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それでもキメラは生きていきます。  作者: ノエル
序章、新しい世界の幕開け…
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CHAPTER5. 情報量過多攻撃!!

前回のあらすじ、「とりまジョブってみた!」


あの後、何時ものルーティーンを繰り返し淡々と己の実力を高めようとする試みは順調に進んでいる。

勿論だが、私を監視する"目"には気付かれていないと思われる。

特にコンタクトをとってこないと言う事は問題無さそうではあるが、念の為バレている可能性を考慮して準備を進めている。

体感では数年に感じられても実際は数日だった等の可能性もあるが、辺り一面真っ白な為何時朝で何時夜かなんて事は分からないので現状では特に判断しかねる。

まぁ、外との接触が全くと言って良い程無いので外への興味が尽きないのだが、此処の人間は私を外へ出す事は許さないであろう。

許したとしても何か裏がある可能性が有るので油断出来ないのだが…


悲しきかな…

一瞬も油断出来ないなんて…


一番楽なのは完全に私の事は忘れ去られており、特に出番も何も無く外の世界へ旅立つ機会が訪れる事だが、悲しき事にそう簡単に話は進まなそうな事だけは私にも理解する事ができる。


さて、取り残されている人も居るかもしれないのでここいらでルーティンの暇潰しとして少し振り返るとさよう。

まず初めに、今私の入手可能な情報源はこれ一つとして"信頼する事が出来ない"と言う事は念頭に入れて置いて欲しい。

一応私の実力は上がっているようだが、最悪その感覚でさえ"偽り"という可能性もある訳で…その場合はもう行き当たりばったりでどうにかするしか無くなってしまうので今考えても仕方が無い。

最悪、その時「死ぬ〜」ってなった場合は特に後悔することも無いのでどうする事も出来ない。

特にコンタクトもとってこない私の事が大好きな人は、観察はしているが他に何を要求されるか分からないので最悪処分される可能性もあるが処分される時に少しでも生存率を上げる為に、私の実力は生きるので精一杯なのだと誤認させる必要がある。

理由としては相手が持ってくる処分方法のレベルが低くなりら逃亡確率がその分上がる可能性があるからである。

最悪相手が完璧主義ならば私は何も出来ずにこの一生を終えるだけなのでまぁ考慮はしない。

何故私は自らの有用性を示さないかと言うと何をさせられるか分からないと言う理由もあるが、私が他人に縛られるのは真っ平御免な性格だからである。

一応私の手札は量産しつつあるので特に問題は無さそうではあるが、念には念を入れその上で保険をかける必要がある。

作業効率を考えて同時進行で作業をしているせいか、少し練度は落ちるがルーティーンを組んでいるのである程度の質は保てており、練度は元に戻りつつあるので一先ずは良しとする。


淡々と着々と我が手札は増えつつあるのだ!!


( ゜∀゜)フハハ八八ノヽノヽノヽノ \


恐れおののけ!ひれ伏すがいい!!


この攻撃、読まなかっまたら回避できちゃうのが玉に瑕なんだよなぁ…

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