れられた。暗いよぉ怖いよぉ。なんていうとでも思っていたのか。はい怖いでーす。ありがとうございます。
NEXT絶望タワーの中には今も人はいるのか?後編