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道を歩む物語(仮)  作者: め~ぷる
スタートラインはいずこに
3/9

最初の難関!

これはどうすればいいんだ?


転生早々に目の当たりにした言語の壁、

あまりにも大きな壁に『俺』は……






親?の容姿を堪能する事にした。


何しろとても綺麗なぼでーなのだ!


すらっとのびた桃色の髪に、出るところは出ているけれど引き締まった体、

特にデデンと実った二つの巨峰!

何と空が半分しか見えないが出来る、今の自分なら抱き込めば何も見えないになる程!


目は二重で少々垂れ目。彫りは日本人に近目の感じで更にパッと見で分かる程黄金比に近い顔立ち!


そして身長!

自分の手が前世の赤ちゃんの平均であれば170程!


前世の身長130の自分には眩しすぎる!


あぁ堪能せずにいられない!


はっ少し興奮し過ぎたな……ジュルリ

まぁ現実逃避はやめておこう…


閑話休題


言語の習得について考えなければ。


考えられる手段


その一。周りから読み取る。

↪︎問題点1抱えられているとそもそも把握が出来ない。

まあ首をこうして振ったところでそもそも首がすわってないだろう、s…

前言撤回。首はすわっていた。

…問題点2読み取れるものがない。


そのニ。まずは発声。

「あー」

出る。ただ当然違う。

あを意識して出した声があじゃない。

これを50音分やる。

問題点怪しまれる。


その三。推測。

論外。情報が足りない。この世界の常識がない。 没


その四。後回し。

一番の論外。必要なのは情報。こちらが幼ければ幼い程重要な情報が口を突いて出る。

万一としてもチャンスは多いに越したことはない。発達が最低9か月は早いこの世界なら尚更。


その五。絵本。

論外。受動的になる。 没


その六。ハイハイとかつかまり立ちで本と読み取れる物を探す。

…これしかない。

と、決まってきたところで来ました、宅配。


抱かれた状態からベッドにおかれ、これ幸いと周りを観察。

まずはキッチン。多分赤子用。包丁、まな板と収納、のみ。離乳食用かな。

次に窓。透明。文明レベルは最低でも近世辺りにはいくかな?

次に内装。神棚がある。無神論者じゃなさそう。

カーペット?みたいのが敷かれてる。転んだ時対策かな。

花がある。絵もある。

ベットに柵がない。

当然だけど前世との差異が大きいな。


そんなこんなしてる間にメイド服の女性に運ばれてきた物が。






それは… デデン!

なんとえふぉんではありませんか!

言語習得における最強ツーール!


これできっと言語問題は解決!

でもなぁこんなにはやく読み聞かせするのか…

発声練習しておこ…


月日は流れ、30分後…


絵本に、飽きた…


レパートリーが二つだけって…


どちらも絵で内容がある程度伝わり、書いてある言葉と照合するのと手元のあいうえお表?のようなものから察するに日本語の字の種類の数と同一で、日本語と同じ文型である…つまり会話を読み(聞き)とれるのだ。そういや単語が分かってるとはいえ用法は多少異なるのか?ま、それはおいといて


ここまで理解するのに十分程…内容を楽しむのに五分、絵本に飽きた。


しかし親は話を読む。何足る地獄か…

しかも嬉しそうに解説してるし、

笑わないわけにはいかないじゃないか…


しかしそこに新たな光が…なんと宅配がきて絵本がふえたのだ!

いや唯地獄の時間の延長だな、これ



暇潰しに窓から見える景色からの考察をば。

この家、窓から見える景色が生い茂る木々と窓からちょこっと見える庭…

我が家は山か林(森)の際?に作られた家なのである!

だからといって都市部から離れていると確定する訳ではないが…



「は~い、ご飯の時間でちゅよ~」

「わぷっ」

「ふにゅ~」

「あ、アァ」


前世と変わらず心が落ち着かない感じ…

本にあった体に心が引っ張られるってのはなさそうかな?


そういえばキッチン。発育的にすぐ使うと思ったんだけど…


「ゲプッ」

「ゲップ出来て偉いねぇ~」

こ、ここが桃源郷!

ゲップするのも褒められるだなんて……



         ピンポーン




あれ?厳つい無愛想な人が来た…もしや父か?

う~んでも母さん?の顔は暗いし…

それにここまで厳ついと怖い…

現在進行形で泣いてるし…

あ!でも今眉が少しさがった…

泣かれて悲しいのかなぁ…?


「子供の前だと母さん、父さん呼びがいいのか?」

「こ、子育ての本にはそうかいてあったわよ…」


やっぱり親…でもどうしてそこまで怯えて…?



「今回はもう皿を割ったり、洗濯物を破ることもないはずさ…」

「え、えぇでも家事は手伝いしないでいいからね…」


もしや、この親父相当なダメダメ親父だな?

母さんの仕事かなり増やしまくったとみた。


「むぅ、まぁそれはともかく今回帰った目的の

名前の候補を決めてきたぞ」


…………何ですと?名前なかったんか…

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