ソール 4
先ず安直に
退屈を取り除く方法として思いつく手段が
「アウローラと遊びたい…」
だって六歳の子供だもん。仕方ないよなぁ〜
別に姉様の淑女教育を邪魔するつもりはなかったんだよ。
結果そうなってしまっただけ……
希少な植物が発見されたと情報があり…
「凄いね♪ 絶滅したと思われてた植物なんでしょ?これから繁殖させるの?確か綺麗な花が咲くんだよね?僕も加わって良い?良いよね♪」
その植物の繁殖を手掛けるチームに無理やり加わり
効果的な方法を編み出して繁殖に成功。
それを、植物が好きな姉様に、一番に見せたくて。
プレゼントしに姉上の宮に行った
ただ…僕が提案した繁殖方法のせいで、その植物の香りに毒性が生まれてしまって…
(遅効性だったから気付かなかったんだよ〜)
気づいた時には、僕やチームのメンバー
プレゼントした姉様含めて侍女や護衛が数名……毒に侵された後で…
みんなを一週間程、吐き気と目眩に苦しませてしまった……
でも、同じ失敗は繰り返さない!
父様が言ってたんだ。
「最善を尽くしての失敗は仕方ない…大事なのは同じ失敗を繰り返さない事だ。」って。
だから次は、ちゃんと毒素を抜いた品種を作って持って行ったんだけど…
「それは遠慮しておくわ……大丈夫だろうけど……休んだ分の勉強が詰まってるから…また体調を崩すのは避けたいの…今日は….持って帰って。気持ちは嬉しかったわ。ありがとう。」
受け取ってもらえなかった……
後日、姉様から
受け取らなかったお詫びに、姉様が品種改良した鉢植えが送られた。
白い鈴蘭
風が吹くと鈴が鳴る様な音が鳴る様に改良されていた。
今、僕の宮の庭の一画は、その鈴蘭で覆われている…




