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2(※グロ注意)

(※血肉グロ描写注意)





その夜夢を見た。

夢の中であの宝玉が思っていたより高く売れて、皆浮かれて贅の限りを尽くしてやりたい放題をしていた。


金が有るだけ女を買い、酒を飲み、美味い食べ物を貪るように食い――

そこではた、と手がとまる。




――今し方口にしていた食べ物は、血まみれの肉塊に変わっていた。



抱いていた女は腐臭を放ち、崩れ落ちて肉片が散乱していた。


なみなみと酒が注がれた杯の中は、鮮血で満たされていた。





次の日の朝。

若い衆達は夢の話で持ちきりになった。皆一様に同じ夢を見ていたという事に驚き、恐れ慄いた。


――宝玉を持ち帰ってしまったから、あんな夢を見たのではないか。


ぼそり、と誰かが言った。


あのまるで今まで人の生き血でも啜ってきたかのような宝玉の色を思い出す。


一瞬にして場が静まり返った。

皆何だか気味が悪くなり、宝玉は何処かへ捨ててしまおうかという話になった時だった。


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