CHAPTER3. 新事実判明!!
前回のおさらい、「なん…だと…!?」_| ̄|○ il||li
「疲れた…」
何となくでショックを受けてみたはいいモノの流石に疲れたのでそこら辺にある床と壁に腰掛ける。
取り敢えずこのままなのもアレだし、何とかならない物なのだろうか…
何か着るもの…
服、服…服を…
せめてそれっぽい物は何か無いのかと両目を閉じ試行錯誤していると
「およ?」
いつの間にか真っ白な布を身にまとっているではありませんか!
「もしかして、服?」
服にしては色々足りないような気がする…
下、無いし…
ある程度丈が長いのか一応隠すべき所は隠せている。
そんな服モドキは一体何処から現れたのか…
圧倒的に情報不足な現状況ではどういった経緯で服モドキが出現し、どの様に私に気付かれず着せたのかなど分かるわけも無く…
「取り敢えず着るものの問題が無くなった事に喜びますか!」
等と喜ぶ事に私はするのだった。
────── 恐らく数分後 ──────
体感時間で恐らく数分がたったであろう時私は暇を持て余していた。
「暇ナウ…」
我絶賛暇なり!
部屋一面真っ白な為時間感覚が狂いそうであるので定かでは無いが数分は経っていると思われる現状…
何か暇を潰せる事は無いかと思考を回す私は駄目元である言葉を口ずさむ事にする。
「ステータス、オープン」
テンプワード「ステータスオープン」何となくに口ずさんだその言葉に反応するように目の前にとあるゲーム宜しくな画面が現れる。
「マジか…」
空振り前提の駄目元発言だったので実際に現れると思わなかった物が現れ驚愕する。
─────────ステータス─────────
名称:NONAME
仮称:被検体No.0
年齢:0歳
性別:無し
種族:キメラ(竜、吸血鬼、スライム、人造人間)
Lv.1
〈ジョブ〉
・ーーーー
・ーーーー
・ーーーー
・ーーーー
〈能力値〉
生命力:D+
魔力:D+
妖力:D+
力:D+
耐久性:D+
敏捷性:D+
〈スキル〉
自己保持、記憶保持、成長限界突破、成長速度上昇
自己改造、自己再生、自己進化、変換、変質、変化
妖術、魔術、魔砲、飛行、息吹、捕食吸収、元力吸収
───────────────────────
このデータを見た私はそっとステータス画面を閉じたのであった。
・・・
「スキル多くね?」
ステータスが出てきた事にも驚かされたが、あまりの情報量の多さに驚いている自分がいた。
「そして私、人間じゃ無くね?」
キメラである。
キメラさんである。
「私滅茶苦茶若返っちゃったよ…」
私0ちゃい本来の種族【人間】では赤ちゃんの歳である。
そして、スキルや年齢で驚いていたが…
「私やっぱり無性だったのか〜」
そう、性別が"無かった"のである。
その突き付けられた事実にブルーな気分に浸っていると…
[ピロン]
あからさまな効果音が鳴った…
[スキル【検索機能】を獲得しました。]
何か喋った…
検索機能とはなんぞよ?
頭の中でステータスと念じてみる。
[ピロン]
─────────ステータス─────────
名称:NONAME
仮称:被検体No.0
年齢:0歳
性別:無し
種族:キメラ(竜、吸血鬼、スライム、人造人間)
Lv.1
〈ジョブ〉
・ーーーー
・ーーーー
・ーーーー
・ーーーー
〈能力値〉
生命力:D+
魔力:D+
妖力:D+
力:D+
耐久性:D+
敏捷性:D+
〈スキル〉
自己保持、記憶保持、成長限界突破、成長速度上昇、
自己改造、自己再生、自己進化、変換、変質、変化、
妖術、魔術、魔砲、飛行、息吹、捕食吸収、元力吸収、検索機能(new)
───────────────────────
念じたら出てくるんかーい!
そしてなんかしれっとスキル欄に新しいのが混ざってらっしゃる…
検索機能、何かを検索する機能って事だよな…
取り敢えず検索機能とやらの性能を確かめる事にし
た。
─────────数時間後─────────
取り敢えず数時間粘って調べた結果を纏めてみた。
1、検索機能とは、ステータス関連について検索する為 の機能である。
2、ステータスに関係の無い事を検索しても意味が無い
3、能力値はA〜Gの7段階があり割と表記が雑である。
4、Lv1のAとLv2のAではLv2の方が高い
5、ジョブレベルなるものがあるらしく、ジョブレべ ルのMAXは100である。
6、レベルにはの上限があるらしい。
とまぁざっとこんな感じである。
7、魔法、魔術というものが存在する。
調べ時間はここら辺にしておいて取り当てず得た情報を活用して色々確かめていきたいとおもう。
まず、薄々察しが着いているがこの服モドキさんは、私の身体の一部で部位で言うとスライムボディだと言う事が分かった。
人間にすると皮膚を薄く伸ばして羽織っているかんじかな?
分かんね…
ただ1つ分かる事と言えば、
「ここってもしかして…異世界?」
ステータスやら魔法やらが存在している現状可能性として上がる物である。
少なくとも前世(仮)では現状こんな事は起こっていなかった…はずである。
取り敢えずこのマイボディに興味を抱いた私は色々と試行錯誤を始めるのであった。
「どんどん行くよー」の精神でやっていますがまぁ、頑張ります。