表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/53

第3話 業務連絡 ①

『トーさん、お久〜?』


トークルームにログインすると、すかさず投稿が入った。


「ユーちゃん、早すぎて怖いんですけど?」


『昨日、制限が解除されてから、ずぅっとログインしっぱなしで見張ってましたから!』


「と、いうことは、終わったんですね!」


『トーさんも、無事で良かったですね!』


「無事かどうかは保留で。お互い、半年は長かったからね〜?」


『そうですね〜、久しぶりにトーさんの作品を読みたいですね。』


「いいですよ〜、今、アップしますね〜。」


予約投稿してたのを、即時に変えてサポーター限定に設定してポチッと。


『今、ポチりました。パスワードは、いつも通りです。』


『うわ〜?これ、プロジェクトの最中に書いたんですか?』


「そうだよ〜、寝る前にタブレットに打ちこんでたんだ〜。」


『三十万字以上あるじゃないですか!』


「もっとあるよ〜、まだ、スマホに移してないから後でアップしとくね〜。」


『私も、トーさんから半年前にいただいたプロットを元に挿絵を上げときましたから、見ておいて下さい。』


サイトを移動して、ログイン!


「ユーちゃん?これ……………………」


『へっへー、スゴイでしょう?』


「最高ですっ!」


僕の『お話』は絵にし辛いと、今迄多数の絵師に断られまくってたから、ユーちゃんに出会ってからは最高に幸せです。


『ところで、トーさん、いつもよりテンション低いですけどどうしましたか?』


「……………………わかるんだ?」


『付き合い、長いですからねぇ。』


「プロジェクトに集中している内に、彼女に捨てられたんだ〜。」


『……………………偶然ですね〜、私もお仕事に集中してたら彼氏に捨てられました。』


「誰か、慰めてくれないかな〜?」


『ヨシヨシ、こんなもんで、どう?』


「エーンエーン?」


『お互い、元気出そう!』


「そうだね〜、じゃ、また、明日にでも編集さん交えて打ち合わせしましょう!おやすみなさ〜い!」


『おやすみ〜っ!』

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ