表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/23

邪神と戦士 1

靄が立ち込める森の中にある小さな村。

陰気漂うその場所は活気が無い。行き交う人影は疎らで、皆鬱屈した面持ちで下を向いて歩いている。顔には怯えと疲労の色が滲んでいた。


この村がそこまで暗い影を落としているのには理由がある。

昔の先人達が持ち込んだ(わざわい)が原因だ。


***

この村はかつて実り豊かな自然に囲まれ人々も栄えていた。


ある日村の若い衆が少し遠くにあるの山の方まで遊びに出掛けた時の事。

そこで朽ち果てた廃村を見つけたのだ。

途中から酒が入っていた若い衆はつい気が大きくなって、そこら中の民家の中を物色して回った。


それは崩落しかけた神殿にも及んだ。

本殿の中で何かめぼしい物は無いかと彷徨いていると、台座に掲げられた赤い宝玉が目に入った。

宝玉は中心部分がどす黒く、崩壊しかけた壁や天井の隙間から差し込む日の光を受けて妖しく輝いている。その様は滴る血を思わせた。

これを見た彼等は欲に目が眩み、売って金にしようと企んで持ち去ってしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ