0話
はじめに
この作品がご都合主義的展開を含み、作者の暇潰しで書き始めたものなので読む人によっては耐え難い矛盾や違和感を感じる可能性があると予想されます。
それに対してとても不快に思った際はすぐにページを閉じ、この作品を切ることをお勧めします。
よく夢を見る。
自分の過去を、悩みを話す夢。
相手はいつも違った。
場所も、状況も全部違った。
でもそこにはいつも自分の知りたいことがあった。
『何』を知りたいか自分ですら分からない。
でもそこには必ずあった。
ただ、そこではいつも終わりが決まっていた。
話し終わった後、あぁ、今日も終わりか、と思う。
それでも期待を抱いて相手の反応を見ようとして振り返る。
でもやっぱり終わりは変わらない。
そこで、終わり。
起きると、同じことを思う。
答えを出したい。
どんな形でも答えを。望むなら納得のいく答えを。
『それ』は例えるのなら道。
破滅するのか、救われるのか、救うのか
そういった道。
道を歩む物語
第0話『□』