妖精と精霊
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エルフ
「ヨーロッパ全土に生息する、光り輝く不死の種族」「自尊心の高い魔法戦士」
エルフはゲルマン神話(北欧神話)に起源を持ち、最も良く知られた妖精と言っていい。
国・地域によって、姿や性質、身長は様々伝えられているが、概ね美しい人間型の要請である。
エルフはエルフで社会があり、丘や洞窟の中で集団で暮らし、時には夜中に丘で音楽会を開いたり、草原でダンスパーティーを行なったりする
エルフが踊ったあとには妖精の輪に似た丸い輪ができており、エルフダンス、エルフリングと呼ばれる。
エルフが踊っている姿は人間には見えないが、たまたまダンスパーティーのさなかに、エルフリングに入った人間には妖精の姿が見えると言われている。
他にも家畜に病を振りまいたりする悪い妖精としても伝承が伝わっている。
種族はハイエルフ、ウッドエルフ、ダークエルフなどがおり、それぞれ異なる習慣や性質で分けられている。
ハイエルフは貴族的で少し人間を見下した態度をとることが多い。
ウッドエルフは森の中で静かな生活を送ることを好み、人間たちと接することをできるだけ避けようとしており、自分たちの領域を侵されない限り、表舞台に出てくることはない。
ダークエルフは暗黒神を崇拝し、堕落したエルフとその子孫と定義されている。ハイエルフと対立する立場にある。
ドワーフ
「地下の壮麗な宮殿に棲む、鉱夫、細工師集団」「三歳で大人になり七歳で老人」
エルフと並ぶ代表的な妖精。丘陵の地下や鉱山、湖のした、洞窟、岩の中などに棲息する、身長1メートル程度の小人。
なかには地下に壮麗な宮殿や都市を築いている部族もあり、貴金属の採掘などに従事している。
緑や赤の帽子をかぶり、髪やヒゲも長い、短躯だが、がっしりした体格で、不屈の闘志を持ち、戦士としても優秀、大酒飲みで大食漢である。
性格は気難しいが、義に厚く、一度自分が仲間だと認めると、どんな苦難もともに立ち向かってくれる頼もしい存在。
細工師・鍛冶師としても超一流で、様々な伝説に登場する、魔法の道具や高価な財宝を作った。
英語でドワーフ、北欧ではドヴェルグ、ドイツではツヴェルクと呼ばれる。
ドワーフが作ったもので有名なのは、悪神ロキがドワーフに頼んで作ってもらったものが大半で、オーディンの槍グンニグル(グングニル)をはじめ、フレイの船スキーズブラズニル、女神シヴのための黄金のカツラ、黄金を生み出すと言われた指輪アンドヴァリナウト、
フェンリルを縛り上げるための鎖グレイプニルなどがある。
ゴブリン
「日の光を恐れ、悪意を持った子鬼」「悪役に成り下がった妖精」
元々はイングランドに棲んでいたが、徐々に棲息領域が拡大、現在はヨーロッパ全域に棲息している。日本では「子鬼」と訳されていることが多い。
子供くらいの背丈でつり上がった目と尖った耳を持ったイタズラ好きの妖精である。
洞窟や教会の墓地、鉱山、地面のした、木のウロなどに住み、集団で生活する。
ホブゴブリンという種もおり、ホブは概ね善良だが、ゴブリンは人間に対して敵意や悪意を隠さない。
本来、ゴブリンもそれほど邪悪な存在ではなかったのだが、キリスト教のフォークロア追放運動の影響により悪魔の手先と考えられるようになった。
そのため、それ以降のファンタジー小説などでは、ゴブリンは醜悪で貪欲、人間に対して悪さをし、道しるべを変えたり、果樹園を荒らし、疾病を流行らせる邪悪な存在として書かれるようになった。
ホブゴブリンは人家に住み着き、妖精の例に漏れずイタズラ好きだが、掃除や洗濯、食器洗いなど家事を手伝ったり、家畜の世話をしたりすることもある。
近年の小説やゲームではゴブリンの進化系と書かれることがあるが、ホブとゴブリンは別と思ってくれた方がいい。
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