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それでもキメラは生きていきます。  作者: ノエル
序章、新しい世界の幕開け…
4/22

CHAPTER4. とりまジョブってみた!

前回のあらすじ、「ステータスキター!!」\( 'ω')/



試行錯誤した結果、素晴らしい事にある程度自由自在にマイ スライム ボディ を操る事が出来るようになっていた。


操るうえで新しい発見が出来たのは素晴らしい事であった。

当初『服が欲しい』と考え無自覚に操っていたスライムボディだが、操つるうえで魔力を必要とする事が判明し、どうやったら魔力を認識し操作出来るようになるか試行錯誤する事になった。


魔力だの妖力だのは以前の私には無かった機構である。

ある程度苦戦する事を考慮していたが、先程無自覚に使っていた事を考えるとそこまで難しく無い事と思われる。


そう思い様々な仮定と過程、工程を積み上げるウチにある程度自由にスライムな部分のボディを動かす事が出来たのである。


魔力が何か理解してしまうと後は簡単で、妖力の方は呆気なく出来てしまったのは少し残念であったが、何がともあれ出来たのであるから文句は言うまい。


やっている内に気が付いたのだが魔力と妖力の濃度を上げられる事が分かりその事を理解してからというもの自らの魔力と妖力の濃度を高め続けるのが私の暇潰しになっていくのであった。


何時ものように魔力と妖力を高めながら、自らのスライム部分の操作の練度を高める暇潰しをやっているウチに気が付いた事がある。


私は余り休む工程を挟まなくても活動可能という事と、食事はいつの間にか置いてあるという事である。


気の利く誰かが置いといてくれるのだろうか…


私は寝たり食事を取ったり念の為の軽い運動をする以下では

魔力と妖力の濃度を高めながら自らのスライムボデイの練度を上げる暇潰しをするかが、自然と私のルーティーンとなりつつあるのであった。


ひとつの事に集中し過ぎてよく分かって居なかったがある程度練度が上がって以降それ以上練度が上がらなくなってしまった。


伸び悩んでしまった…(´・ω・`)


そう思いどうしようかと思っていた矢先1つ思い出した事があるのを思い出した。


ジョブである!

そう、ジョブである!!


私のステータスを見ると分かるのだが、私は未だジョブの欄が空欄になっているのである。


「ジョブってどうやってするんだろ?」


ちょっとジョブ欄を選択してみる事にした。


[ピコン]


何か選択出来てしまった…


───────────────────────

〈選択可能ジョブ欄〉

戦士、魔法使い、モンク、僧侶、シーフ、毒使い、糸使い、蟲使い、死霊術師etc..


───────────────────────


一つ一つ考察していこう。


[戦士]

武器がない、あからさまに監視者に鍛錬しているとバレやすい。

[魔法使い]

少し悩んだが、最悪魔法が派手な場合を考慮して後回し

[モンク]

鍛錬しているとバレると不味そうなのでパス

[僧侶]

回復させる仲間が居ない、今持っている自己再生で十分間に合っている。

[シーフ]

現在あからさまな盗む物が無い。

[毒使い]

応用が効きそう、バレずらそう。

[糸使い]

スライムの練度が上がりそうなのと、バレずらそう。

[蟲使い]

手数が増えそうなうえ色々と応用がききそうである。

[死霊術師]

死霊系はバレずらそう、応用がききそう。


うん、ジョブは[糸使い][蟲使い][死霊術師]で良さそうだな…


【糸使い】【毒使い】【蟲使い】【死霊術師】を選択すると


[選択したジョブは【糸使い】【毒使い】【蟲使い】【死霊術師】でよろしいでしょうか?]


等というコメントと同時に[はい]と[いいえ]の選択肢が出てきたので[はい]を選択する。


その後問題無く選択できたかステータスを確認してみる。



─────────ステータス─────────


名称:NONAME

仮称:被検体No.0

年齢:0歳

性別:無し

種族:キメラ(竜ドラゴン、吸血鬼ヴァンパイア、スライム、人造人間ホムンクルス)

Lv.1

〈ジョブ〉

・死霊術師:Lv.1

・毒使い:Lv.1

・蟲使い:Lv.1

・糸使い:Lv.1

〈能力値〉

生命力:D+

魔力:A

妖力:A

力:D+

耐久性:D+

敏捷性:D+

〈スキル〉

自己保持、記憶保持、成長限界突破、成長速度上昇、

自己改造、自己再生、自己進化、変換、変質、変化、

妖術、魔術、魔砲、飛行、息吹、捕食吸収、元力吸収、検索機能、死霊術(new)、蟲術(new)、毒術(new)、糸術(new)


───────────────────────


「よし、問題無さそうだな」


そう言ってステータスを閉じる事にする。

一部ステータスが変わっていた気がするがどうせ気の所為なのでスルーしておく。


知らないったら知らない!

能力値の変化とかスキルの増加なんて知らぬ!


まぁ、このジョブ選択で少しは腕が上達してくれると嬉しいのだけれど…


そんな淡い期待を胸に淡々とマイルーティーンをやっていると何故かソコに一匹の蜘蛛(むし)が…


当然即従えましたとも!


ご都合主義って本当に素敵!!

私絶賛底辺作家モドキ…今貴方の後に居るの…

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