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運がない僕異世界に転生できるようです。

初めてのオリジナル小説なので初投稿です



異世界アルヴンヘイム。


そこは未だ剣と魔法が戦場を支配する神秘あふれる世界。僕はそこに転生した。前世の僕は何というか……運のないやつだった。


生まれたときから病弱でまともに学校に通えてたのは小学校低学年までだった。何度も病気になって回復したら学校に行ってまた再発して入院して。そんな生活を14年やってきた。


お母さんたちもこんな僕を看病することに疲れてお父さんと喧嘩の末離婚してしまった。

十歳になる頃にはお見舞いには誰も来てくれなくなって、いつも孤独にベットの上にいた。


入院生活が続き友達がいない僕にも少ない楽しみがあった。それがアニメだった。特に登場人物が旅をして見たこともない景色を見て仲間と一緒に好きな物を食べる。そんな彼らが病室で質素な病院食を食べる僕にとって憧れに似た感覚を覚えていた。


(いつか病気が治ったら僕も世界を……)


そんな夢を見ている事もあった。、



だが12歳頃に病気の進行が深刻になり徐々に目が見えなくなっていき最後には失明してしまった。

好きだったアニメも見ることができなくなり少ない楽しみの一つの散歩もろくにできなくなってしまった。


そんなこんなで最終的には体が病気に耐えられず動くこともできず日に日に食事もできなくなり今じゃ点滴を受けてどうにか生きている。


だがそんな日々も長くは続かないだろう。最近はろくに起きていられず看護師さんが言うには髪の毛も薬の影響でごっそりと抜けてしまった。


(ああ、アニメが見たいなぁ。)


そんなことを視覚を失った目で音だけ聞こえてくるテレビの方に目を向けて涙して死んだ。

ここまでが僕の覚える記憶だ。


気がついたら上も下もわからないような真っ白な空間にいた。


「…ここは。」


キョロキョロと周囲を見渡して見る。地平線が無いながらもそこは途方もなく広い空間だと感じることができた。


「あれ?」


先程は突然のことで気づいていなかったがどうやら僕の目がまた見えるようになったようだ。体も自由に動かせるようでまるで病気に侵された体とは思えない。何かないか歩きながら探して歩き出す。少し歩いた所で前から凄まじい光を放って何かが舞い降りてきた


『こんにちは不幸なる糸に繋がれし合われな魂よ。』


「貴方は、誰ですか」


『私の名はアルメナ。戦女神アルメナ。』


その人は自身を女神と呼びここに僕を呼んだのも彼女のようだ。


「ここはどこなんですか?」


『ここは魂の回廊。あらゆる魂がここを経由し前世での行いを評価され裁定を受けるための通路。本来であればここに来た魂は全て裁定にかけられ天界にて養成をするか地獄にて裁きを受けるかの二択なのですが。』

『貴方は前世にて罪ある者たちが受けるような苦行をその身に受けました。故に私があなたに二つの選択肢を与えましょう。』


そう女神様が言うと、女神様の両隣に人一人が通れるほどの白い穴ーーポータルーーを開けた。


1つ目は先ほども言った通り天界にて転生が行われるまでの間をなんの苦しみもなく過ごすか、もう一つは、


そう言って見せてくれたポータルの向こう側では花畑で人々が楽しそうに笑い虹の橋の上を犬や猫動物たちがスキップをするかのようにはねながら渡り、空を羽根の生えた人々、天使が飛び回っている絵に描いたかのような天国が見える。


そしてもう一つのほうも覗くと、


そこは広大な大地、蒼穹を悠々と飛ぶドラゴン。鎧を着てオークのような生物を相手に剣や魔法で戦っている人々、そして街を壁で覆い敵からの攻撃から防いでいる城。それはまるで、


まるで、


「まるで、異世界みたいだ…」


『ええそのとおり。この世界の名はアルヴンヘイム。魔法と剣が戦争を蹂躙し魔物が大地を闊歩するあなたから言う異世界です。』


「女神様がこれを僕に見せたってことは…」


期待を込めた目で女神様を見ると女神様はまるで慈母のような微笑みを浮かべて俺に向ける。


『ええ、あなたをこの世界に転生させて上げます。』


その言葉を聞いた瞬間血管が沸き立ち血が沸騰するかのような興奮を感じる。異世界への転生…。病室で見ていたような自由な自分の足で歩めるような世界に自分が行くことができるかもしれない。そう思うと涙がでそうなほどうれしい。


「異世界への転生をお願いしてもいいですか?」


『わかりました。ですが異世界は貴方が思い描いているような自由があるかは分かりませんよ?異世界には奴隷もいますし命を脅かす魔物も存在しています。』


「魔物…」


『そして私があなたを異世界に送る理由は貴方が哀れだったというのもありますが貴方を戦力として異世界に送りたいと思ってのことです。』


「戦力ですか?」


『アルヴンヘイムには様々な場所に人族、亜人族、獣人族と呼ばれる人間たちがいます。この種族たちは互いに小競合を行っていますがおおむね平和に過ごしていました。しかし魔族と呼ばれる魔物の性質を持った者たちが現れそれを束ねる魔王のもと大規模な戦争が行われるようになりました。』


「魔王ですか。」


『ええ、魔族の王で魔王です。安直な名ですがその名に恥じぬ強大な力を持っています。そのため私たちも人間の希望として勇者を生み出そうとしていますがそれだけでは魔王を倒すことはできません。その為貴方を異世界に送り勇者と共に魔王を倒して欲しいのです。』


わかりました…けど、僕は今までろくに運動もしてきたことのない虚弱な人間です。行きたいですけどろくに戦力にならないんじゃないですか?


生まれてこの方病気でろくに運動もしたことが無い。1日の内三十分病院の敷地を散歩できたらいい方だった。運動なんてとても、とても。


わかっています。その為あなたにはスキルを与えたいと思っています。スキルとはアルヴンヘイムの者たちが持ち合わせている外付けの才能のようなもので本来はランダムで一から五五持ち合わせて生まれるところをあなたには自由にスキルを選ばせてあげます。


スキル!


何て異世界味あふれる素晴らしい言葉なんだろう。胸が躍るしそれを使っての異世界生活、何て良い響き!


「わかりました!やります!やらせてください!!」


『わかりました。ではスキルを選んでください。』


ズラズラーっと眼の前にスキル一覧がふわふわと出現する。すぃ~とスワイプしてみるとズラーっと下まで行くも全然下まで行き着かない。

そんな数え切れないほどのスキルに目を輝かせどんなスキルを選ぼうか悩んでいると、


『スキルの数は数千を超えます。それに加えてランクが存在し同じスキル名であってもランクによって性能が変わる何て事もあります。またあなたにはそれぞれのランクを一つづつ得る権利を与えます。まあ、あなたはあくまで勇者ではないので5個までですがね。』


それでも嬉しいものだ。ルンルンでスキル一覧を見ていると女神様が『スキルが決まった頃にまた戻って来ますね。』というとまた光が瞬いてどこかに消えてしまった。

まあ気がついたのはスキル選びに区切りがついた頃だっだけどね。



僕がスキル選びで重要視したのは健康で病に倒れるようなことがないようにすること。スキルのなかには体を健康にするものや病気に強くするものなんかも複数あった。そんな中で僕が特に気になったのが『天ぷらの肉体』というものだ。これは生まれつき頑丈で強靭な肉体と病気に対して強い抵抗を持って生まれてくるというものだ。もう病気で困ることなんて経験したくない。


次に探したのが戦えるようになるためのスキル。ろくに運動もしたことがないのに異世界に行って戦うなんてできるわけがない。そんな訳で戦闘をしやすくなるようなスキルを探した際様々なものがあるようだ。直接戦闘能力を上げるもの。剣術や槍の技術や威力を上げるものなど多岐にわたる。そのなかで俺は『武芸百般』を選んだ。

このスキルはほかの武器を用いる何かの性能を上げるスキルに比べると少し性能が劣るが様々な武器に対して扱いやすくなり人並み以上に扱えるようになるものらしい。


戦いをしなくちゃいけないなら戦闘の感を強めたりしなくちゃいけない。ON◼️PIECEの見聞色とかをイメージして探していると丁度似たような物を見つけた。物事においての感が鋭くなる、『直感』というスキル。感が働き危ないと感じた時にその行動をさけると危険をさけることができるや、相手の攻撃を先読みして避けやすくなる。というものらしい。

スキル説明ではこう書かれているようだがパッシブ系のスキルらしく日常生活でも発動するらしく、あっこの道は転びそうだから遠回りして行こう。見たいな漠然とした感が働くようだ。

前世でろくに運が無かったからこんなスキルでも有ってくれたほうが良いこのスキルを3つ目に決める。


後はそうだな…


「女神様いませんか?」


大声で女神様に向けて呼びかけるとまた光が瞬いて女神様が現れる。


「どうしました?スキルが決まりましたか?」


「いえまだ3つしか決まっていないんですがその…」


「?どうしましたか?」


「えっと僕女神様には感謝しているんです。新しい人生を送らせて暮れるって。だからその感謝を忘れたくなくて女神様と何かお揃いの様なものが欲しいんです。」


そんな僕の言葉を聞いた女神様は驚いたように目を開くと困ったように笑う。


「そう…ですか。そこまで私に感謝してくれているとは思いませんでした。ではそんなあなたにこのスキルを授けましょう。」


眼の前にスキル一覧が開き先ほどまで無かったスキルが出現した。


『神性』


『本来、このスキルは半神や神獣の様な神の力を持つものしか顕現しないスキルですが、あなたには特別に与えましょう。』


「ありがとうございます!」


『ただし、このスキル渡すのです。あなたは異世界に転生しても私を信仰することが条件ですからね。』


「もちろんです!」


女神様からもらったこのスキルにウキウキとして説明欄を見る。神性は神が常時纏っている力の源であり人である俺にはランクではBまでのものしか手に入れられない。能力としては神性を体に纏うことで力を上昇させたり武器に纏うことで威力を上げたりすることができる強化系のスキルに分類される物のようだ。


あっ、説明を忘れていたけどスキルにはランクがあることは説明したけど、ランクはS>A>B>C>D>Eとありランクが高いほど持って生まれにくいようだ。

一般人は大体Cランク以下を多く持っていてたまにBランク。貴族や王族とかになるとBランク以上を持って生まれる確率が高くなっていく。スキルはどうやら血筋でもどれがでやすくなるか決まるらしく高ランクのスキルを持った者の血を一族に取り込むことで手に入れやすくしているらしい。その為貴族は強力なスキルを持って生まれやすい。

自分で好きに選べるなんて幸運だ。


「……良し決まった!」


何時間も迷ったがその甲斐あって納得のいく良いものになった。


Sランク:天賦の肉体


Aランク:武芸百般


Bランク:神性


Cランク:直感


最後にDランク:頑丈

なかなか良いスキルを選べたSランクの天賦の肉体で頑丈な体を得て武芸百般のスキルで武器を使いやすくして神性で威力を上げる。直感で敵の攻撃を避けやすしてもしも攻撃を受けても天賦

の肉体や神性、更にDランクに取った頑丈が敵の攻撃を耐えてその間に敵を倒す。


「…完璧だ。」


うんうんと頷いていると後で光が瞬いた。


『どうやら決まったようですね。』


「はい、いろいろとありがとうございました。」


『ふふ、私に感謝しているなら魔王を倒してくださいね。』


「はい!頑張ります!」


『良い返事です。それでは転生させます。』


女神様が片手を上げると僕の足元に魔法陣が出現する。魔法陣から光が漏れ出して徐々に身体が光になって崩れていく。


『大丈夫です。それは転生の儀と呼ばれる物。後少ししたらあなたはアルヴンヘイムに転生します。』


「わかりました。本来にありがとうございます。」


次は幸運な人生を送れるよう見ています。


その言葉を聞くと完全に体が光になり目の前が真っ暗になった。さあ異世界を楽しもうか



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