第九十三話 高配当株式を買ってみた
お読みくださり、ありがとうございます。
株式を持ってると、配当金がもらえる。
配当金がたくさんあれば、働かずに暮らしていける。
地元の本屋さんで、FIRE(経済的自立・早期リタイヤ)の本が平積みされている。
売れるのかな?
「FIRE」は平たく言えば、楽隠居ってことだけど。
30〜40代でそれをやるとしたら、億単位のお金が必要だろう。
「FIRE」で人気なのが、高配当株。
高配当株に投資して。
配当金で生活する。
メインで運用している海外ETFのVOOだと。
分配金の運用利回りは、1.35%
そのうちの3割くらいは、アメリカと日本の税金を払うとなくなる。
VOOを一億円分持ってたとしても。
分配金は、100万くらい。
海外ETFの高配当株式SPYDだと。
分配金の運用利回りは、4.99%
SPYDを一億円分持ってたら。
分配金は、350万くらいかな。
「FIRE」はできんが。
高配当株式を買うのは、アリかもしれん。
NISAの非課税枠が、まだ残ってる。
残り枠は、64,800円。
ジョンソン&ジョンソンとか。
スリーエムにも投資してみたいけど。
堅実に。
VOOとSPYDに割り当てよう。
VOOは、400ドルくらい。
SPYDは、40ドルくらい。
VOOは、390ドル以下になったら買おうかな。
SPYDは、38ドル以下になったら買おう。
VOOは、買いそびれた……
390ドルより、下がったとき。
もっと下がんないかなー。
と、欲を出した。
その結果。
見事に買い損ねた。
株を買うときは、ベストよりベターを目指さなきゃダメだな。
欲ばりすぎては、いけねえ。
SPYDは、買えた。
38ドルで、指値設定してたので。
38ドル、37.5ドル、37ドル……と低めに指値を設定して。
放っておいた。
朝起きてみたら、SPYDを一口購入していた。
指値はラクでいいな。
SPYDは、経費率0.07%
VOOより、高いけど。
5千円以下で買える手頃さがいい。
NASAで買えば、購入手数料もかからない。
中身は、米国の優良企業の詰め合わせだしな。
個別株を持つより、リスクが低い。
人気なのも、わかる。
少しずつ買ってみようかな。




