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道を歩む物語(仮)  作者: め~ぷる
スタートラインはいずこに
8/9

生誕パーティー

生誕パーティー当日。

家を出て一山越えた先まで何と!車で向かうことに。

車道何てものは一切なく、ほぼほぼ獣道を爆走。

車力も燃費も前世よりも優れているからなのか車を作れても(買えても)道を整備する余裕がないのか、前者であることを願う。

ただ明確に前世より優れていると分かる点が1つ、

振動がないのだ。

車に置かれるとそれこそ音も聞こえなくなる程に振動が消える。

まぁこれは赤子の体だと耳も殆ど埋もれてしまうからだろう。

後は…山の上り下りに使うことが多いのか、操作はマニュアル式であるという点くらいだ。


っととそうこう考えてる内にもうついちゃった…

「瑞季~会場につきましたよ~」

「あう」

「御家族で談笑中の中すみません、ピスポシー家の方々でございますでしょうか」

「うむ」

「では、こちらへお進み下さい。ステェアツア家の皆様とランド家の皆様がお待ちです。」


…仕えてる主に皆様何て使うんだな…まぁこっちではどころか前世でもそうだったかもしれないけど…

しかしここの文明は少し危険だ。

警戒しておいて損は無いだろう、

何せ都度6回の革命、その全てを純然たる暴力にて治めているのだから。

そして各々の貴族の固有の変換には”洗脳“じみたことが出来ることもあるらしい…


「ランド家、ステェアツア家の皆様、ピスポシー家の皆様をお連れしました。」

「う、うむ ご苦労であった」

「これより三家で話し合う、下がっておれ」

…やっぱあの老執事怪しいな、ここまで視てきた感じ権力者である貴族の方が彼に畏怖を抱いている、それに下がらせる理由を普通言わないはずだ。

何かあるのは確定的といった感じだがはたして何なのか頭の片隅にでもいれておくとしよう。


「……ではパーティーの手順はこれで。」

「うむ。」

「別の部屋にて子供らを遊ばせましょう、ここからは少しきな臭い話になりますから。」

ということは幼なじみポジションにこれから会うのか…

これで発達具合を推定することが出来るな、、

「では僭越ながら私がお三方をお連れいたしましょう。」

「うむ」

うへぇあの老執事かよ…



「すみません、そこの御方」

「赤子の振りは結構ですよ」

え、は、なんでばれてんだ!?

「何故分かったのでしょうか」


「それは大層分かりやすく私を訝しんでいらっしゃったので」


「なら次に聞きたいことは分かるでしょう」


「えぇ、私は公爵家当主グドウェル・アレクサンダー・ト・グラァマァと申します。」


「何故公爵家の当主が直々に?」

「地脈に異常が起きた時その地の貴族の子に異常なまでの知性が宿ることが王族の血筋にしか明かされず、その子が私達が機密にしている様々な物の製造法を明かしてしまう恐れがあるからです。」


「…それとその気味の悪い執事の真似は何時まで続けるつもりでしょうか」

「元々機密のきの字もない場所で話しておいてとはなりますが念のため、ですよ」

「いゃ …それで、何か御用でしょうか」


「6歳になったら王都にて義務教育を受けて頂きたい。1歳から始まる方の義務教育は領地で受けていただいても構いません。」

「分かりました。それで何か禁則事項は?」

「機械に関する技術革新をおこさなければ何をしても良いですよ。それでは部屋にお着きしました。」


はぁ、喰えないじーさんだこと…

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