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いじめに苦しむ10代の君に捧ぐ
私は先頭をゆく
誰よりも前で
誰も知らない土地へ
私の独りきりであゆむ道は長く遠い
しばらくは独りだろう
覚悟はある
今更
何を恐れよう
今更
何を不安になろう
私が独りあゆむ道に
1人の小さな小さな子どもが現れた
彼女は体躯は小さいが
強くて不屈で逞しい
にこやかに挨拶を交わし通り過ぎたが
彼女はついてくる
愛くるしい笑顔を見せながら
私は戸惑い
聞いてみる
君は私を軽蔑することになるよ
私は君を尊敬し続ける
君はどうして私の前にいるんだい?
仄暗い
この地点には
何もない
誰もいない
光さえささない
人工的な建造物もなにもない
ただ薄暗く
酷く寒い地点
はにかんだ彼女は何か言ったようだが
よく聞こえない
変わらず笑顔を見せて
私の周りをふわりふわりとしている
君がかまわなければ
と私は歩く
時折彼女を気遣いながら
歩く
ふわりふわりと
わたしは歩く
詩を書こうと思い、書き出しました。
書いているうちに詩らしくなくなってきました。
続きが頭の中に幾つかあるので、書き進めてみたいと思います。