59.一方でその4・・ふふふっ・・
私は楽しい永遠とのデートを終えて今は永遠と寝ている。目の前にはぐっすりと眠っている永遠の顔がある。よほど疲れたのかいつもだったらもう少し話してから寝るのにすぐに眠ってしまった。
しかし、私は今日のデートの興奮が冷めなくて今もこうして寝ることができず永遠の寝顔を眺めているのだ。
今日のデート初めいきなり怖い思いをしたけれども永遠に守ってもらえてすごく安心した。だけど同時に安心以上に胸が締め付けられて苦しく辛くもあった。また永遠が私のせいで傷つくって。
まあ、結果的に何事もなかったからよかったし、何よりも竜治さんから貴重な話を聞くことができた。すごく悲しくて、苦しくて胸が締め付けられそうな程だった。私が話を聞いている間永遠もどっかいっちゃうんじゃないか怖くなって永遠の手を握っていると永遠はぎゅっと力強く握り返してくれた。私はますます永遠との時間を大切にしようとそう思った。
それからは、永遠にかわいいって褒めてもらったなぁ。頑張ってお洒落した甲斐があったもんだよ。愛華にはまたお礼を言っとかないとね。でもいきなりかわいいを連呼されたときは恥ずかしすぎて死にそうだったけれどもそれ以上に嬉しいことはなかったな。
手を繋ぐ際に愛華の腕に思いっきりしがみついちゃえというアドバイスの下実践してみたら、恥ずかしすぎて自爆してしまった。どうやらまだ私には早すぎたみたいだ。(既にやったことはあったが、公衆の面前だとレベルが違いすぎた)
だけど永遠が恋人繋ぎをやろうとしていたのをやり直した際に実践することができた。繋ぎ方を変えるだけでこんなにも近くなってドキドキするんだなぁと実感でき、またやりたいなぁ。
一緒にコップも選んだし、おいしいパスタとピザも食べられた。初あーん、ちなみにこれは愛華からのアドバイスだ。愛華に言われるまで今までやったことないということにすら気づかなかったというのはここだけの話。
やっぱり恥ずかしかったけどおいしそうに食べてる永遠が見れて楽しかったな。学校の昼休みや家でもまたやろうかな。
その後には水族館に行ってたくさん永遠をからかったな。ビビってる永遠もかわいかったなぁ。まあちょっとやりすぎてやり返されたときはほんとに怖くて泣き出してしまった。まだまだ私も子供だな。あの後たくさん抱き締めてくれたからすぐにどうでもよくなったけど。
その後に見たイルカショーは、想像以上に迫力があったけれども永遠の目線がずっと私に向けられていて嬉しかったんだけど、なんか恥ずかしかった。私は恥ずかしさを誤魔化すためにショーに夢中になることにした。ただ見つめられ続けるのも癪なので時々見つめ返してあげたら、照れたように慌てて顔を逸らす永遠が面白かった。
帰ってきたら、まさかのサプライズでケーキとプレゼントがもらえるなんて思ってもみなかったな。思わずうれし泣きしてしまったよ。にしても本当に夢みたいだな。
夢で思い出したが、なんであそこまでリアルな夢だったのだろうか。永遠がペンダントを選ぶ夢だったのだが、なんだろう永遠を見ていたというか永遠そのものになったような気分だった。
こんな夢や変な感覚になるだなんて私はやばい人間なのかもしれない。永遠が好きすぎて。
てか今日のデート恥ずかしいことしかしてなくない!?ううっ、そんなこと思い返したら胸がキュッとしてきちゃった。自分の心臓がドキドキするのがわかる、トクントクンと音を立ているのがわかる。
顔を上げると永遠の寝顔が目の前にある。そして、その唇に引き寄せられる。
今なら、いいよね。ちょっと抑えきれないかも。
私は静かに近づいてちょっことだけ唇を重ねた。恥ずかしすぎてすぐにぱっと離してしまったことに後悔してしまう。
初めてのキスの感想はもう幸せとしか言えなかった。今度は起きているときにやりたいな。
私は永遠を抱き締めながら、
「おやすみ、永遠大好きだよ」
私は意識を手放す。
そして今日も夢を見た。学校帰りの小さな男の子と女の子がオレンジ色の空、赤い夕焼けが差し込む公園で遊ぶ・・・そんな楽しい夢を。
今回も読んでいただきありがとうございます。
今後もよろしくお願いします!
ついに毎日投稿が昨日で途切れてしまいました。とりあえずは完結させることを第一に目指します。
長かったデート編も今日でおしまいです!
まさかデート編だけに15話も使うとは思いもしなかったです。
永遠達の夏休みはもう少し続きます!




