夕焼けの街に思うこと
コロンマークの
点滅を追う静かに明滅を繰り返すものか
美しい虚像の街に
貼りついていたベールは
取り払われた
彼らは 壊れた時計
壊れた時計が
いくら 時を刻もうと
間違った 時刻を
指し示すだけだ
彼らは
誤ったまま 時を刻む
壊れた時計の 彼らは
クラスにいる 人々さえも
誤りの方角へ いざなう
壊れた時計を 放置するから
皆 時刻の狂いに気がつかない
三者が一体となり
異常な リズムを刻む
唯一の 正常な時計を
お前は 狂っている!
と笑う
ガリレオ.ガリレイは
日々 正確な時を
刻み続けた
彼が刻む時は
不遇のなかでも 正確さを維持していた
彼は 古い時計の狂いを
見抜いていた
明らかに狂いのある
彼らには 暗い朝と、眩しく目を細める夜があるだけだ
彼は 真実を貫いた
彼に 唾を吐き捨て
笑い続けた 人々は
彼を 殺そうとした
彼らは今 愚かな
ガリレオの迫害者として
現在に至るまで嘲笑の的になっている
私たちは 飾らない夕景を見る
壮大な赤い太陽に圧倒される
乏しい人権意識のキャスターたちは
いずれ 悔いて死ぬだろう
盲目であった自分を恥じて死ぬだろう
赤い珠のように大きな太陽に独り感謝する青年が頭を下げている
朝焼けの赤い太陽に頭を下げている
この朝焼けの赤色の優しい日差しを背中に浴びて
勇気を振り絞って歩きだす青年がいる




