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道を歩む物語(仮)  作者: め~ぷる
スタートラインはいずこに
4/9

名付け

「むぅ、まぁそれはともかく今回は帰った目的の名前の候補を決めてきたぞ」

………………何ですと?


そもそも名前なかったの?


「えっとお、お父さん?その名前の候補とは何でしょう?前回のような大男ビッグマン苺苺苺ミルキとかはやめて下さいね」


前回のラインナップ酷っ!?


「良い名前だと思ったのだが…」

「それはともかく、明日には

産まれてから14日を過ぎる。すぐにでも提出しないと不味い。名前の候補はこれだ。」


おっ?何だ?


第一候補

蒼空


第二候補

瑞季


第三候補

大和



前回は何だったのかと思うほどにマトモだ…

でも和名?ここは日本ポジか…?


「では私の方も合わせて考えましょう…」



第一候補

ケビン


第二候補

デケット


第三候補

ハルス


前世ならカタカナ表記みたいな名前…

母さん生まれ違うの?


「家名も合わせてみよう」


なんやかんや10分後…



「蒼空・メ・ピスポシー・ケビンはどうだ?」


「私は瑞季・メ・ピスポシー・デケットがいいと思います。」


「なら、そうしよう。」


やっと決まった?

名前決めの時に泣きわめいていたせいもあるだろうけど…


それにしても世界観が掴めねぇ…

かなり発展した様子があるが、メとかの一字のカタカナって昔の貴族みたいなのがつけてるイメージが…

「そういえば、最近、リーン家に近衛が押し入ったそうですよ?」


「リーン家と言うと…あぁあの子爵家か…」

む?

子爵?

近未来チックかつ中世チックだと!?

「あそこが捕まるとまた締め付けが厳しくなりそうですね…」


「いまのうちに備えておくか…」


何か不安なことを言ってる…

…あれ?さっきよりも鮮明になんだ?世界を感じる

こういうとなんか中二チックでワクワクするな


「そういえば明日の予定に変更はないですか?」


「ない。また10日程の出張だ。連絡事項があれば随時連絡してくれ。」


「分かりました。」


「あぁ、それと分かっているとは思うが今回、名前をつけ『定着』が起きる。出来る限り目を離すな」


「分かりました。ではお休みなさい」

『定着』?何かまた訳の分からないことを…


「いいこはおねんねしましょうね~」

おぉう揺られて落ち着くと何だ、か眠、……ぃ…


〖■■より■へ〗

個体名瑞季・メ・ピスポシー・デケットの定着を開始。■を要求。…承認されました。

個体名………………。

■ の介入を確認。許可しますか。許可を確認。成功しました。

本日の業務の終了。休眠に入ります。



何、だ?








「オギャアァ、アァ…ァァ……」




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