〈番外編〉とある研究員の記録(4)
前回のあらすじ(番外編)
「やっと主人公が服を着ました…」
あの後もほんの少しの変化以外特にコレといった出来事は特に無かった。
あったとしても些細な事なので報告する必要が無かったのは私にとって幸いであった…
流石に不審に思われたのだろう、ある日突然所長が私の元へ現れた。
所長「ねぇ貴方…何か私に隠している事無い?」
所長のネットリとした一言で一瞬にして私の中で心臓が飛び出でるんじゃ無いと思う程激しく鼓動している。
私「な、なんの事でしょう?」
私の中で動揺を隠し切れていないと思われるであろう言葉が私の中から弱々しく紡がれる。
所長「おや?何か心当たりが有りそうな声音だね?」
バレてしまったようだ…
そこから所長は考えられる情報を全て私から吸い上げてしまった。
所長「ふぅーん、そっか…」
そう、情報を吸い上げられ崩れ落ちた私の前で少し楽しそうに彼女は口ずさんだ。
所長「君の処遇はあの子に会ってから…ね?」
震えるしか出来ない私に蔓延の笑みとは反し冷ややかな口調で私に言い放った後不気味な程一定なリズムの足音を出しながら所長は私の部屋から出ていってしまった。
彼女が私の部屋から出た後も床で震え続けていた私はあの女のしそうな事が私の頭の中で浮かび上がると同時に私の身体の震えは多少マシになったと同時に、身体の震えが少しマシになった私が画面へと顔を向けると"あの女"があの子と接触している所が写っているのが目に入った。
横からだとあまりよく顔が見えないがあの子は不思議そうに、あの女は少し火照ったような顔をしているのが目に見えて分かった。
私「急がなきゃ!!」
あの女があの子に接触し興味を持ったという事に少し遅れて気が付いた私はあの女に何かされる前にあの子に何かできないかと頭の中で思案しながら急ぎ足であの子の元へ向かうのであった。
いやー、シナリオをど忘れしてしまって遅れてしまいましたw
すみませんm(_ _)m